やらなきゃいけないことはたくさんあるけれど、やる気が起きない、仕事にも行きたくない。
いっそのことを仕事を辞めてしまいたいとすら思う、そんな悩みを抱えているあなたへ。
なぜやる気が起きないのか、仕事に行きたくないのか、その原因を考えてみましょう。
原因が分かれば、どうしたらいいかという対処法も見えてくるかもしれません。
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やる気が起きない原因
会社に入った頃はあんなにやる気に満ちていたのに、どうしてやる気がなくなってしまったのでしょうか。
疲れている
やる気が出なくなったのは、仕事が忙しすぎて疲れているからかもしれません。
食事はしっかり取れているか、しっかり眠れているか考えてみてください。
疲労は正常な判断力を奪います。
疲れがたまっているから何をする気も起きないだけ、という可能性があります。
今の仕事に飽きた
仕事もある程度経験を積むと、新鮮味が失われてきて「飽きてしまう」ということがあります。
どんなにやりたい仕事に就いたとしても、常にやりがいのあるプロジェクトに関われるわけではないし、一度大きな成果を出してしまうとそれで燃え尽きてしまう人もいます。
最初はやりがいを感じていた仕事でもある程度出来るようになると、「こんなものだったか」と思えてきて、やる気が起きなくなります。
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先が見えてしまう
また、会社員というのはある程度の年齢になると、自分がこの先どういうルートをたどっていくか、先が見えてしまうということもありますね。
先輩の出世の仕方などを見ていれば、自分のスキル、能力ならだいたいこのくらいまでだろう想像でき、やりがいが感じられなくなってやる気が起きなくなります。
やりたいことがやれていない
自分はこの仕事がしたい!と思って今の会社に入ったのに、一向にやりたい仕事ができない、希望の部署に異動できないということが続くと、やる気が出てきませんね。
頑張っても認めてもらえない
自分では一生懸命頑張っているつもりだし、それなりに成果も出している。
それなのに、その成果を認められなかったり、自分よりも成果を出していないと思うような同僚が先に昇進したりするとやる気が失われてしまいます。
やっぱり誰でも頑張った成果は認めてもらいたいものです。
頑張っても給料が上がらない
今の世の中、毎年定期的に昇給が期待できる会社は少なくなりました。
自分が頑張っても会社として利益が出ていなければ当然給料は上がりません。
物価は上がるけれど給料は上がらない、いくら頑張っても生活が楽にならない。
そんなことが続いていると「このまま働いていて意味があるんだろうか」と働くことが無意味に感じられることもあるでしょう。
他に症状がある場合は注意が必要
ただやる気が起きないだけでなく、
- 眠れない
- 食欲がない
- 趣味も楽しめない
- 人と話すのも億劫
このような症状が出ている時は、うつの入り口に立っている可能性も。
早めに心療内科などを受診しておくことをおすすめします。
やる気を起こして仕事を頑張るためには
代わり映えのない毎日、頑張っても成果のでない毎日が続いているとやる気を出すのはたしかに難しいですね。
しかしそれも自分次第。
自分が今出来ることから、少しずつでもいいので行動を変えてみませんか。
睡眠、食事をしっかり取る
疲労は正常な思考力を奪います。
疲れがたまっている時は睡眠をしっかり取ることが本当に大事です。
睡眠の力をあなどってはいけません。
平日は帰りが遅くて寝るのが遅くなってしまうかもしれませんが、休日は適度に昼寝をしたり、身体を休めることを心がけてください。
また、食事もとても大事です。
忙しいからといって、次のような炭水化物や脂質の多い食事をしていると疲れがたまります。
- 丼もの
- カレー、パスタなどの一皿で済む料理
- ジャンクフード
炭水化物、脂質、たんぱく質という三大栄養素をきちんと代謝してエネルギーに変えるためには、ビタミン、ミネラルなどの栄養が必要不可欠。
そのためには野菜です。
海藻もいいですね。
できれば和食中心に食生活に切り替えて、栄養バランスの取れた食事を心がけてください。
本当に、会社でやりがいのある仕事はないのかを考える
もしかしたら今はやりたい仕事ができていないかもしれません。
希望の部署になかなか異動ができなくて、気持ちが腐っているのかもしれません。
でも、サラリーマン生活はまだまだ続きます。
数年後に自分がやりたい仕事をやって、生き生きとしている毎日を想像してみてください。
そして、それを実現するためにはどうすればいいかということを考えてみましょう。
今やっている仕事が本来やりたいことでなかったとしても、目の前にあることに真摯に取り組み、成果を出していくことが、自分の希望を通す近道かもしれませんよね。
また、腐らずに目の前の仕事に取り組むことで、その仕事自体にやりがいを見いだせるかもしれません。
今の会社はつまらない、とばかり考えずに、どうすればやりがいを見いだせるかということを考えてみると、今まで気づかなかったことが見えてくるかもしれませんよ。
自分が何をしたいのかを真剣に考える
会社に行って毎日同じ仕事をしていると、本当にこれは自分がやりたい仕事だったのか?という気持ちがわいてくるかもしれません。
それなら、本当に自分がやりたいことは何だろうと今一度真剣に考えてみてはいかがでしょうか。
例えばお金がもらえなかったとしてもやりたい仕事はなにか、寝食を忘れるほど没頭できるようなことは何か。
時間をかけて考えてみましょう。
大学の公開講座とか社会人向けのセミナーなど、新しい観点をもたらしてくれるような場に足を運んでみるのもいいと思います。
目の前のことに集中してとにかく行動する
どうしてもやる気が起きない。
そんな時は「とにかく忙しくする」という方法もおすすめです。
あれこれ悩んだりするのは暇だから。
悩む暇があったら、悩まないように忙しくしてみましょう。
とにかく仕事を詰め込んで、週末も予定を詰め込んで、悩む暇なんてないくらいに忙しくしてみてください。
行動することで、やる気は後からついてきます。
本を読む
やる気というのは自分で起こすものですが、人から与えてもらう場合もあります。
人の頑張りを見て、自分も頑張ろうと思えることってありますよね。
自分の周りにそういう人がいなかったとしても、例えばカリスマ経営者の書いた本とか、なにかを成し遂げた人の伝記などを読むと、結果を出している人でもこんなに苦労しているのか、と思ってやる気が出てくるでしょう。
どんな人でも最初から上手くいったわけではないんだなと分かれば、もっと頑張らないといけないなと思えるようになります。
転職も視野に
もし今の職場で、尊敬できる上司や先輩がいない、仕事の成果も認めてもらえない、そもそもやりたい仕事ができていないという八方ふさがりの状態であれば、転職も視野に入れて今後の人生を考えてみてはいかがでしょうか。
我慢をするのはよくありません。
自分の居場所を間違えるほど不幸なことはありません。
会社選びを間違えたなと思ったら、選び直しましょう。
転職のためにスキルアップをしたり勉強したりすることは、自分の可能性も広げますし、5年後、10年後どうなっていたいのかということを考えて、様々な会社をリサーチしてみるといいでしょう。
自分の人生は自分で決めるしかない
そのままやる気の起きない毎日を過ごすか、やる気に満ちあふれた毎日に変えていくか、それは自分次第。
今のままの生活を続けていれば、やる気が自然にわいてくるということはおそらくありません。
それを変えるためには、とりあえず行動あるのみです。
今の会社で頑張るにしても、転職するにしても、まずは今できることから行動をしてみましょう。
何でもいいから、いつもと違うことをやってみるのです。
自分の人生の舵は自分で切るしかありません。
やる気のなさは伝染する
やる気が起きないことの問題は、それが周りにも伝染するということです。
あなたからしてみれば、自分のやる気がでないのは会社のせいかもしれませんが、やる気が出ないまま仕事を続けていると、それが周りの人にも移って、チーム全体の士気に関わります。
逆も同じですから、自分以上にやる気のない人の近くにいると、さらにあなたのやる気が奪われます。
その負のスパイラルから抜け出すためには、自分の行動を変えて、自らやる気を生み出していくしかありません。
やる気が起きない時の対処法・まとめ
たしかに、仕事なんてつまらないことの方が多いかもしれません。
大変なことの方が多くて、やる気がどんどん失われていくかもしれません。
でも、あなたのやる気スイッチがどこにあるかはあなたにしかわからないので、頑張って探しましょう。
同じ給料をもらうなら、楽しく仕事をした方が幸せですよね。
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