仕事をしていると多々ありますよね、理不尽なこと。
え、それはこちらが悪いのか…と思いながら謝ったり。
しかし、理不尽なことはそれを乗り越えることで、あなたを強くします。
今回は理不尽なことの乗り越え方をご紹介します。
腹を立てるのではなく、うまくかわして、理不尽なことすら自分の糧にしてしまいましょう。
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理不尽なことに我慢するのではなく乗り越える大切さ
理不尽なことに出会うと、
- どうして自分ばっかりこんな目に遭うんだろう
- どうしてこの人は自分にばかりこんなに辛く当たるんだろう
そんな風に思うことがあるでしょう。
そして、そこから逃げ出したいと思い、今の仕事を辞めてしまう人もいるでしょう。
でも、理不尽なことは決してなくならない。
目の前の理不尽さから逃げたとしても、逃げた先にはまた理不尽なことが待っています。
辛い時は自分だけが理不尽なことにさらされているような気になってしまいますが、実は誰にでも起きていること。
それならば、逃げるのではなく乗り越えた方がきっと自分にプラスになるはずです。
理不尽さを乗り越えることが自信になる
今は昔と比べ、何でも権利や目的、合理性などが求められるようになりました。
上司に怒られると、すぐに「パワハラ」だと訴えるような人も増えてきました。
たしかに、「それは理不尽じゃないか」と思う叱責もあると思います。
しかし、それを何でも「パワハラ」「理不尽」といって受け止めようとしないのは、逆に自分を弱めてしまうことにもなりかねません。
本物のパワハラはなくなるべきです。
しかし、理不尽さはどこから来るかと考えたら、単なる価値観の違いであることも多く、それをよけて逃げてばかりでは思考力や洞察力を鍛えられなくなってしまいます。
理不尽なことに立ち向かい、それを乗り越えることで、
- 気持ちの切り替え方
- 限界や苦しさを超える強さ
- 違う価値観とどう向き合うか
ということを学び、自分を強くすることが出来るのではないでしょうか。
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理不尽なことへの4つの乗り越え方
それではどうやって理不尽なことを乗り越えていけばいいのか、そのヒントをまとめました。
相手の立場に立ってみる
部下でいるとわからないことも、自分が上司になって初めてわかる、ということは多いものです。
立場が違えば言うことも変わる。
会社員なら仕事の責任が重くなるにつれ、誰でも経験することです。
しかし、部下の立場にいる時はなかなかわからないものなんですね、これが。
だから、想像してみるしかありません。
もし上司に理不尽な指示をされたと思ったら、何故この人はこんなことを言うのかと冷静に考えてみてください。
そして、自分が上司の立場だったらどうするかということもあわせて考えてみてください。
上司になると、時には部下から反発されることは承知の上で、イヤなことも言わなくてはならなくなります。
そんなことがわかるようになると、「仕方ないな」と思って、指示を受け止められるようになってきます。
上司だって人間ですから、いつでも完璧なわけじゃない。
自分だって、後輩や子供に「理不尽だな」と思いつつ言っていることってあると思いますよ。
そんな風に相手を思いやる心の広さを身につけたら、ひと回り大きな人間になれるかも。
先回りして行動する
この人はいつも理不尽なことを言う。
そんな上司もいますよね。
でも、「いつも理不尽なことを言う」のなら、理不尽なことを言われっ放しになっているあなたの仕事のやり方にも問題があるのかもしれません。
どんな時に理不尽なことを言うのか?ということを考えてみると、ある程度のパターンがわかってきます。
それがわかれば、その上司に対してはこうやって仕事を持っていこう、とパターンをいくつか用意できるはず。
例えば書類の作成で理不尽なケチを付けられた、と思う場合は、
- 最初に作ったパターン
- 注意されて作り直したパターン
- もう1つか2つ、こんな指摘がくるであろうと予想して作ったパターン
など、いくつか用意すればいいわけです。
「理不尽だ!」と相手を非難するのではなく、そうか、書類一つとってもこんなに作り方のパターンがあるんだな!なんて思えば、自分のスキルアップにもつながります。
何も考えずにひたすらこなす
理不尽だと思っているのはあなたの感情。
だから、そう思わないようにすればいいのです。
我慢するのではなく、「理不尽だ!」というジャッジをしないことです。
もう、理不尽かどうかなんて考えずに、言われたことを言われた通りに素直にこなす、というのもひとつの方法です。
理不尽だと思うから腹が立つのですから。
「さっきはこう言ったのに!」と腹を立てるのではなく、「先ほどはこうおっしゃいましたが、このように変更してかまわないですね?」と確認して、言われた通りにこなしましょう。
物事は様々な角度から見ることが大事ですから、自分の見方がいつも正しいとは限りません。
理不尽だと感じても、相手の言っていることが正しい時だってある。
そう思えば、自分の考えに固執することなく、相手の言う通りに動くことも時には必要です。
理不尽なことと自分の価値は関係ない
理不尽なことを言われたり、されたりすると、自分が何か悪いことをしているように思ってしまい、ストレスをためてしまう人がいますね。
でもそれは、無駄なストレスです。
理不尽なことばかり起こる自分はダメな人間だなんて思わないことです。
理不尽なことが起こる時は、むしろ「これはチャンスだ!」と思ってください。
それを1つ1つ乗り越えるたびに、人間の器が大きくなるからです。
理不尽なことって、乗り越えると後で笑い話になるから不思議です。
今は「こんな理不尽なこと、許せない!」と思うかもしれないけれど、後になって「昔、こんな理不尽な上司がいてさ~」と、いい酒の肴になりますよ。
どこへ行っても理不尽なことをする人はいる
残念ながら、どこへ行っても理不尽なことをする人はいます。
今の会社がイヤだと逃げ出したとしても、別の会社でまたわいてくる。
それだけのことです。
ですから、理不尽なことをする方がおかしい!と正論だけを言っていてもダメで、そこは上手にかわす技術を身につける方が自分のためになるでしょう。
そもそも相手の言うこと、やることを理不尽だと感じるのはあなたと価値観が違うからです。
価値観の違う人はどこにでもいる、だから理不尽だと感じる人もいなくならない。
だからこそ、なんで?どうして?と理不尽さだけにフォーカスするのではなく、「どうすればこれを乗り越えることが出来るのか?」と考えるようにしてみてください。
それだけでも気持ちは楽になり、理不尽な人に悩まされることも減ってくるはずです。
理不尽なことが起きない人はいません。
何でもうまくいっているように見える人とそうでない人の違いは、理不尽なことを乗り越えることが上手か、そうでないかの違いです。
理不尽なことの乗り越え方・まとめ
全ては自分次第。
理不尽な人に頭を悩ませ、腹を立てるよりも、逆に「これは成長するチャンスだ!」くらいに開き直ってしまった方がいい。
理不尽なことばかりで運が悪いと思わずに。
その分あなたは確実に強くなってるんだと思ってください。
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