「ダニに刺された跡」と普通の虫刺されの違い【痒い?痒くない?】

掃除をしていても増えてしまうダニ。

湿度の高い日本では、ダニのいない家はおそらくいないでしょう。

 

夏は特に増える時期です。

身体に赤いポツポツが出てかゆみもあったら、それはダニに刺された跡かも知れません。

 

ダニに刺された時の症状はどうなるのか、刺されないようにするにはどうすればよいのか、対策もあわせてご紹介します。

 

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ダニに刺された跡はどうなる?

 

ダニに刺された時の症状は次のようなものです。

ダニに刺されたときの症状

◆ 赤くポツポツができる(5mm~1cm程度)

◆ かゆい

◆ 口(噛み跡)は一つ

◆ まとまって刺されることが多い

 

かゆみは刺されてから数時間位して出てきます。

数日で赤みやかゆみがピークになり、1週間くらいは続くでしょう。

蚊に刺された時のかゆみよりも猛烈にかゆいのがダニの特徴です。

ダニの場合、口(噛み跡)は1つであり、2つある場合は南京虫(トコジラミ)です。

 

ただ、人によっては痒くない場合もありますので、ダニに刺されると必ず痒くなるという訳ではありません。

また、刺された跡を搔き壊してしまうと跡が残ってしまうことがあるので注意が必要です。

 

刺されやすい場所

ダニは服に隠れている身体の柔らかい部分を刺してきます。

特に、次の場所がダニに指されやすい場所です。

 

ダニに指されやすい場所

◆ お腹(脇腹)

◆ 手足の内側

◆ 脇の下

 

布団やソファーなど、布製品にはダニが多く潜んでいます。

そのため、寝ている時は特に刺されやすくなります。

 

ダニに刺されやすい人

家の中にダニがいるからといって、みんなが同じように刺されるわけではありません。

実はダニに刺されやすい人がいるんです。

 

ダニに刺されやすい人の特徴

◆ 皮膚が柔らかい

◆ 汗かき

◆ 体温が高い

 

これらのダニが大好きな条件を兼ね備えていると、刺されやすいので気をつけてください。

筋肉質の人よりぽっちゃりした人の方が刺されやすいでしょう。

 

刺されやすい時期

今の家は気密性が高いので、1年中ダニの危険はあるのですが、ダニが最も活動しやすい時期が6~9月の湿度の高い時期です。

梅雨から夏にかけての季節は要注意です。

 

アレルギーを起こすことも

ダニに刺された時に身体に入る分泌物がアレルゲンとなり、アレルギー症状として現れることがあります。

 

遅延性のアレルギーなので症状が起きるのが遅く、原因がダニだと気づきにくいのが困りもの。

一番起きやすいのがアレルギー性皮膚炎ですが、鼻炎喘息などを起こす可能性もあるので注意が必要です。

 

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すべてのダニが刺すわけではない

 

すべてのダニが人を刺すわけではありません。

 

チリダニ・コナダニ

一般的にダニというとチリダニコナダニを刺します。

これらのダニは、アレルギーの原因となることはあっても、人を刺すことはないダニです。

 

イエダニ・ツメダニ

人を刺すのはイエダニツメダニです。

 

イエダニはネズミに寄生しているダニなのですが、ネズミが死んで餌がなくなってしまうと人の血を吸いにくることがあります。

 

ツメダニはチリダニやコナダニよりも大きく、他のダニを食べながら人も刺すのです。

ツメダニの噛み跡ははっきりしているのが特徴です。

 

他の虫刺されとの見分け方

 

蚊やノミなど、かゆみが出る虫刺されは他にもあります。

 

蚊は刺されることも多く分かりやすいと思いますが、刺された直後からかゆみが出てきます。

刺されたところはぷくっと腫れたようになり、ものすごくかゆいですね。

 

飛んでいるので、顔も身体も露出しているところは刺される可能性があります。

 

ノミ

ノミは飛びながら人を刺していくので、刺される場所はほとんどです。

 

上ってきて刺すというよりは飛んでくっついたところで刺すので、立っている場合は膝から下の部分が刺されることが多いのです。

 

蚊よりもかゆみが強く、腫れて水ぶくれになりますが、かゆみが出てくるのは刺されてから数時間後なので、どこで刺されたのかが気づきにくいです。

 

ダニに刺されないための対策

 

ダニにされないようにするためには、ダニを徹底的に駆除することと、ダニを増やさないようにすることが大切です。

 

今晩、ダニに刺されないために

掃除をすることが大事なのは分かっていても、刺されたことに気づくのに数時間かかりますし、平日に仕事から帰ってきて徹底的に掃除をするのも難しいもの。

そこで、応急処置としてダニに刺されないための方法があります。

 

ダニに刺されないための方法

◆ 虫除けスプレーをする

◆ ダニ予防スプレーを布団など布製品にかける

◆ 敷布団の上にレジャーシートを敷く

 

虫除けスプレーはダニにも効くので、応急処置としては有効でしょう。

 

また、ダニは夜行性

布の間を通って刺しにやってきます。

ところが布は通れてもビニールは通れません

 

とりあえず週末に布団を干して掃除するまでの対策として、レジャーシートを敷くという方法もオススメです。

 

ダニ駆除の方法

ダニに刺された!と思ったら、まずは今いるダニを徹底的に駆除します。

駆除の方法として、次のような方法があります。

 

ダニ駆除の方法

◆ 部屋に掃除機をかける

◆ 布団乾燥機で布団を乾燥させる

◆ こまめに布団を干す

◆ 布団をクリーニングに出す

◆ ダニ取りマットを使う

 

布団を干しただけではダニは退治できません。

取り込んでから掃除機をかけることが重要

表面に浮いて来たダニの死骸やフンを徹底的に取り除きます。

 

ベッドのシーツはこまめに洗い、マットレスは時々立てかけて干したり、向きを変えましょう。

 

また、マットレスに直接シーツを強いて寝るのはNG

汗を吸い込んだマットレスがダニの温床になります。

必ずベッドパッドを敷いて、それをこまめに洗うようにしましょう。

 

まとめ

 

人が暮らしている以上、ダニをゼロにするのは難しいですが、限りなく少なくすることは可能です。

湿度を抑えてダニが好む環境を作らないように気をつけたいですね。

 

ダニは刺されると面倒!蚊と違ってかゆみが続きます。

ダニに刺されて辛い思いをしないように、普段の掃除はこまめにしましょう。

 

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