自分を変えることは難しい。
そう思っている人は多いと思います。
でも、その「難しい」という思いこそが、変えることを難しくしてしまっているのかもしれません。
今回は自分を変えることが難しい理由と、どうすれば自分を変えられるのかということについて紹介します。
スポンサーリンク
自分を変えることが難しい2つの理由
自分を変えたい、変わりたいと思っているのにどうして出来ないのでしょうか。
自分のことなのに、難しいと感じてしまうのには理由があります。
人は変化を嫌う生き物だから
変わりたいと思ってはいても、結局人は居心地のいい状態を好みます。
変化するということは非常にエネルギーを使うため、大人にとっては結構きついことです。
ですから、変わりたいと思いながらも結局行動できないままになってしまいがちです。
変化への恐怖
変わりたいと思いながら、心のどこかで変わることへの恐怖を持っているとなかなか行動に踏み出せません。
今のままでいた方が楽じゃないか、変わったら周りの人が離れていくのではないか。
そんな気持ちがどこかにあって、なかなか変わることができません。
スポンサーリンク
自分を変えるための7つのコツ
自分を変えるには、今いる状態から抜け出さないといけません。
そのために出来ることを、一つずつ実行していきましょう。
冷静に自己分析をする
まず、変わるためには自己分析が必須です。
これが出来ないと、自分が望む方向に変わることは出来ません。
自分が変えたいと思っていることを書き出してみてください。
- 特に大好きなこと、趣味がない
- 何年勉強しても英語が出来ない
- 人に意見が言えない
- すぐに飽きてしまう
- 出不精
- 太っている
など、思いつくままに書いてみましょう。
どうなりたいのかを考える
自分のどこを変えたいのかがわかったら、具体的にどうなりたいのかも書き出していきます。
言葉にすることで、なりたい自分をイメージ化していきます。
- TOIECで900点以上とりたい
- 体重を5kg落としたい
- いつでもアクティブな自分になりたい
- 堂々と意見が出来るようになりたい
など、今の自分を変えて実際にどうなりたいのかを書き出してみてください。
具体的な行動計画を立てる
さて、ここからがとても大事です。
なりたい自分をイメージするだけでは自分を変えることは出来ません。
実際に行動し、それを習慣づけることで人は変わっていきます。
でも、人は変化を嫌いますよね。
変わりたいと思っているだけでは変われない。
だから、行動できるように計画を立てることが必要です。
例えばやせて格好よくなりたい、太っていると自分をバカにした人を見返したいと思うなら、やせないといけないわけです。
でもやせたいと思っているだけではやせません。
食事や運動など、行動が必要です。
そのためには、
- 食事の内容を見直すために、今の食生活をメモしてみる
- どの部分がいけないのかを洗い出す
- 何をどのくらい食べればいいのかを考える
- 清涼飲料水、砂糖入りの飲み物は飲まない
- 牛丼やカレーライスはやめて定食にする
- スポーツジムに通って運動をする
- 一駅前でおりて歩く
- エスカレーター、エレベーターを使わない
など、すぐに出来そうなことはたくさんあります。
思いつくままに書き出したら、今日からすぐに出来ることと、時間をかけてやっていくことに分けて、自分のスケジュールの中に落とし込んでいきます。
このようにして、なりたい自分になるための具体的な行動計画を洗い出してみてください。
理想に近い人を見つけて真似をする
周りを見渡して、職場の同僚や上司、または友人などの中で、自分が「こうなりたい」と思う人物像に近い人を探してみてください。
今までの行動を変えるには、自分の中でイメージした新しい自分を追いかけるよりも、実際にいる人の真似をした方早いからです。
こんな時、この人はどう考えるのか、どう行動するのか。
それを観察して、思考法や行動の仕方を真似します。
そうすると、自分が理想としている人の行動パターンが自然と身についていき、あなたの行動も変わってくるでしょう。
色々な考え方を身につける
自分一人で考えられることなどたかが知れています。
ですから、
- セミナーに行ってみる
- 大学の公開講座を受講してみる
- 新しい習い事を始めてみる
など、新しい出会いを求めて外に出てみましょう。
時間がない人は本を読むことでもかまいません。
違う世界を知ることが出来ますから。
様々な人の考え方を知ることで自分の世界を広げ、新しいものの見方を得ることで、自分を変えるきっかけが出来るかもしれません。
出来ると信じる
色々と行動しても、なかなかうまくいかないことも出てくるでしょう。
でも、この時大事なことは自分を信じることです。
自分を変えてみようと行動し始めただけでも確実に一歩踏み出しているわけですから、必ず出来ると信じて行動し続けてください。
諦めたらそこで終わりです。
焦らない
10年、20年とかけて出来上がってきた「自分」という人間を、すぐに変えられるはずがありません。
本当に自分を変えるには時間が必要です。
結果を焦らないこと、これが一番大事なことかもしれません。
半年くらいで徐々に変化するかもしれないし、1~2年かかるかもしれない。
それには個人差があります。
でも決して結果を焦らないこと。
自分を信じて取り組んでみてください。
気質は変えられないが、性格や考え方は変えられる
生まれ持った気質を変えることは難しいですし、むしろ変えない方がいいでしょう。
生まれつき持っているあなたの性質なので、変えようとすると余計に生きづらくなります。
でも、性格は後天的な部分が大きいため、変えることが出来ます。
性格も考え方も行動も、生まれてから作ってきた「クセ」のようなもの。
その「クセ」さえわかれば変えることがことが出来ます。
まずは現状分析をし、どうなりたいかイメージして計画を立てる。
そして行動する。
この繰り返しで、必ず変化は訪れます。
変えることが本当に必要なのかも考えてみて欲しい
自分を変えようとする前に1つだけ考えて欲しいことがあります。
それは、本当に自分を変える必要があるのかということです。
例えば、もっと明るい性格になって人に好かれたいとか、他人に認められたいという思いから、自分を変えたいと思っているとしたら、それは本当に必要なことなのでしょうか。
もしかしたら、人に好かれないのは、自分が今思っている理由とは違うかもしれない。
自分を否定している自分のせいで好かれないのかもしれません。
ありのままの自分を受け入れて、今の自分に自信を持つことが大事なのかもしれない。
それなら、自分を変えるよりも、受け入れることの方が大事になります。
本当に自分を変える必要があるのかということも、冷静に考えてみてくださいね。
自分を変えるためのコツ・まとめ
自分を変えるのは時間がかかります。
でもきっと出来ると信じて行動してください。
行動をやめてしまえば元に戻ります。
変わったと自分で思えるまで、頑張って行動あるのみです。
こちらの記事も合わせてどうぞ ↓
関連なりたい自分が分からない時、「理想の生き方」を見つける方法
関連考え方を変える方法!私が実践して効果があった「7つの方法」