長く会社員をしていると、職場の人間関係に疲れてしまった、もう仕事を辞めたいと思い詰めてしまうこともあるかもしれないですね。
しかし、実際はそうもいかないでしょう。
そこで今回、職場の人付き合いを楽にする6つのコツを紹介します。
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人間関係に疲れた時に出来ること
ストレスを感じて疲れている時は冷静な判断が出来ないかもしれませんが、一度気持ちを落ち着かせ、自分が今何をすべきかということをしっかり考えてみてください。
ストレスの原因を探る
ただイヤな人がいる、ということではなくて、なぜその相手にストレスを感じるのか、1度じっくり考えてみてください。
相手が指示した通りに動いてくれなかったとか、意見がよく衝突するとか、何にいらついたのか、事実を挙げてみてください。
そこから、なぜ動いてくれなかったのか、衝突したのかをじっくり考えます。
そうすると必ずしも相手に非のあることばかりではなく、自分の側にも問題があるということがわかってきます。
自分の指示の仕方に問題はなかったか、意見が衝突するのはどんな時かなど、ストレスを感じた場面を検証し、より良い解決策を探ってみてください。
適度な距離感を保つ
人間関係がこじれる原因の一つに「近づき過ぎ」があります。
イヤだと感じる人には近づかない。これが一番です。
仕事で会話をしなければいけないとしても、必要以上に口をきかない。
これだけでも精神的に楽になります。
本当にイヤなら離れることです。
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良い、悪いとジャッジしない
どちらの意見が正しいのか、ということで人と対立するのは不毛な戦いです。
どちらが正しいか正しくないか、という物差しで物事を見るのはお互いを消耗させ、誰も幸せにしません。
歩み寄れるところはないか、相手が折れないとしても、自分が譲歩できるところはないか、お互いメリットを得られる方法はないか。
徹底してお互いの意見のプラスになる点を探りましょう。
お互いが納得できる第3案が見つかるはずです。
「私の方が絶対に正しいのに」と思う時は要注意。
そういう時は、たいてい自分が間違っています。
グチばかりこぼさない、陰口を叩かない
どんなにイヤな人がいても、職場でその人の陰口、悪口を言うのは厳禁です。
また、仕事の帰りにグチばかりこぼすのもダメ。
なぜなら、それらの言葉は自分に対して言っているのと同じで、マイナスの言葉、ネガティブなイメージを自分に植え付ける行為だからです。
愚痴をこぼしても一時スッキリするかもしれませんが、現状は変わりません。
人を責める言葉はあなたの心を蝕んでいきます。
そんなことばかり話していないで、週末の楽しみを考えた方がずっと建設的で、精神衛生上良いことです。
このストレスが改善のチャンスと捉える
雨降って地固まるではないですが、トラブルが人とのつながりを強化するきっかけになったりすることもあります。
この人がイヤだと心の中で思っているだけでは何も変わらず、あなたのストレスも減ることはありません。
ここは思い切って、あなたの思いを相手に伝えてみてはいかがでしょうか。
思い切り意見をぶつけ合うのも時には必要です。
言葉が足りない、ちょっとしたすれ違いからお互いを誤解してしまっている、なんてことは良くあるものです。
本当にイヤならつき合わない
自分がいくら努力をしても、本当にどうにもならない人種は少なからずいます。
それはあなたにはどうしようもないことです。
そんな人を相手に悩むのは時間の無駄、人生の無駄遣いです。
その人が自分の人生に必要かどうか、1度じっくり考えてみましょう。
その上で、本当に必要ないと思ったら、一切の付き合いを切ってしまうのもひとつの方法です。
人間関係に疲れやすい人の特徴
人間関係にストレスを感じやすい人にはいくつかの特徴があります。
◆ 人の顔色を気にしすぎる
◆ いい人だと思われたい、人に嫌われたくない
◆ 自分の意見を言えない
◆ 相手の真意を確認せずに勝手に良くない方に思い込む
◆ 本人に面と向かって意見が出来ず、陰で文句を言ってしまう
人が10人いれば10の個性があります。
誰とでも仲良く出来るはずはなく、ウマが合わない人がいて当然です。
しかし、それはどちらかが良い、悪いという問題ではありません。
なのに、人間関係に疲れやすい人はその現実を理解していない人が多いのです。
また、人の顔色なんてコロコロ変わるもの。
いちいち気にしていたら身が持ちません。
時には空気が読めないくらいの鈍感さも必要です。
人間関係に疲れないために
人は誰しも、他人に良く思われたい、評価されたいと願う生き物です。
そのためにも、等身大の自分をしっかりと把握しておく、ということがとても大切です。
評価されるために頑張ることはいいことですが、理想と自分の実力がかけ離れている場合に、無理しすぎて疲れてしまうことがあります。
現実を受け入れる
自分の力量を伸ばそうと努力することと、人に気に入られようとして背伸びをすることは違います。
無理は必ずひずみを生んで、あなたを疲れさせます。
時には現実を直視する勇気も必要です。
できないことはできないと、現実を受け入れましょう。
どう生きていきたいのかを考える
人に振り回されやすい人は、自分の中に1本軸が通っていないことも多いものです。
自分がどうしたいのか、どうやって生きていきたいのか、そういったことを1度考えてみてはいかがでしょうか。
自分の中に確固たる信念がないと、人のいうことに振り回され、腹を立て、挙げ句の果てに心が疲れきってしまうということになります。
まとめ
人間関係に疲れた時、それは自分自身を見直すいいきっかけになります。
不快なストレスは、何かがうまくいっていない証拠。それは何なのか、分かるのはあなただけなのです。
今の人間関係が一生続くわけではありません。
努力次第で変えられるものもあれば、流れに身を任せるしかないものもありますが、後になって「いい勉強になった」と思えるように、しっかり自分を見つめ直してみませんか。
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