後悔しない人の考え方や特徴【なぜあの人はいつも前向きなのか?】

人にはいろいろな後悔があります。

「こんなことは言わなければよかった」という日常の些細な後悔もあれば、「あの時にこっちを選んでおけばよかった」、「あそこであれをやっておけばよかった」というこれまでの人生への後悔もあるでしょう。

 

後悔してクヨクヨするよりも、後悔せずに前向きに歩んでいきたいものですが、後悔しない人はどのような考え方をしているのでしょうか?

 

今回は後悔しない人の考え方や特徴についてお伝えしていきます。

 

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後悔し続けることの影響

過去にとらわれないように注意しよう

後悔し続けることで「今」に大きな悪影響を及ぼしているケースがあります。

それは過去ばかりに目を向けて、大切な今に意識を向けられない状態です。

 

「こうしていれば今の自分は違っていたはずだ」という思い込みが強くなり、あきらめの言動が多く見られるようになります。

結果として周囲のモチベーションまで下げることになり、悪影響になってしまいます。

 

どんなに悩んでも、どんなに考えても「過去は変えられない」のです。

変えられるのは、今の自分」です。

 

後悔し続けることで、今、何ができて、何ができないのかといった判断が鈍っていくので注意が必要になります。

 

ネガティブな思考のメリット

「後悔=ネガティブな思考」ですが、ネガティブな思考は必ずしもデメリットばかりではありません

 

後悔しない人は、失敗をまったく振り返ることなく、楽天的に「次は何とかなるだろう」と考え、同じ失敗を繰り返すことになるからです。

 

フランスのモラリストであるラ・ロシュフコーは、「間違ったことをして、それに苦しむことのできない人間ほど、何度も間違ったことを繰り返す」という言葉を残しています。

 

成功し続けるだけの人生などあり得ません。

多くの人が成功以上に失敗を経験しているはずです。

 

もちろん、それだけ苦しみも体験しています。

しかし、後悔することで人は反省し、改善することができるのです。

 

「今」は変えることができます。

そうやって後悔を受け止めることが出来ることが、後悔しない人の特徴でしょう。

 

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後悔しない人の考え方や行動

後悔しない人の考え方

後悔しない人は、「失敗は成功の基である」という考え方を持っています。

ですから失敗したことに対する後悔を前向きに受け止め、改善し、成功に繋げていくことができるのです。

 

逆に、失敗したことに対して後悔し続けている人は、自尊心を傷つけられ、周囲の目を気にして挑戦を諦めてしまいます。

そして過去に縛られ、今に意識を向けられなくなるのです。

 

フォード・モーター創設者ヘンリー・フォードは、「失敗とは、より賢く再挑戦するためのよい機会である。まじめな失敗は、なんら恥ではない。失敗を怖れる心の中にこそ、恥辱は住む」という言葉を残しています。

失敗は成功するための貴重な機会だという価値観を、後悔しない人は持っているのです。

 

後悔しない人の行動

失敗していなくても後悔はします。

「ここで、こんなことに挑戦しておけばよかったのに」という「行動しなかったことに対する後悔」です。

 

一般的に後悔しない人に思える偉人たちに共通するのは、「失敗への後悔・反省はするが、行動したことに対する後悔はない」ということです。

これは後悔しないのではなく、後悔しないように行動しているからです。

 

イギリスの政治家であり、作家でもあるベンジャミン・ディズレーリは、「行動は必ずしも幸福をもたらさないかもしれないが、行動のないところに幸福はない」という言葉を残しています。

成功している人たちは行動しているのです。

 

アメリカの第26代大統領セオドア・ルーズベルトは、「失敗は問題だ。しかし、成功しようとしないのは、もっと問題である」という言葉を残しています。

 

作家である林真理子さんは、「したことの後悔は、日に日に小さくすることが出来る。していないことの後悔は、日に日に大きくなる」と述べています。

 

成功しようが失敗しようが、まずは行動すること

これが後悔しない人の特徴です。

 

後悔しない人の特徴・まとめ

誰でも後悔はするものです。

問題はその後悔をどう受け止めるかでしょう。

 

「後悔する人」は、後悔を糧にできず、過去にとらわれて今を大切にできていません。

 

一方で「後悔しない人」だって後悔はしています。

ただし、行動した結果の後悔であり、その後悔は前向きに受け止められ、人生の糧になっているのです。

 

後悔しない人とは、後悔をプラスに変えることのできる人です。

そして、「今」この時を大切にし、さらに良いものにしようと力を注いでいます。

 

スイスの哲学者であるカール・ヒルティは、「苦しみは人間を強くするか、それとも打ち砕くかである。その人が自分のうちに持っている素質に応じて、どちらかになる」という言葉を残しています。

 

後悔しないで済むように逃げ道を探すのではなく、苦痛は自分を強くする教師だと考え、失敗を怖れず後悔を前向きに受け止めていきましょう。

 

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