上から目線をやめたい人へ【上から目線の人の特徴と5つの改善方法】

対等の立場であるにも関わらず、偉そうな物言いをしたり、人を見下したような態度をとることを「上から目線」といいます。

 

自分ではそのような意図がなくても、周囲の人から「上から目線だ」と思われていたら、とても淋しいですね。

 

今回は、上から目線をやめたいと思っている人へ、その直し方についてお話しします。

 

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上から目線になってしまう人の特徴や心理

なぜ上から目線になってしまうのか。それにはこのような理由があります。

 

人の一部分しか見ていない

人は多面性、多様性を持った生き物です。

 

ある面では人より優れていても、別の面では人と比べてできない、ということが誰しもありますよね。

 

しかし上から目線の人は、一部分だけを切り取って、「自分はこの人よりも優れている」と思ってしまうのです。

 

自分の基準だけで人を評価している

人を評価するというのはとても難しいことです。

 

あなたが「この人は大したことがない」と思っても、周囲の人からの評価はとても高い、といったことはよくあります。

 

自分の基準だけで人を評価するクセがついてしまうと、無意識のうちに上から目線になってしまいます。

 

自分の知識を披露したがる

個人が知っていることは範囲が限られていますが、自分が頭がいいと思っていると「~って知ってる?」などとすぐに知識を披露したくなってしまいます。

 

相手が知らないことを前提とした質問は、上から目線で人を不快にさせてしまいます。

 

何でも勝ち負けで考える

人生に勝ち負けはありません。

 

しかし、負けず嫌いで「人より勝っている」ということを誇示したくなってしまう人がいます。

 

常に自分と人の人生を比べ、勝っている点を自慢しないと気が済まなくて、それが上から目線だととられてしまうのです。

 

自分に自信がない

自分に自信がないからこそ、見栄を張って「自分の方が上なのだ」ということを誇示したくなってしまいます。

 

マウンティングをする心理と同じで、自信のなさを強い態度でカバーしているのです。

 

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上から目線をやめたい人への改善方法

ついつい上から目線になってしまうと自覚している人はもちろん、そんなつもりはないのに誤解されてしまうという人は、次のことを実践してみてください。

 

相手の話をしっかり聞く

自分の主張ばかりしないで、相手の話に真摯に耳を傾け、相手を理解することを優先させましょう。

 

会話をする時は、相手が8割、自分が2割

この会話の割合に気をつけてみてください。

 

そうすると、自然と相手の話を聞くことになり、「この人は親身になって話を聞いてくれる」という印象になるので、上から目線にはなりにくくなります。

 

積極的に教えない

以下のように、自分の考えや経験を教えようとする姿勢は、上から目線だと思われがちです。

こうした方がいいよ

それは違う、これが正解だよ

~って知ってる?

教えて欲しいと頼まれた時に、頼まれたことだけを端的に教える、それ以外は自分から教えようとしない方が良いでしょう。

 

否定形、断定形を使わない

人と話をする際に、次のように、すぐに否定したり、自分の意見を押し付けるような断定形を使うと、相手からは「上から目線だな」ととられてしまいがちです。

それはダメだよね

それは~だ

~すべき

その代わり、以下のように、提案する形や自分の意見を言うという形にすると角が立ちません。

そうですね。私はこう思うのですが~

~というのもいかがでしょうか

このようにしてみても良いと思いますが、いかがでしょうか

 

人の長所を探す

完全な人間はいないにも関わらず、ついつい忘れて人は傲慢になってしまいます。

 

何でもできる人はいなくて、すごく優秀に見える人でも不得意なことはあります。

 

そのような時は、誰にでも得意なこと、優れた部分があるということを思い出してください。

 

目の前にいる相手の「自分よりすごいところ」を探してみるのです。

そうすると、どんなに小さなことでも「この人すごいな」と称賛できるところが見つかります。

 

すごいところ探しができるようになると、自然と人に対して敬意を持てるようになるのです。

 

人と自分を比べない

人生に勝ち負けはありませんので、他人と自分の人生を比べることほど、無駄なことはありません。

 

どうしても「勝ち」にこだわるなら、過去の自分と勝負してください。

1年前はこれしかできなかったことが、今はこんなにできる。

 

そういう勝負なら、自分を成長させることにつながりますし、他人とぶつかることもありません。

 

意図せず上から目線だと思われるケース

ただし、自分がどんなに気をつけても、上から目線だと思われることはあります。

 

それは、相手との信頼関係ができていない場合が考えられます。

 

自分に置きかえてみるとわかりやすいですが、年齢や立場に関わらず一目置いている相手、尊敬している相手から言われたことは、決して上から目線だとは思わないはずです。

 

上から目線だと思われるということは、相手があなたのことを自分と対等、もしくは下だと思っているか、あなたに敬意を持っていないことが考えられます。

 

ものの言い方に気をつけてもそう思われてしまうということは、相手の受け取り方に問題がある場合もあります。

 

そのような時は、相手との信頼関係を築くところから始めないといけないかもしれないですね。

 

上から目線の人の特徴と改善方法・まとめ

上から目線でいると、人との関係も悪くなりますし、仕事を進める上でも支障が出てきます。

 

相手との良好な関係を築くためにも、人に対する敬意を持ち、謙虚な姿勢を心がけたいものです。

 

 

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