目標はあるけど、なかなか達成できないという人は多いのではないでしょうか。
「目標を持ったら、頭の中だけに留めておくのではなく、それを紙に書き出すことが大切だ」とよく言われますね。
とある海外の研究によると、目標を紙に手書きで書き出す人の方が、40%以上目標を達成しやすくなるということです。
今回は、目標を紙に書くと、どのようなメリットがあるのかという効果についてご紹介したいと思います。
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目標を紙に書く5つの効果
これから目標を達成したいと思われている方に向けて、目標はなぜ紙に書き出すと効果的なのか?その理由を挙げていきます。
書き出すことで記憶に残る
人間はすぐに忘れる生き物ですが、紙に書くという作業を通して、より記憶に定着するようです。
目標をパソコンでタイピングをするより、手書きの方が記憶が定着するという研究結果もあるようです。
手書きをするという動作が、脳に刺激を与えて、何も書かないことより、その内容により深く注意を向けるようになるのだそうです。
アイデアが明確になる
書くことによって、人間の想像力も刺激されると言われています。
頭の中のアイデアを書くということは、アイデアが具体的になっていないといけませんね。
ぼんやりしたアイデアでは、書くことができません。
頭の中にある考えを具体化すること、そして、想像力を働かせて、目に見えるような形にすることで、書き出せるようになります。
ぼんやりしたアイデアは実行したくてもできませんが、具体的な形になれば実行しやすくなりますね。
計画・優先順位が定まったら実行しやすい
目標を紙に書き出すことで、それをどのように達成するのかという計画も必要になってきます。
いくら目標が素晴らしいものであっても、計画がなければ、絵に描いた餅となってしまいますね。
ですから、紙に書き出すことで、計画の必要性に気づき、何をすべきか、優先順位と共に行動計画が生まれるわけです。
ここまで具体的になれば、後は、実行あるのみ。
どんな素晴らしい目標も、一歩ずつの実行がなければ、絶対に達成しませんから、素早い行動につなげるためにも、紙に書くということは重要です。
自分自身を見つめなおすことができる
紙に書くという作業は、時間がかかりますし、面倒な作業だと思いますが、自分自身と真剣に向き合う時間となります。
多くの人は、このような時間を、忙しくて取らないか、取れないか、その重要性に気づいていないかだと思います。
ビジネスなどに成功している人で、自分自身と向き合う時間を大切にしている人は多いです。
実際に書き出すことで、自分の価値観を改めて考える機会になるでしょう。
今の自分を見つめなおし、自分を再度分析するという意味においても、紙に書く作業というのはメリットがあるでしょう。
道しるべとなる
紙に書き出したものを、頻繁に目にするように掲げることで、自分自身が目指す方向への道しるべとなります。
自分はどれだけ進歩したのか、今、どの時点にいるのかを、忘れずに確認することができます。
大きく道を外さないためにも、紙に書いて、くり返し記憶に定着させることは、大切であると思います。
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目標を書く効果・まとめ
目標は、頭の中に置いておくことよりも、紙に手書きで書き出す方が効果的であるという話をご紹介しました。
書き出すことによって、自分の目標を、より正確に見定めることができるのではないかと思います。
目標への意欲が少し下がっているなと感じた時は、ぜひ、紙とペンを用意して、自分自身と向き合う時間を設けてみてはどうでしょうか。