別に怒ってなんかいないのに、「なんか機嫌悪い?」と聞かれたことはありませんか。
目は口ほどに物を言うというのは本当で、目つきが悪いとあなたの機嫌に関係なく「怒っている」「怖い人」と思われてしまうのです。
好きで目つきが悪いわけではない、と思うでしょう。
しかし、あなたの中に原因がある場合も。
そこで今回、「目つきが悪いと思われてしまう原因」と「優しい表情になるためのトレーニング方法」について紹介します。
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目つきが悪い原因は?
元々一重で切れ長の目だから仕方ない、と諦める前に、他の原因がないかどうか考えてみましょう。
一重で切れ長でも目つきが悪いとは言われない人もたくさんいます。
むしろ、生まれ持った目の形よりも、他の原因の方が影響が大きいのです。
まぶたが重い
目の周りには眼輪筋という筋肉があり、それが衰えてくるとまぶたが重くなったり目の下がたるんだりして、目つきが悪くなります。
顔も鍛えないと年齢とともに衰えていきますから注意したいところです。
目が疲れている
デスクワークなどで眼精疲労がひどくなると、目が落ち窪んだり、隈ができたりして、それで目つきが悪いと思われるのです。
口角が下がっている
口と目、何の関係が、と思うかもしれませんが、実は顔の印象を左右するのは目だけでなく、「笑顔」かどうかというのも大きなポイントなのです。
口角が下がっているととても機嫌が悪い表情に見えるので、それが目つきが悪いと思われる原因になります。
心の状態が反映される
常に緊張していたり不安を抱えていたりすると、それが目に出るものです。
言葉ではどうとでも繕えますが、役者でもない限り目は嘘をつけないのです。
眼鏡が合っていない
眼鏡の度数は適正なものでしょうか。
眼鏡が合っていないとどうしても目を凝らして物を見てしまうため、それが目つきが悪いと思われる要因となります。
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目つきが悪いとこんなに損をする
目つきが悪いだけで、人はあなたのことを「いつも機嫌が悪そう」「怖そう」だと思ってしまいます。
怒っていると思われるだけならまだしも、いつも怒っているなんて性格が悪いのでは、と思われたらそれはかなり損ですよね。
少なくとも「話しやすそう」だとは思われないので、初めて会う人に良い第一印象を与えるのも難しくなります。
目つきが悪くて得をする、ということは一般のサラリーマンではあまりないといっていいでしょう。
優しい表情になるためのトレーニング方法
目つきはある程度、トレーニングで改善することが出来ます。
だって、一重の人がすべて目つきが悪いわけではありませんよね?
生まれつき、と諦めずに、印象を良くしていくためにも目つきを改善していきましょう。
口角を上げよう!
口角は1mm上がっただけでも印象が変わると言われています。
そんなににっこりと満面の笑みを浮かべる必要はなく、ほんの少し口角を上げる努力をするだけで、表情は変わります。
口の周りには口輪筋という筋肉がありますが、身体と同じで使わないと衰えてきます。
高齢になると段々への字口になってきますが、これは筋肉が衰えているから。
日頃から口角を上げることを意識してみてください。
表情筋が鍛えられれば、意識しなくても口角は上がるようになります。
眼輪筋を鍛えて目の印象を柔らかくする
目の周りの筋肉がこわばっていると目つきが悪く見えますから、エクササイズでほぐしていきましょう。
たれたまぶたを改善し、クマの予防にもなります。
そこでおすすめしたいのが眼輪筋を鍛える顔ヨガです。
顔ヨガの方法
1.両手でおでこを押さえます。目と一緒に動かさないためです。
2.その状態で目だけを動かし、左上を見ます。
3.そのままぐるーっと上に動かして、5秒かけて目を右に移動します。
4.何度か目を往復させます。
1分もあればできるので、ぜひ仕事中にでもやってみてください。
暗い気持ちを切り替える練習
難しいことを考えている時、悩んでいる時、眉間にしわが寄って、表情も厳しくなります。
それは仕方のないことですが、せめて人と接するときは、そのような表情はしないようにしましょう。
そのために、日々、意識してほしいのは、相手と接するときは明るい感情で接することです。
どうすれば自分は明るい感情に切り替えられるのか、いろいろやってみてコツをつかみましょう。
たとえば、私の場合、次のようなことで負の感情を切り替えることができます。
◆ 苦手な人と接するときは、相手の短所ではなく長所を見る。
◆ 帰宅後に楽しいことをする予定を入れる。
◆ 楽しかった旅行を思い出す。
◆ 足りないことや不満ではなく、あることや幸せの数を数えてみる
眼鏡を変えよう
眼鏡の度が合っていない人は、適正なものに変えましょう。
また、それを機に、フレームやレンズも見直してみてはいかがでしょうか。
眼鏡は顔の一部です、なんてCMがありましたが、眼鏡の色や形は顔全体の印象を左右します。
柔らかい印象にしたいなら、丸みのある「オーバル」、比較的誰にでも似合う人気の「ウェリントン」などのフレームがおすすめ。
色はスーツに合わせるのが基本ですが、ダークなスーツが多いならグレーや黒などの寒色系、茶系のスーツには暖色系が似合います。
黒ではきつくなりそうな時は、紺やダーブラウンもおすすめです。
疲れ目のケア
寝る前のホットアイマスクなどもオススメですが、仕事中にも出来るケアとして、ツボ押しがオススメです。
・承泣(しょうきゅう)
黒目の真下、骨の縁にあるツボです。
・攅竹(さんちく)
眉頭のくぼみの部分にあるツボです。
これらのツボを指の腹で数回押す、離すを繰り返してみてください。
ツボの位置がよく分からなければ、目の周りの骨の縁を押していくといいですよ。
血行が良くなって目の疲れが取れます。
まとめ
目つきは努力で変えられます!一番はやはり笑顔を心がけること。
慣れていないと恥ずかしいかもしれませんが、笑顔の人に悪い印象を持つ人はいません。
目つきだけを気にするのではなく、顔全体の印象を柔らかいものにしていこう、という意識づけが必要です。
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