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先延ばしにしない技術の基本【多忙な社長が教える9つのコツ】

 

何かをやり始めようと思っては、なかなか取り掛かれないことって結構多いですよね。

 

あわただしい日常の中、気が付くとやらなければいけなかったことが出来ておらず、先延ばしになっていたりするものです。

やらなければいけないことが、苦手だったり、嫌なことだったりすると、なおさら腰が重くなるものです。

 

私は社長という立場上、多忙なスケジュール管理をこなすためにも、先延ばしにしないための努力や工夫を積み重ね、いくつかのコツをつかんできました。

今回はそのような私のコツと共に、先延ばしをしないための9つの技術の基本を紹介します。

 

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「先延ばし」をしないための技術の基本・9つのコツ

では、早速ですが、先延ばしをしないための9つのコツを紹介します。

 

結果よりも、その方法(プロセス)を具体的に考える

先延ばしをする理由の一つは、結果しか考えていないことがあげられます

たとえば、世界一周旅行に行きたいと思っているだけでは、「世界一周旅行に行く」という結果しか考えていない状態です。

 

そのために、何をするのかという方法が考えられておりません。

これでは、何から手を着けていいのか分からないため、時間だけが無駄に過ぎていき、いつまでたっても旅行には行けません。

 

世界一周旅行に行くための方法をきちんと具体的に考える必要があります。

◆ パスポートはいつとるのか

◆ 旅費はいくら必要なのか

◆ 日程に合わせて休暇が取得できるのか確認する

◆ どこの旅行代理店に話をしに行くのか

 

まだまだ考えるべきことはありますが、このように旅行に行くための方法を具体的に考え、1つ1つ計画を立てていくことが大切です。

このように、結果にたどり着くための方法をできるだけ細かく考えることができるようになると、先延ばしの悪習慣がなくなっていきます。

 

結果を明確にイメージするよりも、その方法(プロセス)を具体的に考える方が大切

 

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予定は必ず立てる

先延ばしをしないためには、必ず予定を立てましょう

 

予定というのは常に変わるものだから、しっかり立てなくてもよいように感じている人が多いかもしれません。

しかし、計画性のない行き当たりばったりな行動をしていると、時間的に無駄が多くなり、結果的に先延ばしをしてしまうことになります。

 

先延ばしをしないためにも、精度の高い予定を立てましょう。

以下に、予定の精度を高める2つのポイントを紹介します。

 

◆ ゴールから逆算して計画を立てる

◆ 計画は定期的に軌道修正する

 

ゴールから逆算して計画を立てる

精度の高い予定を立てるためには、ゴールからやることを逆算してスケジュールを決めることがおススメです。

締め切りを先に決め、過程を逆算して予定を埋めていく方法です。

 

まずは、些細な事柄から逆算して予定を立ててみてください。

ちょっとした買い物や簡単な仕事でもよいので、予定を立てましょう。

 

1 … まず、12時に食事をする、とゴールを決めてしまう。

2 … 12時に食事をするためには、11時に買い物に出発する。

3 … 11時に買い物に出発するためには、10時半までに掃除を終わらせる。

4 … 10時半までに掃除を終わらせるためには、9時には起床する。

といった感じです。

 

こうして練習を繰り返していく内に、大きな目標に対しても逆算で予定を立てていくことができるようになります

 

計画は定期的に軌道修正する

予定は常に軌道修正が必要です。

いくら綿密な予定を立てても、実際には予定通りにいくことより、予定通りにいかないことの方が多いものです。

 

1つの予定が遅くなれば、当然、他の予定にも影響が出ます。

そのため、予定は定期的にチェックし、軌道修正をしていかなければいけません。

 

しかし、予定を立てるのが苦手な人ほど、定期的な予定のチェックを怠る傾向にあります。

少なくとも1週間に1回は予定を見直す習慣をつけましょう

 

行動を細分化する

「それでも、行動を起こせない。。。。」という人は、やるべきことを細分化していきましょう。

料理のレシピを書くように、今のあなたがやることを事細かに分解していくのです。

そして、細分化したことを一つずつ実行していく。

 

たとえば、「キャンプをする」ということを分解すると次のようになります。

1.予算はいくらにするのか

2.キャンプ場はどこにするのか

3.誰と行くのか

4.キャンプ場の設備は何があるのか

 

 

さらに、「予算はいくらにするのか」ということを分解すると次のようになります。

1-1.全体の予算はいくらか

1-2.最低必要減の金額はいくらで、いくらが遊びに使えるのか

1-3.支払いはどうするのか

1-4.節約できるところはないか

 

 

物事は細分化すればするほど、1つ1つの難易度が下がっていきます

こうすることで1つ1つの作業がより具体的になり、取り組みやすくなるため先延ばしをしなくて済むようになります。

 

物事は分解すると、1つ1つの難易度が優しくなり、取組みやすくなる

 

優先順位をつける

時間は有限であり、あなたができることはあまり多くありません。

ですから、やるべきことには必ず優先順位をつけましょう

あなたが本当に手に入れたいものは何なのか?

それをしっかりと考えて、なりたい自分になれる行動を優先していきましょう。

 

先延ばしが多い人や結果を出せない人ほど、優先順位の高い行動ではなく、次のような行動を選択しがちです。

◆ 意味のないこと

◆ 必要ないこと

◆ 楽なこと、楽しいこと

◆ 自分が今、やりたいこと

今の行動が本当に必要か、しっかりと自問自答し確認していくことが大事です

 

自分の行動・予定に優先順位をつける

 

取り掛かり期限を設ける

予定を立て、計画を細分化し、より具体的になった行動予定に優先順位を付けることが出来たら、次はその行動予定に取り掛かる期限を決めましょう。

 

やることの締め切りを決めるだけではなく、取り掛からなければいけない期限も決めるのです。

たとえば、「今日中に仕上げる」仕事があった場合、その仕事を「朝9時から取り掛かる」と決めるのです。

 

この場合、やることの締め切りは「今日中」です。

取り掛かる期限は「朝9時から」になります。

 

多くの人が、取り掛かるタイミングが遅い傾向にあるため、この方法はとても効果があります。

 

一般的に、人はギリギリになるまで物事を始めようとしないものです。

そして、この悪習慣が、計画を先延ばししてしまう原因になっています。

だからこそ、取り掛かる期限を設けて、先延ばしにする悪習慣を無くしていきましょう。

 

ゴールの締め切りだけでなく、取り掛かるスタートの期限も決めること

 

やらないことを決める

1日の行動内容を振り返ってみると、意外と無駄な時間を過ごしていることが多くあります。

たとえば、スマホのゲームやネットサーフィンなどです。

 

確かに、このような無駄な時間も大切なのですが、度が過ぎれば、物事を先延ばししてしまう原因にもなりかねません。

仕事のストレス発散にゲームをしたせいで、大切な仕事ができなくなってしまっては本末転倒です。

 

そのため、先延ばししないポイントは、やることを決めるとと同時に、やらないことも決めることです。

すべてやりたいことかもしれませんが、優先順位を付ければ、自ずとやらないことやできないことが出てくるはずです

 

やることだけではなく、やらないことも決めること

 

人生は実験の連続だと思う

先延ばしをしてしまう原因の1つに、失敗を恐れる気持ちがあります。

 

やらなければいけないことは分かっているのに、失敗したらどうしよう、傷つきたくない、といった思いから、行動に踏み切れない場合も多くあります。

たとえば、上司に失敗の報告をする時や、好きな人に告白する時など、こういった不安な気持ちになるのではないでしょうか。

 

そんな不安な気持ちを払しょくするために、「人生は実験の連続だ」と思いましょう。

実験というものは、失敗をしても大丈夫です。

不確定なことを色々試し、たくさん失敗しながら成功を勝ち取っていくものが実験です。

 

逆に、「失敗をしてはけない」と思っていると、身動きがとれなくなってしまいます。

たとえ失敗してもかまわない!と思い、行動に移していきましょう。

 

たとえ失敗してしまっても、何もしないでウダウダしているよりも、早く次に進める分だけましです。

1番ダメなのは、迷ったままの現状維持です

 

人生というものも実験だと思えば、思い切った行動がとれるようになり、先延ばしはしなくなっていくでしょう

 

◆ 人生は実験の連続だ

◆ 迷ったままの現状維持が1番ダメ

 

60点主義を貫く!

実際に行動を起こし始めると、100点満点を取らなければいけないという気持ちが強くなっていきます

完璧主義が顔を出し、失敗が怖くなっていきます。

 

そうなっては、チャレンジもできないし、不安な気持ちが強くなってしまい、先延ばしをしてしまいます。

そのため、全て60点を目指す!という気持ちを忘れないようにしましょう。

 

学生のときは100点をとることが大事でした。

社会人は60点を継続して出し続ける能力が大事です。

イチローのように、1本のホームランより、多くのヒットを狙いましょう

 

そう考えることで、取り掛かる難易度は下がっていくため、先延ばしをする可能性もドンドン低くなっていきます。

 

巧遅は拙速に如かず

これは孫子の言葉です。

「遅くて仕上がりが良いこと」より、「仕上がりは悪くても早いこと」の方が良いという意味です。

 

最初から完璧を目指すのではなく、最初は60点を目指し、後々100点を目指すようにした方が何事も取り組みやすいものです。

 

◆ 100点より全て60点を目指す

◆ 巧遅は拙速に如かず

 

アメを忘れない

先延ばしをしない習慣を身につける上で大事なことは、自分にアメをあげることです。

先延ばしをやめようとし始めると、自分にプレッシャーをかけたり、試練を与えたりすることばかりを増やしてしまいがちです。

 

結果、頑張ることが嫌になり、先延ばし癖が再発してしまうのです。

頑張った自分自身を、あなたがしっかり褒めてあげてください。

そして、頑張ったご褒美をしっかりと与えていきましょう!

 

そういう快楽の経験を積み重ねることで、「頑張る=楽しいこと」ということを脳が学習していきます。

結果、先延ばししない方がいいことがある!と擦り込まれるため、腰がどんどん軽くなります

 

まとめ

 

今回は、先延ばしをしないための技術の基本を紹介しました。

 

要点をまとめると、次のようになります。

1.結果よりも、その方法(プロセス)を具体的に考える

2.予定は必ず立てる

3.行動を細分化する

4.優先順位をつける

5.取り掛かり期限を設ける

6.やらないことを決める

7.人生は実験の連続だと思う

8.60点主義を貫く!

9.アメを忘れない

 

この9つのコツをしっかりマスターできれば、先延ばしの悪習慣はかなり無くなっているはずです。

計画的な毎日を過ごし、充実した人生を手に入れましょう。

 

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