片付けが苦手な人は多いと思います。
整理整頓は日々の積み重ね。
身の周りがキレイになると、それだけで気分が上がりますよ!
そこで今回、お掃除会社で働いている私がプロ目線で整理整頓のコツを紹介します。
スポンサーリンク
整理整頓の基本
整理整頓の基本を紹介します。
整理整頓の意味
整理整頓とは、次のような意味があります。
整理整頓とは
◆ 整理・・・「必要なもの」と「不要なもの」に分けること
◆ 整頓・・・優先順位を付け、必要な物をすぐに出せるようにすること
整理整頓とは、まず必要なものと不要なものに分け、必要な物に優先順位を付けることをいいます。
整理整頓はいつする?
それでは、整理整頓はいつするのがよいのでしょうか?
それは「今」です。
思い立った「今」着手しましょう。
「あとでまとめてやろう」「ある程度溜まったらやろう」は、一見効率的に見えますが、部屋が散らかる原因となります。
多少、非効率的であっても、思い立った時が1番良い整理整頓のタイミングです。
そして、週に一度、整理整頓する日をあらかじめ決めます。
手帳やカレンダーに「整理整頓」と書いておいてください。
最初からスケジュールに組み込むことで、後回しにするのを防ぎます。
もしくは、1日5分、1カ所だけ整理整頓をする、というようなやり方でもOKです。
こまめにやっておけば、ものがたまって溢れることもありません。
スポンサーリンク
整理整頓、8つのコツ
整理整頓も慣れていないから、うまくいかないだけです。
定期的にやるようにして、以下のポイントを取り入れて頂ければ、誰でも整理整頓が上手になります。
捨てる
いつか使うかもしれないから、と取っておいて、実際に使ったことがあるでしょうか。
おそらく9割がたないと思います。
「いつか」はほとんどやってきません。
近々に使う予定のなさそうな物は捨ててしまいましょう。
まだ使える、もったいないと思うものは取っておくのではなく、フリマなどに出品すれば片付けと小遣い稼ぎが同時に出来ます。
服も同じです。
「まだ着るかもしれない」と何年も袖を通していないものは躊躇せず捨てます。
もしくは古着屋に売る、です。
2年着なかったら捨てるなど、自分なりのルールを決めておくといいですよ。
整理整頓チェックリストを作る
散らかりがちなのはどこか、それによってどんなことをする必要があるかも決まってきます。
場所別のチェックリストを作り、どんな整理整頓をしたかをリストにしておくのです。
そうすれば、先週は棚のファイルの整理をしたから今週は引出しの整理をしよう、など計画が立てやすくなります。
どこに何を置くか、エリアを決める
リビングに服を置いていたり、日用品があちこちに溢れていたりすると部屋が片付きません。
これはここに置く、とはっきりエリアを決めます。
そして、それ以外のものは置かないようにします。
あるべきものがあるべきはずの場所に収まると、探す時も楽になるんです。
例えば、デスクの上には筆記具だけとして、ペン立てなどに入れる。
付せんなどの小物類は一番上の引出しに、書類は使用頻度によって、デスクの上に出しておくのか、引出しにしまうのかを決めます。
100均で売っている収納ボックスなどを利用して仕分けをすると楽になりますよ。
使ったら戻す。床に置かない
部屋が散らかりやすい人は、使ったものを使いっ放しにして、そこらに置いてしまうのです。
だから散らかるんです。
使ったらしまう、これを徹底するだけでも部屋は散らかりません。
また、安易に床に置かないこと。
キレイに整理整頓されているお宅は床がたくさん見えます。
部屋を広く見せる効果もありますから、床には必要最低限のもの以外は置かない方がいいでしょう。
増える書類はクリアファイルでファイリング
子供の学校からのお知らせや、カードの明細など、いずれは捨てるんだけど今は保管する必要がある、というものは「学校」「仕事」「家」など種類別に分け、クリアファイルに入れます。
そして下から上に向かって時系列になるように重ねます。
これできちんと整理できますし、期限などが過ぎたら下から捨てていけばいいのです。
本当に欲しいもの以外は買わない
整理整頓が苦手な人は、衝動買いが多いもの。
身の周りを見ると、別になくても困らない、というもので溢れていないでしょうか。
本当に欲しいものしか買わない。
これを徹底するだけでも物が安易に増えることを防ぎ、散らかり予防の役目を果たすのです。
見えないところにしまい込まない
棚の奥だとか引出しの奥にしまい込むと、おそらく次にお目にかかるのは数年後です。
もしかしたら、捨てようと思って引っ張りだすまで目にしないかもしれません。
そういったものはおそらくなくても困らないものです。
本当に必要なものは、すぐ分かる場所や取り出しやすいところにしまいます。
そしてそれ以外はしまい込むのではなく、捨ててしまいましょう。
必要かどうか迷ったら
すぐに捨ててもいいものかどうか迷った時などは「一時保管」するためのボックスやトレーを作っておきます。
そこにいったん入れますが、放置すればそこが散らかりますから、入れてから1週間以内に整理する、などのルールを決めておきます。
整理整頓の効果
環境に心が似てくる
環境と心は似てくるという特徴があります。
身の周りを整理整頓すると、何より気分が良くなりますよね。
朝出勤した時にデスクがキレイだと「さて、やるか!」と仕事に集中して取り組めますし、家に帰った時に部屋がキレイに片付いていると、それだけでリラックスできると思います。
逆に、デスクや部屋が散らかっていると、心がそわそわして集中できませんし、怒りやすくなったりイライラしてきます。
整理整頓により、環境を整えることで結果的に心も整います。
無駄に気づく・無駄が無くなる
整理整頓をすることで、無駄に気付くようになります。
散らかった部屋では、「あれはどこにいったっけ?」と探しまわることもしばしばあるのではないでしょうか。
整理整頓できていれば、そのようなこともありません。
結局見つからずに新たに買ったりしていませんか。
だいたいそういうときに限って、買った直後に出てきたりするものです。
キレイにしておけばそのような無駄も省けます。
このように整理整頓をすることによって、部屋の無駄に気付くようになります。
この力が向上すると、仕事や計画といった物の無駄だけでなく、計画や目標といった抽象的なものの無駄にも気付けるようになります。
まとめ
キレイに整理整頓されたデスクや部屋は気持ちがいいものです。
それだけでも背筋がピンと伸びますし、やる気もわいてきます。
視覚からの情報は、思っているよりも心に影響を及ぼします。
汚い部屋にいるより、キレイな部屋にいる方が気分がいいですし、仕事も捗るはずです。
こちらの記事も合わせてどうぞ ↓
トイレ掃除の仕方・手順【写真付き】ブラックライトで汚れが浮き出る!