明日から出張なのに、スーツケースの鍵が開かない!暗証番号を忘れた!
もうスーツケースを買いに行く時間もない時は、何としてでも自分で開けたいものです。
そこで今回、スーツケースの暗証番号を忘れた時に自分で鍵を開ける方法を紹介します。
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自分で開ける方法
まずは、自分でできる方法を紹介します。
特に、ジッパータイプのスーツケースの場合は問題なく開けることができます。
ジッパータイプなら1秒で開く
スーツケースがジッパータイプなら、ボールペンで1秒で開けることが可能です。
これは、ボールペンを使ってジッパーを1ヵ所開けることで、ジッパーが全部開いてしまうという方法です。
詳しくは下の動画で説明しておりますのでご覧ください。
私も動画撮影のため、この方法で何度も開ける実験をしましたが、ジッパーが壊れることはありませんでした。
ジッパーの持ち手(スライダー)をジッパーの端まで移動させれば、何事もなかったかのようにそのままジッパーを閉じることができますので、開けた後にジッパーを閉めることも可能です。
この方法だと、鍵には一切触れることなくジッパーを開け、何事も無かったかのようにジッパーを閉めることが可能です。
特定の数字を当てはめてみる
ダイヤル式の鍵の場合、暗証番号を忘れたら、まずは自分と何か関係のある数字を片っ端から当てはめてみましょう。
よく使われる特定の数字に、以下のようなものがあります。
◆ 誕生日
◆ 結婚記念日
◆ 銀行の暗証番号
◆ 車のナンバー
◆ 電話番号下3桁
◆ 住所の番地
◆ スーツケースを買った日付
統計上、良く使われる番号を当てはめてみる
誕生日などの番号で開けば問題解決ですが、そう簡単には暗証番号が見つからないこともあります。
そんな時のために、統計上、暗証番号としてよく使われる番号をまとめました。
中でも、「1234」の数字の組み合わせは、10人に1人が暗証番号として使っている番号になります。
順位 | 番号 | 使用割合 |
1位 | 1234 | 10.7% |
2位 | 1111 | 6% |
3位 | 0000 | 1.8% |
4位 | 1212 | 1.2% |
5位 | 7777 | 0.7% |
6位 | 1004 | 0.6% |
7位 | 2000 | 0.6% |
8位 | 4444 | 0.5% |
9位 | 2222 | 0.5% |
10位 | 9999 | 0.5% |
000から999まで、順番に合わせていく
暗証番号の場合、カギと違って時間をかければ必ず開けられます。
3桁であれば「000」から始めて「999」まで、また4桁であれば「0000」から「9999」まで番号を順番に合わせていけば必ず開きます。
3桁でも1000通り、4桁であれば10000通りも番号を合わせてロック解除、という作業を続ける必要があります。
数字がしっかりと合わさっていない、ロック解除の押しが甘いと暗証番号が合っていても開かないということも考えられます。
そのため、この方法でスーツケースを開けるためには、時間と根気が必要です。
ちなみに、私の場合、3桁の番号を「000」から「999」まで数字を当てはめてみるのに、10分くらいかかります。
理論上、4桁になった場合は3桁の10倍の組み合わせがあるため100分かかる見込みとなります。
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隙間を見ながら開ける
他にも、隙間を確認しながら暗証番号を合わせていく方法が挙げられます。
正しい暗証番号になると、ほんの少しだけですがロックがかかっている部分に隙間ができます。
その隙間を手掛かりに正解を見つけます。
まず番号を「000」に合わせます。
次に1の位の数字を0から9まで、001、002、003…と合わせていきます。
必ずどこかの数字で他よりも隙間ができる部分があります。
隙間ができる数字が正解です。
1の位の正解番号が分ったら次は10の位です。
1の位の時と同様の要領で番号を合わせていきます。
そして最後に100の位の数字を合わせていきます。
もしも最初の1の位の番号がわからない場合には、もう一方の100の位から始めることもできます。
つまり、100、200、300…という感じです。
隙間といってもスーツケースは非常に精密に作られているので、本当にわずかの隙間です。
微妙な隙間、違いを見分けられれば、意外と早く開けられます。
数字を合わせるダイヤルは、Uの形をしているフックから1番遠いダイヤルから回していくのが鉄則です。
南京錠タイプの鍵の場合
スーツケースの鍵が、図のような南京錠タイプの場合、南京錠を壊してしまうという方法もあります。
これはスパナを2本使います。
南京錠のU時の穴にスパナを下の写真のように入れ、赤い矢印の方向に持ち手を動かすことで、U時の部分を壊すことができます。
テコの原理を使うため、この方法が1番、力が要らず、短時間で壊すことが可能です。
女性でも2~3秒で壊すことができます。
自分で対処できない時の方法
どうしても自分で鍵が開けられない場合もあります。
忘れた暗証番号は簡単には思い出せません。
そんな時は下記の方法もおススメです。
販売店に問い合わせをする
自分ではどうにもできない時には、スーツケースのメーカーもしくは販売店に問い合わせてみましょう。
ただし、スーツケースを送ってメーカーでの修理が必要になるので、時間と費用がかかります。
カギ開けサービス会社に問い合わせをする
すぐにスーツケースを使いたい時には、カギ開けサービス会社を利用できます。
家や車のカギだけではなく、どんなカギでも対応しているので頼りになります。
会社によっては年中無休なので、「緊急の出張で明日使いたいのに暗証番号を忘れた!」という時にも大丈夫です。
カギ開けサービス会社ではダイヤル式だけでなく、差し込み式にも対応してもらえます。
暗証番号は覚えているけど、カギがなくて開かない時にも利用できる方法です。
新しいスーツケースを買う
出発まで2、3日、時間があれば新しいスーツケースを買う方法もあります。
最近ではリサイクルショップなどでも、比較的綺麗で新しいタイプの物が販売されています。
新品で購入するよりも、かなり安く購入できるのでおすすめです。
レンタルで借りる
頻繁に使う機会がないのであれば、レンタルすることもできます。
旅行代理店などでもスーツケースのレンタルサービスをしています。
最近ではインターネットショップでもレンタルサービスを利用できます。
往復の送料無料で即日発送にも対応してくれます。
万が一破損した時のための保証もついているので安心です。
今まで使ってみたかったリモアやサムソナイトのような有名メーカーのスーツケースも安くレンタルできます。
新しく購入して、その後、使う予定がない場合にもレンタルがおすすめです。
保管にも場所を取りますし、新品を購入しようと思うと決して安くはないので、1度だけの利用にはちょうどいい方法です。
段ボールに詰めて、宅急便で送る
時間や予算の都合上、どうしてもスーツケースが準備できない時には、応急処置として段ボールを使う方法もあります。
ホームセンターなどで、新品の頑丈な段ボールを購入できます。
スーツケースを購入することに比べれば格安です。
途中で開けられないように、しっかりと養生テープやビニール紐などで梱包して宅配便で宿泊予定のホテルに送ることができます。
万が一雨が降った時のことを考えて、中に入れるものをビニール袋などに入れておくこともおすすめします。
この方法は宅配料金がかかるので、可能であれば空港まで持って行って手荷物として段ボールを預けることができます。
実はスーツケースだけでも数キロあるため、場合によっては重量オーバーになることもあります。
段ボールであれば制限重量のほとんどを荷物として使えます。
ただし、スーツ姿で段ボールを持ったまま空港に行くのに抵抗がある場合には、宅配便を利用することをおすすめします。
まとめ
無事に暗証番号がわかって開いたら、忘れないように番号をメモしておきましょう。
中には「なんでこんな番号に設定したんだろう?」という人もいるかもしれません。
まずは番号を忘れないことです。
そして、忘れることを前提に、どこかに番号を控えておくようにしましょう。
早め早めに準備して、万が一の「開かない!」に備えましょう。
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