ジョギング、ブログ、早起き、ダイエット。
色々チャレンジしてみるけれど、全く長続きせず、どれひとつ継続しているものがない。
これを3日坊主といいます。
新しいことを始めて何年も継続できる人がいる一方で、好きで始めたはずのことが継続できない人もいます。
この差はどこから来るのでしょうか。
継続できない理由が分かれば、きっとあなたも3日坊主から卒業できます。
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あなたが継続できない理由
継続できないのは自分の意思が弱いから、やる気が足りないから、自分がダメな人間だから、そんな風に思っていませんか。
決してそうではありません。
やる気や意思だけに頼っている
人は意思の弱い生き物です。
学生のときだって、今度こそ試験前くらいはしっかり勉強しよう!と思ったけど全然出来なかった、という経験は誰にでもあるのではないでしょうか。
その反面、毎日コツコツと努力できる人がいます。
この違いはやる気の問題かというと、そうとも言えません。
次の章でお話ししますが、継続できる人は継続しやすい工夫をしています。
あなたが継続できないのは意思の力が弱いからではなくて、意思の力に頼っていることが原因です。
だから、やる気が出ないときでも、自然と出来てしまう仕組みを作ることが継続につながるのです。
何のためにやるのかが明確でない
例えば続かない代表例として、ダイエットがあります。
もし、「あと10kg痩せなかったらあなたはあと半年の命です」と言われたらどうしますか。
必死になって痩せるのではないでしょうか。
しかし、たいていの人はせり出しているお腹がみっともないなと思うくらいで、今すぐ命に関わるようなことがありません。
「今どうしても痩せなくてはいけない理由」がないからダイエットが続かないのです。
英会話などもそうですね。
ビジネスマンたるもの英語くらいできないと、という理由では続きません。
会社の経営者がアメリカ人になり、会社の公用語が英語になり、英語が話せない人間は早期退職の対象になる、と言われれば必死になると思います。
つまり、それを継続して結果を出さなくてはいけない明確な理由がないから続かないのです。
どうやってやるかが決まっていない
何事も行き当たりばったりでは継続しにくいものです。
「○○がダイエットに良い」と聞いて、何の計画もなしに、いきなり始めていませんか?
ジョギングしよう!と決めてはみたけど、時間が確保できていなかったなど、やろうと思ったことが継続できる環境が整っていないと続けるのは難しいでしょう。
継続していくには継続するための「仕組み」が必要です。
無計画でいきなり始めても続ける余裕がないと難しいものです。
結果を急ぎすぎている
初めてやることは、うまく出来ないとストレスがたまりますし、上手になるまである程度時間がかかるものです。
ですから、上手になるまでは繰り返し頑張らないといけないこともあります。
そして上達してくれば楽しくなり、続けていくことが苦にならなくなるのです。
しかし「ちっとも上達しない。つまらない。」と思ってしまうと、途中で投げ出したくなります。
上達の度合いは個人差がありますから、新しく始めることは結果を急がないようにしましょう。
本当にやりたいことじゃない
これまで続かなかったことは、あなたが本当にやりたいこと、心から好きだと思えることだったでしょうか。
「下手の横好き」という言葉がありますが、上手くできなくても「やりたいからやる」という気持ちがあれば長続きします。
もしかしたら今まで選んできたことが、本当にやりたいことではなかったのかもしれません。
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継続できるようにするためには
継続できない=自分はダメな人間だと極端に考えてしまう人がいますが、決してそうではありません。
ひとつひとつ解決していけば、誰でも継続できるようになります。
自分が続けられることを選ぶ
まずハードルを下げましょう。
何か新しいことにチャレンジしようとする時、自分に向いていないことをやってしまうと継続しにくくなります。
例えば、ここ何年もまともに運動をしていないのに、いきなりランニングシューズとウェアを買って、早朝に10キロのジョギングを始めるのは無謀です。
身体が運動に慣れていませんし、筋力が育っていないので怪我につながりかねません。
それならまずは、誰でも出来るウォーキングから始めた方がいいですよね。
もちろんやってみないと分からないこともあるので、出来そうにないことだとしてもチャレンジするメリットはありますが、今はまず「継続」することが目標です。
始める前に、これは本当に継続できるだろうかということをよく考えてみてください。
何のためにやるのか、目的と目標を決める
それは何のためにやるのか、なぜ成し遂げたいのか、目的を明確にしましょう。
そして、どのくらいまで出来るようになりたいのか、目標も同時に定めます。
例えば英会話。
日本人が続かない習い事のひとつでしょう。
・ 海外で仕事がしたい
・ 希望している会社に転職するためには英語が必須
・ 海外に移住したい
など、なぜ英語をマスターしたいのか、自分に英語が必要だという理由を明確にしてください。
そして、どのレベルまでの習得が必要なのか、目標を決めます。
海外旅行に行って会話が出来るくらいのレベルなのか、営業の交渉が出来るくらいのビジネス英会話のレベルなのか、これも目的によって変わってきます。
だから、最初に目的や理由を明確にすることが必要になってきます。
目標が決まれば、いつまでにそれを成し遂げるのか期限も決め、そこから逆算しながら「今日は何をしなくてはいけないか」というところまで考えます。
目的と目標を明確にすると具体的な行動が見えてくるので、継続しやすくなります。
日々の生活に無理なく取り入れる
やることが決まれば、あとは「どうやるか」を考えます。
期限から逆算してだいたいのスケジュールが分かれば、もっと具体的にそれを日常生活に落とし込んでいきます。
忙しい社会人は、工夫して時間を捻出しないと、なかなか自分で自由にできる時間はありません。
だいたいの人は時間がないことを理由に3日坊主になっていくので、それを防ぐためには、日常生活のどこかに、無理なくやりたいことを取り入れる必要があるのです。
例えば英会話ですが、スクールなどに通う時間は別として、日々勉強をしていかないといけません。
その時間をどう確保するかということが最大の問題です。
・ 朝歯を磨いている時間
・ 通勤電車の中
・ 昼休み
・ お風呂に入っている時間
など、細切れの時間でも積もり積もればそれなりの時間になります。
その間、毎日英語の音声を聞くなどしていれば、耳も段々慣れていきますよね。
楽しんで続けられる工夫をする
数値化できるようなものなら、その記録をつけて結果が分かるようにするとか、自分なりに出来た日はカレンダーに書き入れるとか、自分なりに楽しめる工夫をしてみましょう。
本当にやりたいことを見つけよう
こればかりは実際やってみないと分からないので、もしかしたら「また続かなかった」となるかもしれません。
でも、本当に好きなことに出会うまで、とにかく色々やってみる、継続できなくてもいいから継続出来るものを探し続ける、ということも必要かもしれません。
本当にやりたいことに出会ったら、それこそ寝ても覚めてもそのことばかり考えて、ずっとやっていても苦にならないからです。
時には諦めが肝心なことも
継続できない心理と継続するための方法を合わせて紹介しましたが、時には諦めも肝心です。
努力とは、正しい方向に正しい量、行った場合に成果が出るものです。
ですから、そもそも自分に向いていないことを頑張って継続しても、結果に結びつかないことだってあります。
そんな時はすっぱりと諦めてもいいのです。
ここの見極めはとても難しいですが、実際にやってみて、結果に関わらず「これをずっと続けたい」という気持ちが持てるかどうか。
そう思えないことはあなたに向いていないことかもしれません。
まとめ
継続は力なりと言いますが、どんなことでもある程度の期間続けていかなければ成果は出づらいものです。
逆に、スキルやセンスがなくても、続けることで身に付く力もあります。
本当にやりたいこと、出来ることを見極めながら、楽しんで継続していきましょう。
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