IoTとは?意味や読み方を簡単解説!中学生でも分かるレベルで説明します

昨今、私たちの生活を大きく変える可能性がある「IoT」という言葉を耳にする機会が多くなったと思います。

 

この「IoT」という言葉の意味をあなたは知っていますでしょうか?
「ITと近しい意味でしょ」と思ったのなら要注意。

 

IoTはITとは全然違う意味を持つ言葉なのです。

間違っても「IT=IoT」なんて言ってはいけませんよ。

 

「若いのに何もわかっていないのだな」と鼻で笑われてしまいます。

そんな恥ずかしい思いをしないためにも、今回は「IoT」について、中学生でも分かるレベルで説明していきます。

 

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IoTとは一体何か? 何の略? どうやって読むのか?

「IoT」という言葉は、「アイ、オー、ティー」と読みます。

そして、この言葉は「Internet of Things」の頭文字をとった略称です。

 

英文は直訳すると「モノのインターネット」という意味になります。

この直訳の通り、色々なものがインターネットと繋がることで利便性を高めた使い方ができることを「IoT」と呼んでいます。

 

ちなみに「IT」は「Information Technology」の略であり、情報技術という意味を持ちます。

インターネットなどの通信とコンピューターを駆使する情報技術をIT技術と呼んだのです。

 

ですので、「IoT」とは違う意味になります。

 

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IoTの普及で便利になる? デメリットは?

IoTという言葉を初めて聞く状態では、意味が分からないかもしれません。

特に直訳した言葉の「モノのインターネット」のモノって、何のことを言っているの?と不思議に思うでしょう。

 

そこで、分かりやすくするためにエアコンを例にして説明していきます。

 

IoTでエアコンはどう便利になる?

現在、エアコンにはIoTの概念が搭載されて、インターネットの世界と繋げることのできる商品が出ています。

 

このエアコンはインターネットを介してスマートフォンで操作することが可能です。
エアコンを切り忘れて家を出た時でも、気づいた時に外出先でOFFにすることができるのです。

 

逆に、「今日は部屋をキンキンに冷やしておきたいな」と思った時は、好きな時間にONにすることができます

そうすることで、帰宅したときには涼しい部屋でくつろぐことが可能になるのです。

 

さらに、離れた場所からエアコンの運転状況や室温情報も確認することができます。

この機能を使えば、離れて暮らす祖父母の家の温度管理をすることもでき、熱中症対策をすることも可能です。

 

GPS機能と連携すると家から一定距離は慣れたときにエアコンの切り忘れを通知してくれる便利機能も使えます。

 

また、電気消費量をスマホから確認できたり、電気代を抑えるように運転することも可能なのです。

 

将来的には、天気予報情報との連携や家の外に取り付けた温・湿度センサーから情報を収集し、家の内部空間を最適な状態に自動調整してくれるようになるでしょう。

 

エアコン以外でも便利になる?

これがエアコンではなく車であるなら、目的地を設定しただけで渋滞情報やナビ情報を自動処理しつつ勝手に運転してくるようになるかもしれません。

 

バスやタクシーなども乗務員がいなくても運行することが可能となり、人員コストを削減することができるでしょう。

 

生産工場にIoT技術が浸透していけば、たった一人のオペレーターがいるだけで複数の製造ラインを稼働させることもできるかもしれません。

 

このように、モノとインターネットが繋がることにより、色々な情報とリンクさせながら最適な活用方法ができるようになるのです。

 

IoTのデメリットは?

唯一のデメリットはセキュリティー面です。

インターネットを介して様々なものを操作することができる反面、一度ハッキングされてしまうと色んなものを一気に乗っ取られてしまう可能性があります。

 

また、多数のセンサーから得た情報を他人に盗まれてしまう可能性もあるのです。

ですから、セキュリティーレベルを高い状態で維持できないと安心して使うことができないと言われています。

 

すでに実現化されているIoTの例

素晴らしい可能性を秘めている「IoT」ですが、すでに実現化されているものも沢山あります。

一例をあげると以下の通りです。

ドコモヘルスケア

オムロン「ねむり時計」

錠剤ケース

キャノンのコピー機保守

 

ドコモヘルスケア

ドコモ・ヘルスケア ムーヴバンド(ブラック)

 

ドコモヘルスケアは、血圧計や体重体組成計、活動量計や婦人体温計などの身体情報を測定する機器からのデータをクラウドに蓄積します。

 

そして、その情報を手持ちのスマートフォンのアプリで確認することが可能です。

 

また、得た身体データを元に最適な有力情報を利用者に提示します。

その他にも、得た身体データを匿名情報として健康促進事業などに提供し新しいビジネスにつなげようと試みています。

 

オムロン「ねむり時計」

オムロン ねむり時間計 【ウェルネスリンク対応】

 

オムロンの「ねむり時計」は、加速度センサーをつかい利用者の睡眠状況を測定する機械です。

こちらも、測定したデータをスマートフォンのアプリで確認することができるため、利用者は自分の睡眠状況を確認することができます

 

錠剤ケース

 

さらに、IoT技術が搭載された錠剤ケースなども販売されています。

 

薬があるかどうかをセンサーで確認し、飲み忘れを防止します

利用者だけでなく、医療者や家族と情報を共有することができるため、正しい服薬を促すことができるのです。

 

キャノンのコピー機保守

 

キャノンでは、コピー機保守でIoTを大いに活用しています。

 

リースしているコピー機をインターネットにつなぎ、稼働状況や消耗品の残量を遠隔から確認します

それにより、消耗品が枯渇する前に商品を届けるようにしているのです。

 

もっと凄いのは、故障しているかどうかも監視していることです。

この機能により故障時の迅速な対応ができるようにしています。

 

顧客から呼び出される前に修理担当者が現れたら顧客も大満足でしょう。

 

IoTの今後について、私が思うこと

IoTを活用することで、生活は本当に便利になります。

実際、今販売されている家電もIoT対応の商品が数多くあり、今後は標準装備になっていくのではないかと思います。

 

このIoT技術の普及と共に、私達は2つの能力を身につけていかなければなりません。

それは、IoTの技術を使いこなせるだけのIT能力と、コミュニケーション能力です。

 

IT能力

IoTは素晴らしい技術ですが、やはり単なる道具であり、それを使いこなすのは私達です。

IoT搭載の家電も、使いこなせなければ意味がありません。

 

コミュニケーション力

また、すべて機械がやってくれるからこそ、今後は人と人とのコミュニケーションがより重要視される時代になると思います。

どれだけ技術が進歩しても、人は人との交わりからしか幸せを感じることができないように思います。

 

Eメールで済む内容も、わざわざ手書きの手紙を送る。

電話で済む要件も、直接会って話をする。

 

やらなくてもよいことを、わざわざする。

ここに、人の心づかいがあるように思います。

 

まとめ

IoT技術は私たちの生活の中で徐々に広まってきています。

そして、大きな可能性をもっており日々進化していっています。

 

昨今は、1人一台スマートフォンを持つ時代です。

あなたがIoTを駆使する日もすぐそこでしょう。

 

思いもしなかったものとインターネットが繋がることで、生活ががらりと変わる可能性は高いです!

そう考えると、将来がますます楽しみになりますね!

 

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