人生がうまくいくには何が必要なのか?
「人生楽ありゃ苦もあるさ」「人生山あり谷あり」・・・これらの言葉の通り、人生には良い時もあれば悪い時もあります。
分かってはいても、やはり悪い時というのはできるだけ味わいたくないものです。
良いことばかりというわけではないものの、うまくいっている実感を得られるような人生を送っていきたいと願うのは悪いことではありません。
では、人生がうまくいくには何が必要なのでしょうか?
今回は、人生がうまくいくための、「人生の根っこ」を変える7つの考え方を紹介します。
スポンサーリンク
人生の良し悪しは運命ではなく、自分で創るもの
人生がうまくいくか、いかないかは決して偶然によるものではありません。
まず大前提として、この考え方が非常に大事です。
もし、人生が「自分ではどうすることもできない」のであれば、打つ手がありません。
自分の努力で何とかなる!と思うからこそ、次の一手が出てきます。
人生は天から与えられるものではなく、自分で創るものです。
自分で創るものだからこそ、今は人生がうまくいっていない人でも、自分の努力次第で今後の人生を向上させていくことが可能になるのです。
スポンサーリンク
人生の「根っこ」とは
人生を考える時、1本の木のモデルがよく使われます。
葉は「人生の結果」、幹は「言葉や行動」、根は「価値観や考え方」にあたります。
木の場合は、良い「根」から頑丈な「幹」が育ち、頑丈な幹から良い「葉」が育ちます。
葉を良くするためには、根っこが大事ということです。
地中に深く広がった良い根っこの木からは、健康的な葉が育ち、頼りない根っこの木からは貧弱な葉しか育ちません。
人生もこれと同じです。
まずは、あなたの人生に対する価値観や考え方が土台となって想いが生まれ、その想いがあなたの言葉や行動となって現れます。
そして、その言葉や行動があなたの人生を創り出していきます。
つまり、人生がうまくいくようになるためには、人生の根っこである「価値観や考え方」をより良いものにしていけばよいのです。
人生の「根っこ」を変える7つの考え方
自分の価値観や考え方をより良いものにしていくための基本的な考え方を7つ紹介します。
良いと思うものがあれば、どんどん吸収していきましょう。
人と比べない
まず、人と比べないことです。
「すべての不満は比較から生まれる」という言葉にもあるように、人は他人と比べることで幸福を感じるよりもむしろ、不幸を感じてしまいます。
あの人は苦労していないのに、私より褒められている・・・。
この人の方が、私より恵まれている・・・。
この比較の世界に生きる限り、本当の幸せはやってきません。
なぜなら、比較の世界では自分の幸せを自分ではなく、相手が決めるからです。
相手が自分よりも下なら、私は恵まれていると幸福を感じ、自分より上なら不平不満が出る。
結局は、自分の幸福感は相手次第ということになります。
だからこそ、他人との比較ではなく、「自分は自分」という考え方が大切です。
この「自分は自分」という考え方こそが、人生がうまくいく考え方のひとつです。
「原因は自分にある」と考える
物事がうまくいかなかった時、「その原因が自分にある」と考えることはとても大事です。
自分に原因があると思うからこそ、次の一手が見えてきます。
もし、他人に原因があると思ってしまっては、もう手の打ちようがありません。
なぜなら、他人と過去は変えられないからです。
うまくいかない原因が他人にあり、その他人を変えることができないのであれば、打つ手はありません。
変えられるのは、自分と未来だけです。
自分に原因がある場合、対応策はいくらでも見つかるはずです。
うまくいかなかった原因を、他人のせいや社会のせいにしてしている限り、次の一手は見えてこないはずです。
自分の努力で「変えられること」と「変えられないこと」に分けて考える
物事がうまくいかなかった時、心の中には怒りや不安、心配といったマイナスの感情が生まれてきます。
そのような時こそ感情に流されるのではなく、論理的に考えて最善の手を見つけていきましょう。
そのためには、頭の中を整理することです。
まず、自分の努力で「変えられること」と、「変えられないこと」に分けて考えましょう。
たとえば天気や気温など、自分の努力で変えられないことは、悩むだけ時間の無駄です。
悩んでも悩まなくても、結果は同じなら、悩まないようにしましょう。
そして、自分の努力で変えられることに集中しましょう。
たとえば、仕事でクレームを受けた時、クレームを受けたこと自体にショックを受け、グズグズと悩み続けてしまうものです。
しかし、そこは悩んでいてもどうすることもできません。
気持ちを切り替えて、そのクレームに対して今後どう対応するのか、一度失った信頼をどう取り戻していくのかに集中した方が、人生は良くなります。
◆ 自分の努力で「変えられること」と、「変えられないこと」に分けて考える
◆ 自分の努力で変えられることに集中する
批判者でなく模範者になる
人は他人に厳しく、自分には甘いものです。
そのため、他人の長所より短所に目がいきがちです。
あの人はここがダメ!
この人は、全くできていない!
などと、批判をしがちです。
しかし、批判からは何も生まれません。
他人を批判するよりも、その他人に良い影響を与えられる模範者になりましょう。
批判する人生より、模範となる人生の方が、人生はうまくいきます。
何事にも感謝する
何事にも感謝することが大切です。
最初は馬鹿らしいと思えるかもしれませんが、何事にも感謝することを実践していくと、とても生きやすくなります。
例えば、仕事のミスで上司から叱られたときに、上司に対して嫌な感情を抱いてしまう方は多いでしょう。
しかしながら、仕事のミスで上司から叱られたことによって、次回以降、そのミスをする可能性というのはぐっと下がったわけです。
自分にとって結果的にはプラスになっているのですから、叱ってくれた上司にも感謝できるようになります。
感謝できるようになるポイントは、無いもの(マイナス)を数えるのではなく、有るもの(プラス)を数えることです。
上司に叱られた嫌なことを数えるのではなく、叱ってもらえたメリットを数えましょう。
あれが無い、これが足りないと不平不満を数えるのではなく、あれも有る、これも有ると、有るものを数えていくことで、感謝の心が生まれてくるはずです。
怒りや恨み、嫉みなどのマイナス感情は早く消す
人生、生きていれば面白くないこともあるものです。
仕事がうまくいかなかったり、理不尽な対応をされたりと、ストレスで心が荒んでしまうことも多いものです。
このような時、自然と怒りや恨み、嫉みといったマイナスの感情になってしまうものです。
人間も生き物ですから、このような感情になることは自然なことです。
ただ、ここで大切なことは、そのようなマイナス感情を早く心から消してしまうということです。
マイナス感情は、あなたの目つきや行動、言葉の節々に現れ、目の前の相手を不快にさせてしまいます。
実は、この怒りや恨みのマイナス感情で1番被害を受けるのは、マイナス感情を抱いている自分自身なのです。
怒りはストレスを増加させ、細胞を老化させます。
なにより、マイナス感情を持ったままでは人生、面白いわけがありません。
だからこそ、マイナス感情が生まれた時は、「あっ、今怒りの感情が生まれたな」と気づき、早く消してしまうに限ります。
ポイントは、自分自身の欠点、短所にも目を向けることです。
怒りなどマイナス感情にとらわれている時は、攻撃の矛先が全て相手に向かてしまい、自分自身が見えなくなっています。
相手の欠点、間違いが気になり「絶体に相手が間違っている、私は絶対に正しい。」と思いがちです。
完璧な人間はいないのですから、「絶対に正しい」ということは誰にも言うことはできないはずです。
もしかしたら、自分の方が間違っているかもしれない、そう思うことが出来れば、マイナスの感情も少しは和らぐのではないでしょうか。
◆ 怒りや恨み、妬みといったマイナス感情は早く消す
◆ 自分自身の欠点、短所にも目を向ける
◆ 完璧な人間はいないのだから、自分の方が間違っているかもしれないと思う
楽しみを見つける
人生がうまくいくには、楽しみも必要です。
何でもいいので、自分にとっての楽しみを見つけておきましょう。
人生というのはもともと楽しいことばかりではありません。
だからこそ、楽しみは自分で見つけておくべきなのです。
食べ歩き、旅行、スポーツ、映画、音楽・・・自分が楽しいと思えるものであれば、何でもOKです。
楽しみというのは現実的にもそれだけでメンタルのケアにつながりますし、人生の充実度をも左右します。
つらい仕事があっても楽しみがあるからこそ、メリハリをつけられるのです。
楽しみは人生のデトックスといってもいいかもしれません。
デトックスするからこそ、巡りもよくなりますし、人生がうまくいくようになるのです。
まとめ
人生がうまくいくには何が必要なのかということでいろいろを挙げてきましたが、どれも基本的なこと、当たり前のことです。
ただ、それができないからこそ人生で躓いている方も多いのではないでしょうか。
基本的なこと、当たり前のことを実践して、うまく生きていきましょう。
こちらの記事も合わせてどうぞ ↓
◆ 人と比べない
◆ すべての不満は比較から生まれる
◆ 自分は自分