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潜在意識に願望を深く刻み込むための、「寝る前」4つのポイント

 

潜在意識を活用すると願い事が叶う、というのはよく聞く話ですが、実際どうやって活用すればいいのか分からないという人も多いと思います。

 

潜在意識を効果的に変えていくためには、いつ、どんなことをすればいいのか?

潜在意識を変えると、どうして願望が実現できるのか?

 

今回は、そんな潜在意識の疑問やポイントについて、はじめて耳にする人にも分かりやすいように紹介します。

 

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潜在意識とは

 

意識には「顕在意識」「潜在意識」の2つがあります。

これは、意識と無意識と言い変えてもいいかもしれません。

 

私たちは起きている間にあれこれ考えながら生きていますが、この考えていることを自覚できている部分が顕在意識です。

海に浮かぶ氷山に例えるなら、海上に浮かんで見える(認識できる)氷山の一角が顕在意識といえます。

 

一方で潜在意識とは、海中に沈んで見えない(認識できない)氷山の部分、つまり、普段思ってもいないこと、考えてもいない部分が潜在意識といえます。

この潜在意識が、私たちの思考や行動に大きな影響を与えています

 

潜在意識だけでなく、顕在意識の力も活用しよう

あれをやろう、これをやろう、この目標を達成しよう!と色々頭で考えて行動しても、なかなかうまくいかないものです。

これは顕在意識の力だけに頼っているからです。

 

潜在意識には、顕在意識の2万倍のパワーがあるとも言われています。

顕在意識の力だけでなく、この潜在意識の力も使えば、あなた自身の思考や行動が変わり、望む結果を手に入れやすくなります。

 

潜在意識が行動にブレーキをかけることもある?

また、潜在意識には、「あなたを行動に駆り立て、夢を実現させる力」がある一方で、「あなたの行動にブレーキをかける力」も持っています。

 

頭では「こうしたい」と思っていても、心のどこかで「これは悪いことだ」というような思い込みがあれば、行動にブレーキがかかってしまいます。

そのブレーキをかける「心のどこか」が潜在意識です。

 

例えばダイエットや運動ですが、それがどんなに健康に必要なものだと考えていても、心の奥底で「辛いし、やりたくない」と感じていれば、潜在意識はその行動をやめさせようとします。

だから、ダイエットは続きにくいんですね。

 

逆に、理想の自分を思い描き、すでにそうなったかのように行動していくと、潜在意識の力で自然と願望が叶っていきます

 

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潜在意識を働かせる効果的なタイミングは「寝る前」

 

それならどうやったら潜在意識を働かせることが出来るのか、それは寝る前の時間を使います。

 

なぜ寝る前に妄想することが良いのか

寝る直前は頭がぼーっとしてきて、起きているような眠りかけているような、不思議な感覚になりますね。

その時こそが潜在意識とつながるチャンスです。

 

例えば、寝る直前のウトウトしている時間、この時間に勉強したことは頭に定着しやすい、と言われています。

 

それは、脳は寝る直前にインプットしたことから、記憶を司る脳の海馬に収めていこうとするからです。

この働きを利用したのが寝る前の妄想です。

 

あなたが叶えたいこと、実現したいことを妄想するだけで、それが潜在意識に刻み込まれ、無意識の中ですでに「実現」した状態になります。

 

寝る前は意識がふわふわしていますね。

ちょうど顕在意識と潜在意識が入れ替わるタイミング。

 

この時にイメージしたことは、起きているときよりも潜在意識に入り込みやすくなっています。

これを毎日繰り返すことで、潜在意識はあなたの妄想を現実にあることと認識していくようになります。

 

自然と行動に結びつくようになる

昼間に「年収1億円になろう!」と思っても、心のどこかで「無理に決まってる」と思ってしまいますよね。

 

こういう時は、毎晩寝る前に、年収1億円になった自分を妄想し続けてください。

そうすると「自分は年収1億円のはず」と潜在意識が感じ始めます。

 

その上で、仕事を頑張ったり、お金を稼ぐための正しい行動をしていくと、行動にブレーキをかけるものがなくなり、自然と稼ぐ行動が出来るようになっていきます。

妄想をするということは、自分が自分にかけている制限を外していく、ということです。

 

潜在意識に深く刻み込む「寝る前」4つのポイントとは

 

寝る前に妄想するだけでも効果はありますが、次に紹介する4つのポイントを実践すれば、より効果的に潜在意識を活用することができるようになります。

 

ハードルを下げる

先ほど年収1億円、なんて話をしましたが、実際、年収500万円の人がいきなり1億円まで引き上げるのは相当困難ですね。

また、1ヶ月で10kgやせるというダイエットもなかなか難しいと思います。

 

いきなり難しいことにチャレンジしてしまうと、挫折しやすいもの。

いくら潜在意識の力を使っても、成果が出るまでに時間がかかりすぎると実現が難しくなります。

 

それは、現実とあまりにかけ離れたイメージは、脳がストレスを感じてしまうからです。

最初はハードルを下げ、出来そうなことから妄想してみましょう

 

楽しいことだけを考える

人はついつい悪いことを考えがちです。

その方が、実現しなかったときのショックが小さいからです。

 

でも、妄想の力を信じるなら、楽しいことだけを考えるようにしましょう。

潜在意識は、良いことも悪いことも、あなたが妄想したことはすべて引き寄せてしまうからです。

 

出来るだけリアルに妄想する

妄想で大事なことは、できるだけリアルなイメージを思い浮かべるということ。

例えば、ただ漠然と「お金持ちになりたい」ではだめです。

 

好きな車を値段も見ずに買える自分とか、理想の美人の奥さんが毎日おいしい手料理を作ってくれるとか、預金通帳には常に8桁以上の残高があるとか、具体的にイメージします。

 

やったことがないからイメージできないという人は、少しでいいから「疑似体験」してみることをおすすめします。

 

例えば通帳の残高にゼロを書き足してみるとか、高級車に試乗してみるとか、住宅展示場に行って住んでいる気分を味わってみるとかです。

 

体験した方がイメージしやすいので、似たようなことなら何でもOKです。

リアルに妄想できるほど、潜在意識が明確に書き換えられます。

 

アファメーションを行う

アファメーションとは、自分に対して行う宣言のこと。

肯定的な言葉を使うことで、潜在意識に働きかけやすくなると言われています。

 

ですから、寝る前の妄想タイムに「言葉」もプラスしていきましょう。

  •  私はお金持ちです。
  •  仕事はうまくいっています。
  •  人間関係も順調です。
  •  家庭も円満です。
  •  私は5kgのダイエットに成功してスリムです。

なりたい自分、実現したいことを言葉にするのです。

 

この時やってはいけないのが、「~したい」「~なりたい」というアファメーションです。

「~したい」ということは今そうではないということ。

実現できていない自分を引き寄せてしまうので、すでにそうなったかのように唱えることが大切です

 

まとめ

 

何ごとも訓練です。

寝る前に妄想するだけで夢が叶うなら、こんなに楽しいことはないはずです。

 

人は、具体的にイメージできることしか実現できないそうです。

ですから漠然と未来を考えるのではなく、頭の中でビデオを上映するような具体的なイメージが出来るまで、毎日しっかり妄想していきましょう。

 

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