終活が40代から必要な理由【終活でやるべき7つの準備】

 

終活なんて、もっと年取ってからでも遅くはないんじゃないの?と思っている人も多いかもしれません。

 

しかし、人間いつ死ぬかは分かりません。

ある日突然、病気が発覚するかもしれないし、事故に遭うかもしれません。

 

それから「終わり」を考えても、心の余裕が持てないでしょう。

いざという時のために、若いうちから終活を始めることをおすすめします。

 

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なぜ40代で終活が必要なのか

 

歳を取ってから終活を始めると、「あれをやっておけば良かった、これもやっておきたかった」など、後悔がどんどん溢れてきます

 

穏やかに、理想の最後を迎えるためには、今から今後の人生をしっかり考えておく必要があります。

 

家族に迷惑をかけず、死んだ後どうするかという自分の希望もしっかり伝えられるように、ある程度人生の先が見通せる40代くらいから終活をしておく方が良いのです。

 

40代からの終活のメリット

明るく、前向きな死を迎えるためにも終活は必要です。

それをなぜ40代のうちから行う必要があるのでしょうか。

 

それは40代なら今までの人生を振り返りながら、もしもやり残したことがあるならチャレンジする時間もあります

 

また、身辺整理をしておくことで、もしもの時の家族の負担を減らすことが出来ます。

終活というと寂しいイメージを持つ人も多いと思いますが、そうではなくて、残りの人生をいかに有意義に過ごすか、前向きに考えることこそが終活のメリットなのです。

 

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終活でするべき7つのポイント

 

そうはいっても、終活って具体的に何をすればいいんだろう?と思いますよね。

終活では次のようなことをやってみましょう。

 

銀行関係など重要書類の整理

次のような重要な書類はひとまとめになっていますか。

◆ 通帳

◆ 印鑑

◆ 保険関連の証書類

◆ クレジットカード

 

特に不動産に関わるものなど、書類がないと手続きできないものもあるので、大事なものはきちんとファイリングしておきましょう。

 

クレジットカードは解約手続きが必要ですから、たくさん持っている人はこれを機会に枚数を少し減らしてみるのもいいかもしれません。

 

各種支払

 

銀行引き落としになっているものがどのくらいあるか、しっかり把握しているでしょうか。

何かあった場合、早く手続きしないと毎月口座からお金が引き落とされ続けてしまいます

 

何の支払がいつ引き落とされるのか、手続きはどうすればいいのかなど、残された人が分かるようにまとめておきましょう。

 

身の回りの整理整頓

もしも自分がいなくなった後、見られたら困るものはありませんか?

万が一、家族に見られてあの世で恥ずかしい思いをしないように、本当にとっておきたいものとそうでないものをきちんと分けておきましょう。

 

今、お年寄りのゴミ問題が深刻になっています。

何でもかんでも溜め込んで捨てられなくなって、ゴミ屋敷のようになってしまうのです。

 

断舎離とまではいかなくても、今の内から身の回りをシンプルにしておくことが必要です。

 

パソコンのパスワードなど

パソコンにログインするのはもちろん、色々なサイトを利用したり、閲覧するために、パスワードが必要な場合が多いですね。

 

業者にお願いすればパスワードの解除も出来ますが、結構なお金がかかります。

万が一の時のために、パスワードなどを一覧にしておくことをおすすめします。

 

SNSなどが放置されっ放しなのもイヤだと思いますので、家族に退会処理などをしてもらえるように、分かりやすくまとめておきましょう。

 

ただし、くれぐれもすぐに目につく場所に置いておかないでください。

泥棒に入られた場合など、盗まれたりしたらとても危険です。

 

家族へのメッセージ

終活は、これまでの感謝の気持ちを改めて伝えるいい機会。

普段は言葉にできない思いを形にするチャンスです

 

これまでの人生を振り返ったら、たった40年くらいでも色々な出来事があったでしょう。

改めて親や配偶者、子どもへの感謝の気持ちがあふれてくるのではないでしょうか。

 

また、今は葬儀の形も色々です。

葬式をどのようにして欲しいかなども伝えるいい機会です。

 

葬儀はいらないという人もいますし、散骨や樹木葬など、個性的な埋葬法を希望する人もいます。

棺に何を入れて欲しいかなども書いておくといいですね。

 

書店などで「エンディングノート」が売っています。

今後のことなどをまとめて書ける1冊を持っておくといいかもしれません。

 

延命治療などについて

もしも不慮の事故で意識不明になってしまったら、あなたの意志を誰にも伝えられないことになります。

その際、延命治療はどうするか、臓器の提供はどうするかなどについても考えてみてください。

 

遺影を選んでおく

大人になると、きちんとした自分の写真を撮る機会が減ります。

 

子どもの写真ばかりで、飾れるような自分の写真なんてない、というお父さんが多いと思います。

集合写真を無理矢理引き伸ばして背景をぼかした写真では、何だか寂しくないでしょうか。

 

最後の写真くらい、いい顔で写りたいですよね。

もし写真がないなら、これを機会に、1枚きちんとしたものを用意しておいた方がいいでしょう

 

年に1度、誕生日にやっておくといい

 

エンディングノートは1年に1回くらい、誕生日を契機に見直しておくといいでしょう。

 

見直す際に、これは家族と話した方がいいかなと思うことも出てくるかもしれません。

終活は自分の身辺整理的な面が大きいですが、残った家族が困らないようにするためでもあります。

 

お葬式なども、地域によっては親戚同士のしがらみなどもあり、あなたの希望通りに出来ないこともあるかもしれないですね。

自分の思いも大事ですが、家族の意見なども参考にしながら、進めていくといいでしょう。

 

まとめ

 

人は生まれた瞬間から「死」が待っています。

しかも、それはいつどこでやってくるか分かりません。

 

限りある生をより良く生きる、そのために役立つのが終活です。

実際やってみると面倒なこともあるかもしれませんが、歳を取ってからではさらに面倒になります。

 

人生経験を積んで、様々なことを冷静に判断できる40代だからこそ、今が終活の始め時なのです。

 

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