今や日焼け止めが必要なのは女性だけではありません。
多少肌が小麦色の方が健康的に見えるかもしれませんが、必要以上に日焼けをすることは年齢を重ねてからシミやシワが増えるだけでなく、白内障などの病気の原因になることもあります。
塗り方がヘタだと、せっかくの日焼け止め効果が半減してしまいます。
紫外線をしっかりカットするために、今回は日焼け止めの正しい塗り方を紹介します。
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日焼け止めを塗る前の準備
日焼け止めが落ちにくくなるように、塗る前の保湿は男性でも必要です。
男性用のローションでしっかり肌の保湿をしてください。
また、乾燥している肌に日焼け止めを塗ると、肌が余計に乾燥してしまうことがあるため、事前の保湿はとても大切です。
保湿をした後はすぐに日焼け止めを塗らず、ローションなどが肌になじむまで、5~10分ほど置いてから塗りましょう。
日焼け止めは塗る量が大事
日焼け止めには適量というものがあります。
ケチって塗ってはせっかくの紫外線カット効果を発揮できません。
日焼け止めの適量は1平方センチメートル当たり2mgです。
といっても、具体的な量が分かりにくいですね。
たとえば顔に塗る場合、顔の大きさがおおまかにいって400平方センチメートルくらいだとすると、およそ800mgくらいぐらいになります。
この量は手に出して見るとだいたい、500円玉大くらいになります。
結構多いのですが、このくらい使わなければ日焼け止めとしての効果は得られない、と思ってください。
というのも、各メーカーの出している日焼け止めのSPFなどの効果は、適量を塗って初めて発揮されるからです。
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上手な日焼け止めの塗り方とは
適量の日焼け止めを一度に塗ろうとするとやっぱり量が多くてベタベタになってしまうので、2回に分けて塗るのがうまく塗るコツです。
まずは適量の半量くらいを手に出して、顔や身体に塗ります。
それからもう一度同じ量を手に出して重ね塗りをしましょう。
日焼け止めは塗りムラができないように、しっかり伸ばすことが大切です。
塗りムラがあるとその部分だけ日焼けしてしまうこともあるので気をつけましょう。
日焼け止めは少量を手に取り、少しずつ伸ばしていきます。
すり込むように強く塗る必要はなく、どちらかというと「置く」ようにして、優しく伸ばしてください。
出掛ける直前に塗らないこと
また、日焼け止めは肌になじむまでに多少時間がかかります。
塗ってすぐに炎天下に出ていくのではなく、外出する20~30分前くらいに塗るのが理想です。
塗り漏れのないように!
顔や腕などは見えやすいところなのでしっかり塗れると思いますが、紫外線はあちこちから降り注いできますから、うっかり日焼けをしないように、塗り漏れに気をつけましょう。
特に男性は髪が短いので、首の後ろはとても日焼けしやすく注意が必要です。
他にも、
・手の甲
・足の甲(サンダルなどを履いている場合)
・耳
などが焼けやすいところです。
VネックのTシャツなどを着ているとその形に日焼けしてしまうことがあるので、ここもしっかり塗りましょう。
頭皮に塗る場合
男性は頭皮の紫外線対策もしましょう。
と言うのも、頭皮が日焼けすると、乾燥して肌が硬くなります。
硬い頭皮は栄養が行き渡りにくく、抜け毛や薄毛の原因になりますから注意が必要です。
頭皮に塗る場合は、クリームタイプやローションタイプでもいいですが、頭皮専用のスプレータイプもあります。
短時間の外出でも塗ること
3分紫外線を浴びてていたら日焼けする、といわれています。
すぐに赤くなったりはしませんが、紫外線のダメージは確実に蓄積されていきます。
ちょっとコンビニ行くだけ、と油断しないで、外出する時には必ず日焼け止めを塗ってください。
必ず塗り直すこと
日焼け止めは朝塗って終わり、ではありません。
汗で落ちたり、衣服と擦れたり、様々な理由で落ちてしまいます。
普段会社に仕事に行くなら、午後に1回塗り直せば良いでしょうが、海や山へのレジャーならもっと頻繁に塗り直す必要がありますね。
2~3時間に1度は塗り直すようにしましょう。
1日の終わりにしっかり落とす
これを忘れてはいけません。
日焼け止めが肌に残っていると、それが肌に刺激となり肌荒れしてしまうこともあります。
専用のクレンジングが必要な場合はそれを使って、石けんなどで落とせる場合はしっかりと泡立てて落とすようにしてください。
肌が荒れると紫外線のダメージも受けやすくなりますから、1日の終わりにしっかり落とすことがとても大切です。
私が実際に使っているおススメの日焼け止め
私はいろいろな日焼け止めを試してみた結果、このダスキンのUVケアミルクに落ち着きました。
やっぱり男性が日焼け止めに求めるものって、1回塗ったら長持ちして、塗ったあとがサラサラしていて気持ち悪くなく、顔だけでなく全身に使える手軽さではないですか?
この商品は、1回塗りで8時間、効果が持ちます。
ダスキンと言うと、モップやマットのイメージですが、この日焼け止めは秀逸です。
乳液タイプで、液の伸びが良いので、本当におススメです!
まとめ
男性であっても、年齢を重ねてシミやシワが増えるのは嬉しくありません。
紫外線から肌を守る必要があるのは真夏だけではありません。
春も秋も、日焼けをするには十分な紫外線量が降り注いでいますから、真冬の雨の日以外は日焼け止めが必要だと思ってください。
紫外線のダメージは時間をかけて蓄積されていくので、今はその影響が分かりにくいですが、5年後、10年後に影響が出てきます。
その時になって後悔しないように、しっかり日焼け止めを塗っていきましょう!
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