なんのために働くのか、分からなくなった時に考えるべきこと

 

毎日大変な思いをして、何のために働いているんだろう。

そんな風に思ったことが、サラリーマンなら誰でも1度はあるかもしれません。

 

確かに、残業が続いたり、やったことが正当に評価されないと「今の仕事はなんのためにやっているんだろう」と迷いが生じることもあります。

そんな時こそ、視点を変えてみることが大切です。

 

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働く意味が分からない人へ

 

やっていることが犯罪でなければ、働くことは必ず誰かの役に立っています。

働くことに意味を与えるのは自分であり、世間ではありません。

 

受け身でいるから意味がないと思ってしまう

もし目の前の仕事に、意味がない、やりがないと感じているとしたら、それはあなたの心や考え方に原因があるのかもしれません。

 

仕事に対して受け身の姿勢で取り組んでいると、つまらないことを「やらされている」というように感じてしまうものです。

 

もし今の仕事にどうしても意味を見いだせないとしたら、分かるまでがむしゃらに働いてみましょう。

 

一心不乱になって何かに打ち込むことで見えてくるものもあります。

ガタガタ言わずに、今やっていることで一番を目指してみてはどうでしょうか。

 

やりたいことを見つけようと模索しながらもがくのはいいですが、こんな時間を切り売りするような生活はイヤだとか、会社に搾取されていると思いながら働いても、そのような姿勢で仕事に意味など見いだせるはずがありません。

 

時には形から入ることも必要です。

今出来ることを必死でやることで、意味が後からついてくることもあるからです。

 

働いていること自体に意味がある

勉強と仕事は似ているところがあります。

学生の頃、微分積分や漢文などをやっていて眠くなると、「こんなことやって何の役に立つんだ?何の意味があるんだ?」なんて思ったことはありませんか。

 

 

確かに社会に出て漢文を書くこともないし、電卓があればたいていの計算は出来るので、難しい数学を知っている必要もありません。

 

しかし、学んだことはすべて自分の血肉となり、教養になります

それが人間としてあなたを成長させる糧になります。

 

また勉強は難しいもの、苦手なものをどう克服するか、と自分なりの工夫をすることも必要になります。

 

壁にぶつかった時にどうやってそれを突破するのか、その頭の使い方、問題を解決する能力こそが、将来仕事をする時にも役に立ちます

仕事も同じ面がないでしょうか。

 

勉強と違ってお給料をもらっていますので、もちろん結果は大事です。

しかし、仕事で成果を出すために学んだこと、考え抜いたこと、人と協力して難題に当たったことなど、すべての経験が自分のスキルや能力となって返ってきます

 

ということは、働くということ自体に意味があり、自分自身を成長させることなのだと考えることが出来るでしょう。

自分が成長すれば仕事の幅も広がりますし、働くこと自体がもっと楽しくなるはずです。

 

繰り返しになりますが、自分のやっていることに意味を見いだせるかどうかは、自分次第なのです。

 

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叶えたい夢を持つ

成功者といわれる人たちであっても、最初から何でもスムーズにできた訳ではありません。

様々な壁にぶつかり、さんざん苦労して今の地位を築いている人が多いものです。

 

どんな苦労もいとわずに仕事を続けて来られたのはなぜか。

それは叶えたい夢があるからです。

 

親に家を建ててあげたいとか、海外に移住したいとか、どんなことでもいいのですが、何があっても叶えたい夢というのは働く原動力になります。

 

ですから、今の仕事自体に意味を見いだそうとするのではなく、自分の人生を豊かにするために、夢を叶えるために働くのだ、というのもありでしょう。

 

本当にやりたいことを探す

今は会社員として働いているけど、本当は絵を描くことを仕事にしたかったなど、やりたいことが他にあったという人もいるでしょう。

 

だったら、本気でやりたいことで食べていくためにはどうすればいいのか、一度、真剣に考えてみましょう。

 

好きなことは仕事に出来ないと最初から諦めている人も多くいますが、諦めるならやるだけのことをやってから。

 

毎日「つまらない」と思って会社と家の往復をしているくらいなら、どうすれば自分が楽しんで仕事をしていけるのか、頭を振り絞って考え、行動してみることをおすすめします。

 

働くことはお金以外に得るものがある

 

お金を稼ぐことは確かに大事なことです。

生活するためにはお金が必要ですし、お金があることで出来ることはたくさんあります。

 

しかし、お金だけが目的になってしまうと毎日何のために満員電車に揺られているのか、辛い残業に堪えているのか、自分のやっていることに意味が見いだせず、辛くなってしまうことがあります。

 

だから、仕事にはやりがいとか達成感、充実感など、お金以外のものが必要になってくるのでしょう。

 

働くことで得られるもの

もし、働くことの目的がお金なら、これから生きていくために必要なお金があったら働かなくてもいいということになります。

 

しかし、全く働くことのない人生は、本当に楽しいでしょうか。

人は働くことで、誰かの役に立ったり、誰かに褒められたり認められたりすることで幸福を感じます

 

そう考えると、働くということはお金を得るためだけでなく、自分を幸せにするために必要なことなのだということが分かります。

 

一流は「他者への貢献」を常に考えている

なんのために働くのか、ということばかり考えている人は、こんなことをやって何の得になるのかと、「自分に与えられるもの」にフォーカスしていることが多いものです。

 

しかし一流の人は、

・ こんな商品を作ったらお客様が喜ぶかな

・ プログラムを作って仕事を効率化したらみんなが喜ぶかな

・ 作成を頼まれた資料に、こんな資料も参考としてつけておいたら喜んでもらえるかな

など、自分の損得ではなくて、自分のやることが人のためや社会のためになるかな、ということ=他者への貢献を常に考えています。

 

人の喜ぶ姿、笑顔こそが自分への報酬だと思っているのです。

それでお金がもらえるなら自分も嬉しい、そして人も嬉しい。

 

どんなに簡単に見える仕事でも、創意工夫の余地があります。

自分が工夫したことで人に喜んでもらえれば、その仕事に大きな意味が見いだせるようになるでしょう。

そうなったら、働くこと自体が楽しくなりませんか。

 

働くことは生き方そのもの

 

働くということは生きていくこと、そのものです。

自分の生き方くらい自分で決めればいいのです。

 

「社畜」という言葉がありますが、これは自分で自分を貶め、蔑む言葉です。

自分を社畜だと位置づけているから何のために働くのか分からなくなるのです。

 

働くということは自己実現の方法であり、他者や社会への貢献でもあります

どうやって生きていくか、ということと同じくらいの意味があることですから、まずは今やっている仕事を、これ以上は出来ないというくらい精一杯やってみてください。

 

そうすれば、自分が何のために働いているのか、その答えは自ずと見えてくるでしょう。

 

まとめ

 

最近は、夢を持てない子どもや若者が増えたと言われます。

とても現実的で、大きなことは考えない。

それは、そんな社会を作ってしまった私たち大人にも責任があるように思います。

 

働くということは誰かの幸せに貢献すること。

そして、自分の人生も豊かにすること。

そう思って今やっている仕事に自分が意味を見いだせれば、働くことは楽しくなるはず。

 

そして、そんな大人を見て育った子ども達は、大人になるのも悪くないなと思うのではないでしょうか。

 

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