デジタルデトックスという言葉をご存知でしょうか。
便利な道具が開発されればそれに伴うデメリットが出てくるのが世の常で、スマホやパソコン、インターネットもその一つです。
パソコンを仕事で使う人は仕方が無いとして、スマホはちょっと使い過ぎかな?と思っている人にオススメなのがデジタルデトックスなのです。
デジタルデトックスの何がいいのか、また、どのようにすれば良いのかなどをご紹介します。
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デジタルデトックスとは?
デトックスとは解毒のこと。
身体にたまった毒素を取り除くことですが、アルコールや薬物などにも使われる言葉です。
デジタルデトックスとは、スマホなどのデジタル機器による弊害を断ち切ろう、というものです。
日本人は平均で1週間に約50時間もインターネットを利用しているのだとか。
中でもスマホの利用時間が一番長くなっています。
デジタルデトックスの効果
デジタルデトックスの効果は依存度によっても変わってきますので個人差がありますが、主に以下のような効果が期待できます。
デジタルデトックスの効果
◆ 肩こり、首のコリなどの解消
◆ 脳が冴えて仕事に集中できるようになる
◆ 時間の使い方がうまくなった
◆ 脳疲労がとれる
◆ 睡眠の質が高まる
◆ 身体の疲労が回復しやすくなる
◆ 生活にメリハリが出来る
スマホやパソコンから離れると、必然的に時間の使い方が変わってきます。
人によっては休日に自然とふれあう時間が増えたり、家族との会話が増えた、という人もいるでしょう。
中でも、長時間インターネットを見続けることで起こる「脳疲労」が回復するということが一番のメリットではないでしょうか。
脳疲労とは、脳を酷使することによって活性酸素が発生し、脳の働きが低下する状態のこと。
情報過多やストレスで脳が疲れて、イライラしたり眠れないなどの症状が起きてくるんです。
放置すると自律神経失調症やうつ病に発展することもあるので、早めに対処したいところですが、風邪のように鼻水が出たり喉が痛くなったりしないので、なかなか自覚しにくい症状でもあります。
しかし、最近疲れが取れにくいとか、何だかイライラすることが多くて精神的にも少し不安定かもしれないと感じたら、それは脳疲労を起こしているのかもしれません。
そんな時こそデジタルデトックスが必要なのです。
スマホなどのデジタル機器から離れることによって脳疲労が回復し、心身ともにリフレッシュできます。
そして、人生に対して前向きになっていきます!
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デジタルデトックス・13の方法
デジタルデトックスは、スマホやパソコンから一定時間、離れることが必要です。
以下に、具体的な13の方法を挙げますので、できそうなものから是非やってみてください。
主にスマホを例にとっていますが、パソコンも同様です。
デジタルデトックス・13の方法
◆ 寝る1時間前からスマホをいじらない
◆ 食事中、トイレなどでスマホをいじらない
◆ 充電器は持ち歩かない
◆ スマホを使わず目覚まし時計で起きるようにする
◆ 用がない時は電源を切る
◆ ポケットに入れず鞄に入れる
◆ ちょっとした外出ならスマホはおいていく
◆ 通知機能をオフにする
◆ ゲームやSNSのアプリを消す
◆ 人と一緒にいる時はスマホを使わない
◆ 音楽は別のプレイヤーで聴く
◆ すぐ手の届くところにスマホをおかない
◆ ガラケーに戻してみる
ポイントはスマホを使いづらくする、ということです。
すぐ近くにあるから触りたくなりますし、音楽もスマホに入れておくと、聞きながらいじってしまうので、別のプレイヤーにした方が触る機会が減ります。
究極の方法はガラケーに戻す、ということでしょうか。
ガラケーだとインターネットは格段に使いづらくなります。
面倒で見る気も起きなくなるかもしれません。
デジタルデトックスをするべき人とは?
特に、デジタルデトックスをした方がいい人がいます。
それは、スマホを使いこなしている人、スマホで人生が楽しくなっている人、ではなくて、「スマホに使われている人」です。
スマホ、デジタル=悪、ではなく、ネットに依存しているせいで健康被害が出ていたり、精神的な余裕がなくなっていることがいけないのです。
ちなみに、あなたがどれほどスマホに依存しているか、チェックしてみましょう。
スマホ依存度チェック
◆ 寝る直前までスマホ、朝起きたらまずスマホ
◆ トイレに行く時もスマホ
◆ 充電器を常に持ち歩いている
◆ SNSの更新情報が気になる
◆ 会議中でもスマホをいじってしまう
◆ メールやLINEの返事をすぐにしないと友達がいなくなるのではないかと思う
◆ スマホが近くにないと不安になる
◆ 肩こりや頭痛がひどい
◆ 暇さえあればネットサーフィン
いかがでしょうか?
チェック数が多いほど、依存度が高い可能性があります。
まとめ
今更スマホなしの生活なんて考えられないと思います。
ですから、スマホやパソコンがいけないとは言いません。
ただ、それがあることによって心身が疲れてしまったら本末転倒な話です。
ネットを見ていて気がついたら何時間もたっている、なんてもったいないと思いませんか?
デジタル機器は便利に使ってこそ意味があるもの。
それができないなら、いったん離れて使い方を見直してみる必要があるのかもしれません。
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