できる男は見えないところにこそ気を使います。
スーツやネクタイなど、目に見えて分かるものだけに力を入れるのではなく、小物で上手に自分を演出しているのです。
ビジネスシーンでよく見られる、文房具とファッションに分けて、「センスいいね!」と思われる小物選びについて紹介します。
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できる男の小物:文房具編
できる男は文房具選びから違います。
間違っても会社の支給品をそのまま使っているというようなことはありません。
デザイン、使い心地など自分なりのこだわりを持っているものです。
ペン
パソコンが仕事の主流になっても、筆記具が必要なくなったわけではありません。
ボールペンはビジネスマンの必須アイテムです。
上質なボールペンや万年筆を使ってささっとメモを取ったり、書類を書いたりする姿はとても洗練されたイメージを与えます。
高価なものでなくても構いませんが、使いやすい、かつ、洗練されたデザインのものを選びましょう。
手帳
スケジュールをスマホで管理する人も増えていますが、できる男は手帳の選び方も違います。
できる男は自分の仕事のスタイルにあった手帳を選びます。
大きさや形、見た目の印象など総合的に判断して、自分が使いやすく、かつ、自分のイメージをアップさせるための手帳です。
しょっちゅうメモを取る人はスーツやワイシャツの胸ポケットに入るサイズを好みますし、とにかくスケジュールが立て込んでいて書くスペースがたくさん欲しい人は大きめの手帳がいいでしょう。
いずれにしても、できる男は本革の手帳を使っていることが多いです。
自分のスケジュール管理を大切に思っているからこそ、自己投資として質の良い手帳を使います。
まちがってもメモ帳のようなしょぼい手帳ではなく、見た目にも高級感のある手帳を使いましょう。
名刺入れ
名刺入れは名刺を取り出した時に意外と見られているものなので、注意が必要です。
質の良い本革製の名刺入れはとても素敵です。
デザインはシンプルでも、長年使い込んで味わい深くなった皮の色が大人の深みを感じさせます。
書類ケース
できる男は大事な書類がバッグの中でバラバラになったりすることはありません。
書類がおまけでもらったクリアファイルに入っていることもありません。
散らかりがちな書類は、しきりのある書類ケースにしっかり入れています。
クライアントとの打ち合わせや社内のミーティングの時でもさっと出せるので、とてもスマートな印象を与えます。
マウスパッド
パソコンを持ち歩いて外で仕事をすることが多い人や、お客様との打ち合わせでパソコンを使う機会のある人は、マウスパッドにもさりげないオシャレをしているもの。
本革でできたマウスパッドはちょっと贅沢ですが、さっと取り出してさりげなく使っている姿はできる男を感じさせます。
出張の多い人も1つ持っていると便利でしょう。
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できる男の小物:ファッション編
男性はスーツやネクタイだけで差をつけるのが難しいからこそ、小物使いで自分を上手に演出していきたいものですね。
ベルト
ベルトは、スーツはもちろんですが、靴と色味を合わせることが重要です。
また、自分のお腹周りにあわせて、長過ぎず短すぎないサイズ選びも大切です。
ベルトは5つ穴のものがスタンダードなので、真ん中の穴で止められるくらいのサイズが適当です。
それがベルトを締めた時にバランスよくキレイに見えるからです。
スーツには、バックルやステッチが目立たず、型押しなどの派手なベルトは避けてシンプルな本革製の上品なベルトを選びましょう。
傘
できる男はビニール傘を使いません。
シンプルで高級感のある長傘はもちろんのこと、急な雨にも対応できるように、折りたたみ傘も常備しているものです。
傘も身だしなみのうちなので、雨が降ったからといって、スーツには似合わないビニール傘をコンビニで調達することはありません。
腕時計
デザインはシンプルで、皮やステンレスなど高級感のあるものを使いましょう。
高価なものである必要はないですが、洗練されたデザインのモノを選びたいですね。
ワイシャツの袖からちらっと見えるだけでも高級感は伝わるので、主張しすぎないさりげないオシャレが出来ます。
長財布
これも名刺入れと同じく、シンプルな本革の長財布が大人の男性を感じさせますね。
質の良い本革は、使い込むほどにいい味わいが出てきます。
こんな小物使いは間違い!
こんな小物使いは絶対ダメ!というNG編もご紹介しておきます。
うっかりやっていないか、チェックししてみてください。
白い靴下
ビジネスソックスはダークカラーが基本。
白い靴下やスポーツソックスはそれがちらっと見えるだけで、どんなに高価なスーツを着ていてもすべて台無しになります。
ごついスポーツウォッチ
男性は時計が好きな人が多いと思いますが、ビジネススーツにごついスポーツウォッチは似合いません。
スーツにスニーカーが似合わないのと同じです。
アウトドア系のリュック
リュックはスーツが型くずれしやすくなります。
生地もこすれて傷みが早くなりますし、リュックを背負っている姿はスーツのショルダーラインを崩してしまい、立ち姿も決まりません。
パンパンの財布
レシートやショップカード、小銭でパンパンになった財布はよくありません。
そんな財布をポケットに入れておくとポケットが膨らみますし、スーツの形も崩れます。
合皮より本革がおすすめ
革製品を購入するときには、素材が本革か合皮かを確認しましょう。
本革には次のような特徴があります。
・ 天然の革
・ 価格は高い
・ 丈夫で、通気性に優れる
・ 時間の経過とともに、色合いや質感に味わいが出る
・ お手入れをすれば、耐久性は10年以上
合皮には次のような特徴があります。
・ 塩化ビニールやポリウレタンなどを使って、本革に似せたもの
・ 価格は安い
・ 水をはじくので、汚れにくい
・ 時間の経過とともに、表面がひび割れ、劣化が進む
・ 3年程度
合皮は新しいうちは本革のように見えますし、価格も安いためすぐに合皮を買ってしまう人がいます。
しかし、良い品を長く使うという考え方もおススメです。
私は質の良いモノを長く使いたいので、合皮はなるべく買わないようにしています。
きちんとお手入れすれば、本革品は合皮よりも数倍長持ちしますし、決して高いものにはなりません。
まとめ
スーツはびしっと決めていても、小物まで細かく気を使っている人は意外と少ないものです。
だからこそ、ここは差をつけるチャンス!
洗練されたデザインの高級感のある小物を持っているだけで、「あ、この人なんか違う」というイメージを与えることが出来るのです。
異性はもちろん、同性から見ても一目置かれる存在になるでしょう。
たかが小物、されど小物です。
ひとつひとつ、納得がいくものを探し、こだわりの小物を身につけてみませんか。
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