忙しい毎日、どうにも心が疲れきってしまって、仕事も辞めたい、もう何もかもイヤになった、とすべてを投げ出したくなることもあるでしょう。
そんな時に知っておきたい、心の元気を回復させる6つの方法をまとめました。
心は訓練次第でいくらでも強くなります。
疲れたなと思ったらいくつか組み合わせて、早く元気を取り戻してください。
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精神的に疲れているときに出る症状
自分では元気なつもりでも、また、身体は元気なので気づきにくかったとしても、心が疲れきっているということはあるものです。
こんな症状はありませんか?
◆ 気づくとため息をついている
◆ わけもなくイライラしたり、不安になる
◆ 趣味など楽しいことにも没頭できない
◆ 時々泣きたくなる
◆ 食欲がない
◆ 食事がおいしく感じられない
◆ 寝つきが悪い、眠りが浅い
◆ 何でも悪い方向へ考えてしまう
こんな時はそれ以上頑張らずに、とにかく心の元気を回復させましょう。
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精神的に疲れたときに疲れを癒す方法
それでは心が元気になる方法を6つご紹介します。
適度な運動をしてぐっすり眠る
睡眠は心身ともに疲労を回復させる手段として最も有効なものの一つ。
しかし、精神的に疲れているとなかなか寝付けないので、とにかく肉体を疲れさせます。
運動が苦手ならあちこち歩き回るだけでもいいですし、サイクリングなんかもいいですね。
何も考えずひたすら動き、身体が疲れればぐっすり眠れます。
大声を出す
家の中ではなかなか出来ないかもしれませんが、それこそ山に登って「ヤッホー」と叫んでみたり、一人カラオケに行って熱唱してストレスを発散するなど、「大声を出す」という行為は気持ちがスッキリするのでオススメです。
没頭できる何かを見つける
別に人に趣味だと自慢できるほどの高尚なことでなくていいのです。
あなた自身が楽しいと思えること、時間を忘れて没頭出来ることを見つけてください。
何もなければ、とりあえず家の掃除を隅から隅までやってみてはいかがでしょうか。
雑巾がけなど1度始めるとあちこちの汚れが気になって、瞬く間に1日過ぎてしまいますよ。
そのうち、心が疲れていたことも忘れてしまいます。
闇風呂
一般的な入浴ではなく、照明を落として、リラックスできるぐらいの明るさで入浴する「闇風呂」があります。
一般的な入浴でも効果はありますが、特に精神的に疲れている時は、闇風呂にゆっくり入ることでとてもリラックスできますよ。
闇風呂については、下のリンクにやり方や道具、道具の購入方法など詳しくまとめてありますので、よろしければどうぞ↓
闇風呂とは?リラックス効果や、自宅で簡単にできる方法を紹介!
フォーカシングで自分の内面と対話する
フォーカシングとは臨床心理学におけるカウンセリングの技法の一つで、自分の感情と向き合う方法です。
心療内科の現場でも使われる技法で、怪しいものではありません。
通常はカウンセラーと一緒に行うのですが、ここは簡易版として自分で出来る方法をお伝えします。
フォーカシングの方法(簡易版)
1.ゆっくり出来る場所と時間を確保します。30分くらいあるといいでしょう。
2.座って目を閉じ、身体の感覚に意識を集中します。何か重いとか痛いとか、言葉に表せない身体の違和感を探ります。
3.その時に感じた、言葉にできない漠然とした感覚を「フェルトセンス」といいます。そのフェルトセンスに心の中で声を掛け、会話をします。
4.最後はフェルトセンスに感謝をして終わります。
フェルトセンスとの対話の方法は色々で、心の中で語りかけることもあれば、感じたことを文字で書いたり、絵にしたりすることもあります。
感覚と会話といわれても最初はどうしたらいいか分からないと思いますが、なぜそんなに苦しいのか、イライラしているのか、そんなことを問いかけることで感情に変化が起きてきます。
人は疲れているとなかなか自分の感情と真っ直ぐに向き合うことが出来ません。
フォーカシングによって感情をしっかり味わうことによって心を癒していくのです。
自分はどうありたいのかを考える(心の整理整頓)
ただ疲れているだけでは何も変わりません。
何がそんなに心を疲れさせているのか、今あなたの心にあるものをすべて書き出してみましょう。
その上で、その悩みをどう解決していきたいのか、自分はどうしたいのか、どうありたいのか、自分なりの答えを考えてください。
そうすると、自分の力でどうにかできることと、どうにも出来ないことが見えてくると思います。
どうにか出来ることは解決策を考えましょう。
どうにもならないことは忘れましょう。
悩むだけ時間の無駄です。
精神的なストレスに強くなることも必要
精神的に疲れを溜めてしまう人はがんばり屋さんが多いのです。
あなたは何のためにがんばっているのでしょうか。
自分のためにがんばっているのか、家族のためにがんばっているのか、理由はそれぞれでしょう。
しかし、そんなに疲れきってまでがんばる意味があるのでしょうか。
しっかり休んで精神的な疲れを回復させることも「頑張る」ことのうちに入るはずです。
心身ともに疲れきって、いつかポキッと折れてしまわないように、精神的に強く、しなやかになることも大切です。
Noという勇気
がんばり屋さんの中には、「断れない」人が多いものです。
あなたにとって今重要なことは何なのかを見極め、後回しでいいと思うものは勇気を持って断ることも必要です。
人の批判を気にしない
誰かに批判されることが怖くて頑張ってしまう人もいます。
しかし、あなたがどんなに頑張って成果を出しても、あなたを批判してくる人は一定数必ずいるのです。
そんな人の言うことを気にするのではなく、そういう見方をする人もいるのかと「貴重な意見」として受け止めるだけにして、いちいち振り回されないことです。
まとめ
心は目に見えないからちょっと厄介ですが、どのくらい疲れているのかはあなたにしか分かりません。
ストレスや精神的な疲労を全く感じないで生きていくことは出来ませんが、それを軽くすること、早く解消することは誰にでも出来ます。
あなたの心を守れるのはあなただけです。1日も早く元気を回復して、毎日楽しく過ごしてください。
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