浄水器、お湯対応タイプを使う際の「注意点」を現役プロが解説

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浄水器でお湯が使えるタイプのものは便利ですよね。

でも、このお湯対応の浄水器は、通常の浄水器と異なる点があります。

 

浄水器自体はお湯が使えるタイプであっても、実際に自宅に取り付けたら、

お湯が使えなかった!という事例もあります。

 

家庭用の浄水器は、購入の場合、失敗しても自己責任ですから、失敗しないように事前に正しい知識を身につけましょう!

 

今回は、そんなお湯対応の浄水器を使う際の注意点現役プロの私が紹介します。

 

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お湯って何度くらい?

まず、お湯対応の「お湯」って、何度くらいを指すのでしょうか?

 

じつは「お湯」に決まった温度はありません。

世間一般的には40度前後を指すことが多いようです。

 

そのため、浄水器で「お湯対応」という場合のお湯とは、水道水を加熱した、火傷しない程度の水温を指しています。

 

決して高温の熱湯のことを指している訳ではありません

 

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通常の浄水器では、お湯は使えません!

通常の浄水器で浄水できる温度

通常の浄水器では、35度未満の水温で使用することが条件となっていることが多いです。

 

浄水器でお湯を使いたい時は、「お湯に対応している浄水器」を使わないといけません。

 

通常の浄水器で、お湯を使ってはいけない理由

 

通常の浄水器でお湯を使ってはいけない理由は下記の2点です。

 

1.活性炭などに吸着した不純物が、お湯によって水中に溶けだし、一気に出てくるため。

 

2.浄水器本体やパッキンなどが痛むため。熱湯だと変形の恐れもある。

 

このような理由から、浄水器にお湯を使いたい時は、お湯対応のものを使うようにしましょう。

 

何度のお湯まで浄水できるのか確認する

お湯対応の浄水器でも、何度のお湯まで対応できるのか、浄水器によって温度の上限が違います。

40度までの浄水器もあれば、50度までのものもあります。

 

この温度上限は、高い方が除去能力が高いということはありません

 

お湯対応の浄水器を使う時の3つの注意点

 

お湯対応の浄水器を購入したり、レンタルしたりする前に、正しい知識を身につけましょう!

 

浄水器を通すと、給湯器からお湯が出ない!

お湯対応の浄水器の失敗で、1番よく聞く失敗パターンです。

浄水器を使わなければ、給湯器は正常に動くのに、浄水器を使うと給湯器が動かなくなる時があります。

 

これは給湯器の「最低作動流量」が原因です。

 

給湯器はすべて、一定以上の水量が出ないと作動しない仕組みになっています。

この最低限の水量を「最低作動流量」といいます。

 

浄水器を付けたことで、蛇口から出る水量が最低作動流量を下回ってしまい、給湯器が動かなくなり、お湯自体が出てこない!という失敗例があります。

 

こういう失敗を防ぐためにも、浄水器を購入する場合は、カートリッジをまとめ買いせず、必要最小限の数だけ購入するようにしましょう。

カートリッジをまとめて購入するのは、正常に動作するか確認してからでも遅くはありません。

 

浄水器の除去能力をよく確認する

 

上記「最低作動流量」の理由から、お湯対応の浄水器は通常の浄水器に比べて、蛇口から浄水がたくさん出るように設計されています。

 

つまり、通常の浄水器よりも、勢いよく水が出るということです。

 

これは同時に、ろ材が簡素化されていることを意味します。

ろ材で水をろ過すればするほど、流水量は減っていきます。

 

だから、お湯対応の浄水器は、不純物の除去率で価格差が出ます

「お湯が使える」というポイントだけでなく、「どんな不純物を」「何%除去するのか」も同時にチェックしましょう。

 

というのも、お湯対応の浄水器って、意外と除去能力が低かったりします

 

塩素しか除去できないとか、除去能力が80%だったりします。

この80%という水準は、消費者庁で設定された家庭用品品質表示法の最低水準です。

 

せっかくなら、トリハロメタンなど、いろいろな不純物を除去してくれるタイプのものも検討してみましょう!

 

衛生面的に使えるかどうかも要チェック!

 

お湯対応の浄水器を使う時には、衛生面も注意しましょう。

 

というのも、よく使う40度前後が、1番細菌が繁殖する温度だからです。

 

浄水器でよく「抗菌」とか「殺菌」という表現を見かけます。

 

浄水器を衛生的に使うためにも、「抗菌」「除菌」「殺菌」「滅菌」といった用語は、誤解のないよう注意して見ていきましょう。

 

これらの言葉は、世間一般で使われている意味と異なる場合が多いのです。

 

たとえば、「殺菌」という言葉の意味は下記のとおりです。

これは、文字通り「菌を殺す」ということを指しています。細菌を死滅させる、という意味ですが、この用語には、殺す対象や殺した程度を含んではいません。
 このため、その一部を殺しただけでも殺菌といえる、と解されており、厳密にはこの用語を使う場合は、有効性を保証したものではない、ともいえます。

出典:日本石鹸洗剤工業会

 

殺菌フィルターとか、抗菌フィルターといったものがろ材に入っているからといって、浄水器を通した水が全て殺菌されるわけではありません。

 

やはり、浄水器を衛生的に使うには、カートリッジを定期的に交換することが効果的です。

一般家庭に多い蛇口直結型なら、1ヶ月~3ヶ月での交換が理想です。

 

まとめ

 

お湯対応の浄水器は、正しく使えば本当に便利な商品です。

ただ、普及率がまだ多くないため、熱湯を通してしまったりと、間違った使い方をしている人も多くいます。

浄水器の使い方や除去能力を正しく把握し、衛生的に使っていきましょう!

 

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