ちょっとした仕事のミスでも落ち込んでしまう。
人間関係がうまくいかなくてストレスがたまる。
仕事をしていると毎日イヤなことがありますよね。
しかし、精神的に強い人はそれらのネガティブな出来事に左右されることなく、毎日を快適に過ごしています。
なぜそんなことが出来るのか?
今回は、精神的に強い人の特徴を8つ、どうすればメンタルが強くなるのかという考え方も含めて紹介します。
スポンサーリンク
精神的に強い人の8つの特徴・考え方
ちょっとしたことで折れたりしない、精神的に強い人には考え方の特徴があります。
過去にこだわらない
起きてしまったことはもうどうしようもありません。
過去は変えられないのです。
ですから、過去に起きたことにいつまでも「なぜ」「どうして」とこだわっても仕方がないのです。
原因を探ることは大切ですが、それは今後に活かすために探るのであって後悔するためではありません。
精神的に強い人は、「ではどうすればいいか?」と同じ過ちを繰り返さないために、気持ちはいつも前を向いているのです。
スポンサーリンク
将来に不安を持たない
心配事の9割は実際に起こらないと言われています。
起きてもいない将来の不安に苛まれるのは時間の無駄です。
精神的に強い人は、常に「今」この時に自分が出来ることに集中し、余計なことで心を煩わせることがないのです。
自分の努力で「変えられないこと」は、気にしない!
自分の努力で「変えられること」に集中する!
失敗を失敗だとはとらえない
失敗は、自分が失敗したと思ったときに初めて「失敗」になるのです。
精神的に強い人は、失敗だと思わず、「この方法ではうまくいかなかった。違う方法はないか?」と常に前向きに物事を考えます。
失敗は失敗だと思わなければ失敗ではありません。
かのエジソンがいう通り、「うまくいかなかった方法を見つけた」だけなのです。
「成功」の反対は「失敗」ではなく「何もしないこと」
失敗は次に活かし続ける限り、本当の失敗ではありません。
失敗は成功の種、失敗の積み重ねの上に成功があります。
間違いを潔く認める
精神的に強い人は、仕事でミスをしても、そのミスと真っ直ぐに向き合い、隠そうとしたり言い訳をすることがありません。
それは、「ミスをした」という事実と、自分の価値とは何ら関係がないことを知っているからです。
間違いを認め、解決策を講じることが、自分にとっても周りにとっても最善の道だということが分かっているので、素直に事実を受け止める勇気を持っているのです。
「間違いの原因や責任は常に自分にある」と認められる人は、精神的に強くなります。
原因や責任が自分にあれば、自分を変えればいいのです。
自分と未来は変えられるからです。
「間違いの原因や責任が自分ではなく、他人や社会にある」と考える人は、精神的に弱くなります。
他人や過去は変えられないからです。
原因に対する解決策が見いだせなくなり、八方ふさがりになります。
人と自分を比べない
自分は唯一無二の存在だという考えが根本にあると、心は強くなります。
精神的に強い人は、「あの人と比べて自分は…」などということは間違っても考えません。
人は人、自分は自分なのです。
自分より優れた人を見て、その人に教えを乞う、その人の素晴らしい点を取り入れるといった前向きな行動をとることはあっても、ただ比較して落ち込むようなことはしないのです。
幸、不幸は、自分の心が決めるのであって、他人と比較して決めるものではないのです。
すべての不満は比較から生まれる。
幸せは、いつも自分の心が決める。
批判や評価を気にしない
人が10人いたら10通りの考え方があります。
その考え方に、良いも悪いもありません。
ですから、あなたがどんなに頑張って結果を出したとしても、批判してくる人は必ずいるのです。
それをいちいち気にしていたら身が持ちません。
精神的に強い人でも、批判されればいい気分はしません。
しかし、精神的に強い人は「そういう見方もあるのか」と参考にすることはあっても、人からの批判や評価で必要以上に落ち込むことはありません。
人の評価と自分の価値とは関係がありませんし、アンチが増えるほど成功している証拠だということも知っているからです。
ストレス解消が上手
精神的に強い人でもストレスは感じるものです。
しかし、それをいつまでも引きずったり、抱え込んだりすることがないのです。
どうすれば自分を喜ばせることが出来るか、気分転換出来るのかということをよく知っているので、ストレスに押しつぶされることはありません。
精神的に強い人は、ストレスを感じないのではなく、ストレスとうまく付き合っているのです。
精神的に強い人は、ストレスにコントロールされるのではなく、ストレスをコントロールしているのです。
自分に自信を持っている
精神的に強い人に共通して言えること、それは皆「自分に自信を持っている」ということです。
自信があるというと、強気で強引な人というマイナスのイメージを持つ人もいるかもしれませんが、そうではありません。
自信を持つということは自分を信じるということです。
能力だとかスキルで自分の価値を測るのではなく、自分が今ここに存在している、それだけで価値があるということが分かっているから精神的に強くなれるのです。
自分すら信じることが出来ない人が他人を信じることが出来るはずがなく、それでは人との信頼関係も築くことが出来ません。
それでまた自信をなくすという悪循環に陥ります。
自信の作り方
自分を信じるためには、自分で決めたこと、自分との約束を守ることです。
ビジネス書の名著「7つの習慣」では自信のことを「自己信頼残高」という言葉で表現しています。
自分で決めたことをコツコツ守る、このことによって、通帳にお金がたまるように、自信がどんどんたまっていきます。
自分は「自分で決めたことをキチンと守ることが出来る」、こう思えるようになることが、自信の土台となります。
精神的に強くなるためには
今、精神的に弱いと感じている人が、数日で劇的に強くなることは難しいでしょう。
しかし、精神的に強くなるには訓練が必要です。
毎日自分の気持ちのあり方と向き合っていくしかありません。
そのためにおすすめしたいのが、「気づいたらやめる」という方法です。
「どうしてまたこんなことになったんだろう」とクヨクヨしている自分を見つけたら、そのクヨクヨをやめてください。
最初はそれだけで十分です。
気づいたらやめる。
それを繰り返すうちに、自分の考え方の癖が分かってきます。
まとめ
精神は目に見えないものなので、扱いがなかなか厄介です。
しかし、それもあなた次第。生まれ持った気質を変えることは出来ませんが、考え方や性格は変えられます。
自分に自信を持って、毎日楽しく過ごしていけるように、気持ちのトレーニングを積んで欲しいと思います。
こちらの記事も合わせてどうぞ ↓
燃え尽き症候群の原因!経営者の私が実践する具体的な克服法とは?
他人と過去は変えられない。
変えられるのは自分と未来!