男性なら少しぐらいは日焼けしていた方がカッコよく見えるものです。
色白の男性なら、一度は日焼けした体に憧れるのではないでしょうか。
ただ、日焼けはカッコいい半面、正しくケアしていかないと、肌の老化が進むというデメリットもあります。
特に男性の場合、日焼けによるダメージは女性より大きいのです。
正しい知識を持って、日焼けのケアをしていかないと、年齢以上に肌が老化し、後悔することになります。
いつまでも若々しくあるために、今回は男性向けに、日焼けケアの必要性について紹介していきます。
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男性こそ日焼けのケアが必要!
日焼けした肌は、男性として力強く、健康的でカッコよく見えます!
私も意識して日焼けしていました時期があります。
単にカッコいいからという理由だけで、何時間も海で焼いていました。
でも、この日焼け、紫外線効果により肌が「老化する」というデメリットを知りませんでした。
男性の場合、日焼けによる肌の老化など、あまり気にしない場合が多いと思いますが、まずは下の写真の事例を見て欲しいと思います。
日焼けで肌が老化する事例
例えば、紫外線により肌が老化する事例として、この写真の男性の例があります。
彼は28年間、トラックの運転手をしてきた69歳の男性です。
左ハンドルのトラックを長年、同じルートで運転していたため、顔の左側だけが日光にさらされ、右側は日光にさらされなかった結果、このような症状になりました。
日焼けによる肌の老化も、ここまでハッキリと差が出ると驚きです!
これは、ノースウェスタン大学の皮膚病学者である、ジェニファー・R・S・ゴードン氏とホアキン・C・ブリーバ氏によって研究され、2012年に医学誌「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」で発表された事例です。
この写真の事例にあるように、日焼けによる紫外線のダメージは肌を確実に老化させます。
ここまでハッキリ差が出るなら、紫外線対策をしてみようという気になったのではないでしょうか?
いつまでも若々しく、ハリのある肌を保つために、男性であっても日焼けのケアをしていきましょう!
日焼けのデメリット
日焼けのデメリットとして、肌の老化を挙げましたが、それ以外にも日焼けによるデメリットとして下記のものがあるので、まとめておきます。
1.シミの増加
2.シワが増える
3.そばかすが増える
4.たるみ(肌の張りが失われる)
5.肌が厚くなり、荒れる
6.白内障や皮膚がんの可能性もある
特に、男性が日焼けに注意しないといけない理由
この日焼けは、特に男性は注意しないといけません。
ほとんどの男性は毎日、夜か朝に髭剃りをしていますが、髭剃りにより、肌のバリア機能である「角質層」を傷つけてしまっているからです。
この角質層は、肌の1番外側にある薄い膜であり、水分を保持して潤うことにより、外部からの刺激や肌の水分の蒸発を防いでくれています。
男性は、ゴシゴシと力強く洗顔したり、カミソリやシェーバーによる髭剃りで、この角質層が傷つき、バリア機能が低下しています。
そのため、女性よりも紫外線のダメージを受けやすくなっており、特に注意が必要です。
そこで、男性でも使える日焼け止めグッズを紹介します。
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男性向けの日焼け止め対策グッズ 7選
男性が日焼け止めをするのは、ちょっと恥ずかしいですよね。
真夏の海水浴などでは、みんなしているから気軽にできるのですが、日常生活の中で日焼け対策はちょっと勇気がいります。
そこで、男性でも恥ずかしくない日焼け止めグッズを紹介します!
UVカット帽子
帽子ほど簡単にできる日焼け対策はありません。
男性用のUVカット帽子も販売されていますので、いろいろ試してみることをオススメします。
ただ、帽子をネットで購入する場合、いくつかの注意が必要です。
帽子のサイズが合わなかったり、色が微妙に違ったり(画像の色はモニターで変わるため)、生地の材質が思っていた物と違ったりしますので、店舗で試着して購入することをオススメします。
また、ポイントとして、「自宅で洗えること」はチェックしておいた方が良いと思います。
私もアウトドアではよく帽子をかぶりますが、帽子が有るか無いかで日焼け具合がだいぶ変わると実感しています。
私の実感としては、ツバが広く、通気性の良い帽子がおススメです。
実際に帽子をかぶっていると、帽子で陰になるところは、ほとんど日焼けしないのですが、首元など、帽子でカバーできない部分は日焼けしています。
また、私は通気性の良いメッシュ素材が使われている帽子を使っています。
そのため、今まで帽子の中が蒸れて気持ち悪くなったことはあまりありません。
日焼け対策として、帽子はかなり有効なグッズですから、積極的に取り入れていきましょう。
UVカット加工された衣服
衣服でもUVカット加工されたものを選ぶことで、日焼けを予防することができます。
UVカット加工は大きく分けて2種類あります。
繊維に紫外線吸着剤を練り込んだタイプと、生地の表面にUVカット加工を施したタイプです。
生地の表面にUVカット加工を施したタイプは、洗濯によってその機能が低下していきますので、長く使いたい場合、繊維に紫外線吸着剤を練り込んだタイプを購入することをおススメします。
サングラス
目から入る紫外線をカットすることで、白内障の予防になります。
サングラスは、紫外線カットの効果の無いものもありますので、購入の際は注意が必要です。
紫外線カット効果のないサングラスは、瞳孔が開いてしまうため、逆に紫外線のダメージが大きくなってしまいます。
また、レンズのフレームが無いものを選ぶことで、フレームが視界に入らず、視野を大きく取ることができます。
特に、ゴルフのようなスポーツをする時は、視界が大切になってくるため、フレームのないものを選びましょう!
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ウィンドウフィルム
男性なら車に乗る機会も多いのではないでしょうか。
営業回りやドライブなど、運転中の紫外線をカットするためにも、ウィンドウフィルムをおススメします。
会社の車などに貼ることはできない方は、貼ったり剥がしたり、くり返し使えるタイプのフィルムもあります。
このフィルムは、透明タイプもありますので、黒いフィルムが嫌な方は透明タイプを選びましょう!
私も自分の車にフィルムを貼ったことがありますが、フィルムの中に気泡が入ってしまった経験があります。
ウィンドウフィルムを窓全面に貼る場合、素人では難しいと思います。
私のように失敗すると、気泡ができたり、シワが入ったりしますので、プロに依頼した方が無難です。
ウィンドウフィルムを貼った結果、日焼け効果だけでなく、日光による車内の温度上昇も抑えられたので、おススメしたいアイテムの1つです。
フェイスカバー
アウトドアや屋外でのスポーツ時など、首元からカバーできるフェイスカバーがおススメです。
汗をかいても吸水してくれますし、ソフトな肌触りで思ったほど不快感はありません。
ただ、日常生活で使うにはハードルが高いアイテムです。
街中で使うと、変な目で見られるかもしれないため、使うシチュエーションは限られてきます。
使っていても変に思われないシチュエーションなら、積極的に使っていきたいアイテムです。
帽子と組み合わせると、これ以上ない日焼け対策効果を発揮します!
購入の際は、自宅で洗濯できるかどうかもチェックしましょう。
サプリメント
飲む日焼け止めサプリメントは、2016年に日本でも解禁され、徐々に知名度が上がってきています。
明石屋さんまさんの情報番組「ほんまでっかTV」でも取り上げられていました。
サプリメントは口に入るものなので、できるだけ安心、安全なものを選びましょう。
値段だけで選ばすに、国産の物であったり、リピーターの多い商品を選んでいきましょう。
敏感肌の方や、アトピーなどで日焼けクリームが使えな方も、このサプリメントでUV対策ができますね!
日焼け止め
日焼け止めは大きく分けて3種類のタイプがあります。
塗るタイプ、吹きかけるタイプ、ブラシなどで付けるタイプの3タイプです。
それぞれに特徴があるため、用途に応じて使い分けていきましょう。
ミルク(乳液)・・・オススメです!
私が日焼け止めで男性に1番おススメするのが、このミルクタイプです。
男性にとって、日焼け止めは使いやすさと、使い心地が1番のポイントだと思います。
塗るのが簡単!顔だけでなく全身に使える!長持ち効果!と、男性が求めるポイントを満たしています。
実際に私も色々使ってみた結果、このタイプに落ちつきました。
そして、いくつかのミルクタイプの物を使った結果、下記のダスキンのUVケアミルクが1番、使いやすかったです。
サラサラしていて、伸びも良く、1回塗りで8時間ぐらい効果が持続するのも良かった点です。
ダスキン商品に関しては、長年、在庫保管されていた商品がネット上で安く流通しているらしいので、正規加盟店から直接購入した方が安全です。
クリーム
保湿力が高く、汗をかいても落ちにくい特徴があります。
油分が多いため、肌荒れやニキビといった肌トラブルの原因になりやすいデメリットがあります。
男性はもともと油分が多いため、このタイプは向かないように思います。
伸びが悪いので、塗りにくく、広い面積をカバーできません。
また、落ちにくいメリットがある半面、落としにくいというデメリットもあります。
ローション
液状なため、塗りやすく、敏感肌の人にもオススメです。
ただ、汗ですぐに流れ落ちてしまうため、アウトドアやスポーツには不向きです。
また、紫外線カット効果も弱い物が多く、男性向きではありません。
ジェル
ミルク(乳液)タイプの次におススメなのが、このジェルタイプです。
塗った後のサラサラ感、塗りやすさ、全身に使える使いやすさが男性向きです。
ただ、刺激の強い物が多いため、敏感肌の人は要注意です。
スプレータイプ
スプレータイプは、広範囲に素早く塗れるため、塗るのに時間がかからないのが特徴です。
ただ、塗りムラができたり、スプレーを噴射している時に、スプレーの薬剤を体に吸い込んでしまうので、そういうものが気になる方には向きません。
スプレータイプは、周囲に気を使うので、使う場所も限定されます。
パウダータイプ
塗るタイプではなく、スポンジやブラシで付けるタイプの日焼け止めです。
これはあまり男性向けではありません。
女性がメイクの仕上げに使うものなので、女性向きの商品です。
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日焼けしすぎて肌が痛い時の応急処置法
日焼け対策をしていても、日焼けしてしまった場合の応急処置を紹介します。
外部からのケア
冷やす
まず、日焼けをしてしまったら、すぐに冷やすことが先決です。
日焼けした場合、できるだけ早く、日焼けから遅くとも3~4時間以内に冷やしましょう。
冷やす時間は、20~30分間もあれば充分です。
冷たい水で絞ったタオルで、痛みや火照りが軽減されるまで冷やします。
タオルが塗るくなってしまった場合、冷たい水で絞り直し、日焼けした箇所をどんどん冷やしましょう。
また、シャワーや水道水で冷やす方法もあります。
広範囲に冷やしたい場合、シャワーで冷やす方法がありますが、冷え過ぎてしまわないよう注意が必要です。
日焼けを冷やさずに放置すると、メラニンが増加し、色素沈着を起こしやすくなるため、シミになってあとに残る可能性がありますので、日焼けはきちんと冷やしましょう!
保湿する
日焼けの炎症が落ちついたら、次は保湿します。
保湿するために、前もって冷蔵庫で冷やしておいた化粧水を塗っていきます。
化粧水は、刺激の弱い、肌に優しいタイプを使いましょう。
こうすることで、肌の炎症の熱を取ると同時に、美容成分を補給することができます。
もし、化粧水がしみて、痛みがある場合、逆に肌にダメージを与えてしまうので、化粧水は使わないようにします。
化粧水を付けた後、肌の水分を乾燥させないためにも、乳液かクリームを塗っていきます。
化粧水だけでは、すぐに乾燥してしまうため、充分な保湿ができません。
内部からのケア
日焼けした後は、ビタミンC、ビタミンE、βカロチン、たんぱく質、亜鉛を意識して摂取しましょう。
これらは、肌の新陳代謝を活発にするため、肌の日焼け回復にも効果的です。
日焼けに効果的な「いちご」
なかでも「いちご」がおススメです。
いちごはレモンよりビタミンCの含有量が多く、日焼けケアに効果的な食材と言えます。
ちなみに、このいちご、日焼けに効果的な食べ方があります。
1.生で食べる
2.ヘタをとらずに水洗いする
3.食後に食べる
ビタミンCは熱で破壊されてしまうため、生で食べるようにしましょう。
次に、ヘタを取って水洗いすると、そこからビタミンCが流れ出てしまうため、ヘタを取らずに水洗いし、食べる直前にヘタを取るようにしましょう。
最後に、食前より食後に食べるようにしましょう。ビタミンCは、食前よりも食後の方が効率よく摂取されます。
日焼けに効果的な、その他の食材
また、その他に、下記の食材も日焼けに効果的な食材と言われています。
トマト、スイカ、赤ピーマン、アボガド、にんじん、かぼちゃ、アーモンド、さつまいも、ブロッコリー、アセロラジュースなど。
病院で受診した方がいい場合
日焼けも、自分で応急処置できないほど症状がひどい場合、すぐに病院に行きましょう。
受診するかどうかの判断が難しいところですが、ひとつの目安として、日焼けによる水ぶくれの有無で判断します。
水ぶくれが有る場合、日焼けではかなり悪化した症状のため、すぐに病院に行きましょう。
または、水ぶくれが無くても、火照りで夜も眠れないほどの症状の時なども、病院に行きましょう。
病院では、主にステロイドを使った治療が施されます。
鎮痛剤や、ステロイドを使った内服薬を処方してくれますので、自分で治すよりもかなり早く日焼けが治ります。
また、日焼けで通院する場合、日焼けから3日以内に受診するようにして下さい。
また、病院は皮膚科を受診して下さい。
まとめ
日焼けによる紫外線のダメージは蓄積し、肌を老化させてしまいます。
特に、髭剃りやゴシゴシ洗顔で角質層が弱っている男性は、日焼けのダメージが大きく、女性よりも肌が老化しやすい環境にあります。
いつまでも若々しい肌でいるために、日焼け後のケアをしっかり行い、日焼け予防グッズを取り入れていきましょう
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