役に立つ雑学

財布を紛失!悪用されないために、すぐにやるべき5つのこと

 

気がついたら財布がない!

 

そんな時は頭が真っ白になると思いますが、財布の中にはお金以外のものも色々入っています。

全財産を持ち歩いている人はいませんから、お金については「残念だったな…」で済むでしょう。

 

しかし、クレジットカードや保険証などは急いで手続きをしないと悪用される可能性もあります。

それを防ぐためにも今回は、〇〇の対策を紹介します。

 

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まずは警察に届けること

 

日本は諸外国に比べれば、失くした物の戻ってくる確率が高い国です。

財布類はおよそ6割が落とし主の元に戻ってきます。

 

ですから、そのまま無傷で戻ってくることを期待しつつ、真っ先にまずは最寄りの交番または警察署に「遺失届」を出しましょう。

これは早ければ早いほどいいです。

 

困るのは現金を取られることよりも、個人情報が盗まれたり、カードを悪用されたりすることです。

 

しかし、万が一、カード類を悪用されたとしても、遺失届を出していれば「不正使用」だと認められ、お金を全額請求されることはありません

 

届出を出した際の受理番号は失くさないようにしましょう。

これが「失くした」証明になります。

必ず、気づいた時点で届出を出してください。

 

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個人情報の悪用を阻止するためにすべきこと

 

落し物の6割は戻ってきますが、4割は戻って来ない現実があります。

 

お金を取られるだけならまだしも、免許証やクレジットカードを悪用されたら大変ですから、それを防ぐにはどうすればいいのでしょうか。

警察に遺失届を提出後、やるべきことを紹介します。

 

キャッシュカードの停止

銀行口座は、口座を持っている銀行に電話をすればすぐにキャッシュカードを使えなくしてくれるので、お金が引き出される心配はありません。

 

大手の銀行は24時間受け付けていますし、キャッシュカードが使えないように設定すると同時に再発行の手続きも出来ます。

 

クレジットカードの停止

クレジットカードは買い物に使えるだけでなく、キャッシングにも使えますから、限度額一杯にお金を引き出される可能性があります。

これもカード会社に連絡をしておけば、その時点でカードは使えなくなりますので安心です。

 

とにかく早く連絡することが大事ですが、VisaやMasterなどではなく、「楽天カード」など、発行した会社に連絡します。

この時、遺失届の受理番号も伝えておきましょう

 

カードを複数枚持っている人はもれなく発行会社へ連絡するようにして下さい。

停止手続きをした後は、新しいカードを発行してもらう手続きをします。

 

もし、失くした財布が戻ってきても、一旦停止したカードは使えないので、どのみち新しいカードが必要になります。

 

免許証の再交付手続き

免許証はお金を借りたり、携帯電話などの契約にも悪用されかねません

こちらもすぐに再交付の手続きをします。

 

免許証は原則として、運転免許試験場で再交付手続きをします。

当日に新しいものがもらえますから、以下のものを持って手続きに行きましょう。

◆ 顔写真

◆ 住民票や健康保険証など、本人確認できるもの

◆ 印鑑

 

健康保険証の再交付手続き

健康保険証も失くすと病院にかかれなくなるため(一時的に全額負担になってしまうので)、早めに再交付の手続きをします。

 

会社員の方は勤め先へ、国民健康保険に加入している人は住んでいる自治体の窓口へ申し出ます。

 

病院なんて滅多に行かないからいいや、ではなくて、健康保険証は立派な身分証明書です。

これでお金を借りることも出来るので、消費者金融などで悪用される可能性もあります。

出来るだけ早めに手続きをしてください。

 

信用情報機関への連絡

信用情報機関とは、クレジットやローンなどに関する個人情報を確認できる機関です。

会員になっている会社(クレジット会社や金融機関)が「この人は支払能力があるのか?」など、消費者の信用情報を照会できるようになっています。

 

ここにクレジットカードや免許証、保険証を紛失したことを届けておけば、第三者が勝手に銀行口座やクレジットカードを作ることを防ぐことができます

(ただし、100%の保証はされていない)

 

本人申告制度」というものがあるので、本人確認書類を用意して、郵送または窓口で手続きしてください。

 

大手信用情報機関としては、「CIC」や「JICC」などがあります。

1つの信用情報機関で手続きをすれば、他の信用情報機関にも反映されるため、全ての信用情報機関で手続きする必要はありません。

 

財布を失くした時に慌てないために

 

財布に、

◆ クレジットカード

◆ キャッシュカード

◆ 免許証

◆ 健康保険証

などを全て入れておくのは危険かもしれません。

 

例えば、支払にクレジットカードをよく使う人は財布に入れていてもいいとして、毎日使うわけではないキャッシュカードや免許証などは、カードケースなどに入れて、別に持ち歩くのもひとつの方法です。

 

個人情報から暗証番号が分かる場合がある

キャッシュカードの暗証番号を、電話番号や生年月日、住所の番地などにしている場合は要注意です。

キャッシュカードだけでは分からないこれらの情報が、免許証や保険証を一緒にしておくことで漏れてしまいます。

 

レシートを入れておかない

意外な盲点なのですが、レシートにはあなたの個人情報がいっぱい詰まっています。

免許証など個人情報が記載されたものを財布に入れていないから安心、と思ったら大間違い。

 

毎日どこで何を買っているのか、レシートを見ればだいたいの生活が分かってしまいます。

レシートにはお店の住所が書いてありますから、働いている場所や住んでいる場所もだいたいの見当がついてしまう、ということです。

 

お店のポイントカードなどもそうですね。

会員カードなどに住所が書いてあることもあるでしょう。

 

どこから個人情報が漏れるか分からないので、財布の中は基本的にお金だけにしておく方が安全、安心です

 

まとめ

 

財布を紛失したと気づいたら、まずは冷静になることです。

落ち着いて一つずつ対処していけば、万が一個人情報を悪用されても、甚大な被害を被ることは少ないでしょう。

 

これを機に、財布を失くした時はどうするか、なくした時に被害を最小限にするにはカード類をどうやって管理しておけばいいかなど、考えてみてはいかがでしょうか。

 

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