20歳前後で社会人として活躍している人の中には、若いからこその仕事の悩みというのもあると思います。
仕事を始めてみたのはいいけれど、この先どうなるんだろうとか、いつになったら一人前になれるだろうか、色々と不安もあるでしょう。
経験を積めば分かってくることも、まだ社会に出て間もないのですから、分からなくて当然です。
若いからこそ悩んでしまいがちなこと、またそれをどう乗り切ればいいか、悩んでいる方の参考になれば幸いです。
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19歳で社会人。若いからこその悩み
社会人になりたての頃は右も左も分からなくて、悩むことも多いでしょう。
若いなりの悩みには、このようなことがありませんか。
失敗するのが怖い
若い人の中には、子どもの頃からあまり失敗とは縁がなく、怒られることも少なかったという人がいます。
ですから、1度何かミスをして怒られてしまうと、失敗することが怖くなってしまう人もいます。
しかし、失敗しても大目に見てもらえるのは今のうち。
若い人の失敗は、ベテラン上司にすれば想定内です。
なかなか成果に結びつかない
まだ社会に出て間もないのですから、入社していきなりバリバリ仕事が出来る新人なんてどこにもいません。
それでもやはりやったことが成果として見えないとモチベーションが維持できない、やりがいが感じられないと思うこともあるでしょう。
仕事の成果が目に見えて分かるようになるまでは、ちょっと苦しい時期かもしれないですね。
すぐに仕事を辞めたくなる
高校生のうちは、行きたくない時は学校を休めば良かった。
でも社会人になるとそうはいきません。
社会人としての責任がありますから、やることがあるのに仕事を休んでばかりもいられないですね。
ちょっと嫌なことがあったり、上司に怒られたりすると「この仕事は自分には向いていないのでは」と考え、仕事を辞めたくなります。
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若いからこその悩みをスッキリさせる解消法
時間が解決してくれることもありますが、あまり遠回りせずに悩みを解消するための考え方について紹介します。
言われたことをきちんとこなしてみよう
毎日同じことの繰り返しだと、こんなことをやっていて意味があるんだろうか、そんな風に感じることもあると思います。
それがストレスとなって、上司に反論したくなることもあるでしょう。
でも、仕事が出来る人は、言われたことはまずちゃんとやってみる、その上で改善案なり修正案なり、自分の意見を出すものです。
逆に、いくつになっても文句の多い人は、言われたことすらまともに出来ない人が多く、建設的な意見も出せません。
四の五の言わずに、言われたことくらいちゃんとやってみる。
その上で、自分なりの工夫だとか、ここをもう少しこうしたらいいのにという改善案を出せるようになったら、仕事にやりがいも感じられるようになると思います。
でもそのためには、言われたことを言われた通りにこなせる能力が必要です。
そこを理解する必要があります。
失敗しなければ分からないことがある
失敗を恐れていては何も出来ません。
失敗は誰でも嬉しくありませんが、失敗してこそ学べることもたくさんあるのです。
どんなに仕事ができる上司でも、すごいと言われる経営者でも、失敗をたくさんしています。
でもその人達が他の人と違うのは、失敗からたくさんのことを学んでいるという点です。
失敗は成功のもと。
失敗の原因を探して、2度と同じ間違いをしなければいいのです。
行動し続けなければ分からない
元テニスプレーヤーの松岡修造氏の名言にこのような言葉があります。
「100回叩くと壊れる壁があったとする。でもみんな何回叩けば壊れるか分からないから、90回まで来ていても途中であきらめてしまう」
仕事の成果が出ないとやる気を失いかけた時は、「成果が出るまでやってみよう」と自分を追い込んでみてください。
逆にいうと、成果を出せる人は「出るまでやっている」というだけのことなのです。
今諦めれば失敗だけれど、結果が出るまでやり続ければそれは失敗にはならない。
それだけの違いなのです。
やりたいことが途中で変わってもいい
本当にやりたいこと、自分に向いていること、ライフワークともいうべき仕事は何なのか、それはやってみないと分からないのです。
今の仕事がそうかもしれないし、そうでないかもしれない。
そうでないと気づいた場合は、途中で仕事を変えたっていいんです。
そのためには色々な経験をしてみること。
会社の中だって、経験を増やすことは出来ます。
人がやりたがらない仕事を積極的にやってみる、上司とのつき合いにも積極的に顔を出してみる。
今の若い人はプライベートが大事と言いますが、仕事上の人脈を作ることは、これからの自分の人生の可能性を広げることにもつながります。
もちろん、プライベートも充実していることが当然理想ですし、好きなことを突き詰めることでやりたいことが見えてくるかもしれません。
いずれにしても、常にアンテナを張って、自分の可能性を広げることを探してみてください。
そして、これをやりたい!と思ったら迷わず飛び込んでみるのもいいと思います。
先人の知恵を本から学ぶ
本には仕事術だけでなく、生きる知恵、理想の人生を送るための考え方など、自分の頭では考えつかないことがたくさん詰まっています。
自分の頭ひとつで想像できること、考えられることは限られています。
だからこそ、本が必要なのです。
カリスマと呼ばれるような経営者が人生哲学を教えてくれたり、もうすでにこの世にいない人の教えを受けることも出来る。
本の良さは、何度も読み返せるところです。
むしろ、読み返さないと意味がありません。
今の若い自分と、5年後、10年後の自分とでは経験値が違っているので、受け取れる情報にも違いがあるからです。
良かったところは抜き出して紙に書いてみるとか、付せんを貼る、マーカーをするなどしてみましょう。
自分の心に響いたところ、ためになったと思うところは何度でも読み返してください。
もし今分からないことがあっても、数年後には「そうか、そういうことだったんだ!」と思うことも出てきますよ。
すべての経験があなたの宝になる
将来に不安を感じたり、学生の時とは違う「同じ毎日の繰り返し」で、これからどうなっていくんだろうと漠然とした不安を抱えている若者が多いと思います。
しかし、心配事の9割は起こらないと言われます。
このままずっと同じ会社で働き続けられないんじゃないか、突然首になるんじゃないか、将来年金がもらえないんじゃないかなんて、起きてもいないことを心配しても仕方がありません。
心配ならば、それに対する行動をとりましょう。
それしかありません。
いつでも転職できるように勉強する、スキルアップする、独立開業したい人はお金を貯めるなど、若くても出来ることがあるはずです。
今目の前にある仕事に真摯に向き合い、きちんとこなしていけば着実に力はついていきます。
どんな経験でも決して無駄にはなりません。
まとめ
自分がどう生きていくかは自分で決めましょう。
悩む暇があったら行動する。
頭で考えてばかりいても先には進めませんが、動くことで見えてくることはたくさんあります。
不安や悩みを打ち消すくらい、色々な経験を積んでください。
それがすべてあなたの実力となり、悩んでいたことなど後できっと笑い話になります。
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