スタンディングデスクをご存知ですか?
その名の通り、立ったまま仕事をするためのデスクです。
もう既に会社でも導入されているところがありますね。
立ったまま仕事をして、本当に効率はよくなるのでしょうか。
今回は、そんなスタンディングデスクの健康効果、8つのメリットについて紹介します。
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スタンディングデスクの健康効果【8つのメリット】
立って仕事をするなんて疲れるだけじゃないか、と思う人が多いでしょうが、そんなことはありません。
スタンディングデスクには、次のような効果があります。
姿勢が良くなる
何よりもまず、姿勢が良くなります。
椅子に座っていると、どうしても背もたれに寄りかかり姿勢が崩れてしまいます。
猫背の姿勢でパソコンを長時間眺めていれば、それは疲れますよね。
立った姿勢を保とうとすると、後ろに寄りかかることも出来ないし、猫背になったら余計に疲れます。
結果的に、自然と真っ直ぐな姿勢を保てるようになり、全身の筋肉のバランスが良くなってきます。
眠気防止
お昼を食べた後、眠気に耐えるのが苦痛という人も多いと思います。
座ったまま前屈みになってパソコンを覗き込んでいると、段々顔が下がってついウトウト…ということにもなりかねません。
立っていれば、眠気に襲われることはありません。
といっても、疲労が重ねっていると立っていても寝たい時はあるでしょうが、多少の眠気なら立って仕事をすることで防止することが可能です。
肩こりの改善
姿勢の悪さと、そこからくる血行不良は、肩こりの原因の一つとなっています。
スタンディングデスクで、立って姿勢を良くすればそれだけでも血行促進につながり、肩こりの解消につながります。
また、スタンディングデスクで目線を前に保つことが出来ると猫背になりにくく、頭が下がらないので、首や肩周りに負担がかかりにくいというメリットもあります。
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腰痛予防
座りっ放しで腰が痛くなる人は多いものです。
これは、後ろに寄りかかったりすることで骨盤が傾いたり、座った姿勢を続けることで血行が悪くなるからです。
スタンディングデスクでしっかり立って骨盤が傾かないようにすれば、腰回りの血行も良くなり、腰痛予防になります。
下半身の強化
座りっ放しはどんどん下半身が弱っていきます。
しかし、立って仕事をすることで、足でずっと体重を支え続けるわけですから、その分筋力を鍛えられます。
1時間あたりの運動量はスポーツと比べ物にならないとしても、1日の仕事時間の大半を立って過ごすのですから、それを1週間、1ヶ月と続けていくことで、たまにしかしないスポーツよりもずっと運動効果が出ます。
消費カロリーが増える
当然ですが、椅子にどっかり寄りかかって仕事をするよりも、姿勢よく立って仕事をした方がカロリーは消費します。
例えば立ち仕事全般の1時間あたりの消費カロリーは170kcalです。
それに対して事務仕事は50~100kcalくらいです。
もちろん体重によっても変わってきますが、明らかに立っているだけで消費カロリーは増えます。
これが毎日のことになったら?
1ヶ月間、毎日スタンディングデスクで仕事をすれば、積もり積もってかなりの消費カロリーになります。
(参考:http://hbb.amary-amary.com/calc_officework.php)
短時間で集中して仕事ができる
試しに前屈みになって深く呼吸してみてください。
おそらく出来ないはずです。
座って猫背になっていると、それだけで呼吸が浅くなり、取り入れる酸素の量が少なくなってしまうので、その分身体に負担がかかるようになります。
酸素が足りないと老廃物の排出も妨げられて、疲れやすくなるんですね。
特に脳は全身の1/5ものエネルギー消費量があるので、酸素を大量に必要とします。
ところが椅子に座って仕事をすることに慣れていると、酸素が足りなくて疲れているということになかなか気づきません。
立って仕事をすると姿勢も良く、前をしっかり向いているので胸が開いた状態になっています。
それだけでも酸素を十分取り入れることが出来るので、集中して仕事に取り組めるようになります。
重い腰を上げやすくなる
立ったまま仕事をしていると動きやすくなります。
いったん座ると根っこが生えたように動かなくなる人も多いですよね。
飲み物を取りに行ったり、トイレに行ったりするのも面倒ではないので、行動が早くなります。
時間の無駄も少なくなりますし、仕事にメリハリもつくようになります。
スタンディングデスクにデメリットはないの?
スタンディングデスクのデメリットは特にありません。
ただ、1日中立って仕事をするということに慣れていないと、最初は辛いかもしれません。
特に日頃から運動不足だと下半身の筋肉が衰えていたりしますから、脚がだるく感じるなどの疲労感を感じるかもしれません。
しかし、それも最初のうちだけです。
おそらく数日で慣れてくるでしょう。
そうなると、逆に長時間座ることの方が苦痛になってきます。
あえてデメリットを挙げるとすれば、この点ぐらいです。
映画を見る時や海外旅行に行く時の機内など、長時間同じ姿勢で座っていることが、これまで以上に辛いと感じる人もいるようです。
自分に合ったスタンディングデスクを見つけよう
立って仕事をするといっても、人によって身長が違いますから、自分に合ったスタンディングデスクを使わないと、かえって疲れてしまうかもしれません。
では、どのようなデスクが自分に合っているのでしょうか。
やや高めが良い
高めといっても、デスクトップパソコンのディスプレイが目線と同じ高さになるくらいです。
目線が下過ぎると頭が下を向いて疲れてしまうので、自然に前を向いた姿勢でパソコン仕事が出来るくらいの高さが理想です。
ノートパソコンの場合は、ディスプレイではなく、次に紹介する肘の高さに合わせましょう。
この場合、ディスプレイは目線の高さよりも低くなります。
肘が直角になる
デスクに手を置いた時に、肘が直角になるくらいの高さが理想です。
肘がつかないと腕が疲れますし、高すぎると肩に負担がかかります。
おすすめのスタンディングデスク
私のおススメするスタンディングデスクはSANWA製のデスクです。
作りが頑丈で、足元に高さを微調整できるアジャスターも4つ付いています。
大手が作っているだけあって、初めてスタンディングデスクの購入を検討している方には最適な商品ではないかと思います。
サイズなどの詳細は、下記のリンクを参照ください。
(参考:https://direct.sanwa.co.jp/ItemPage/EHD-ST12050W)
まとめ
会社でまとめて導入するとなると難しいかもしれませんが、家で仕事をしている人などはすぐにでも取り入れることが出来ますよね。
また、スタンディングデスクといっても、座る位置まで下げることが出来るものもあるので、今後会社でデスクを買い替える際には、どちらでも使えるようにスタンディングデスクにした方がいいのでは?と提案してみてはいかがでしょうか。
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