子どもの頃はなりたい職業や、大人になったらあんなことがしたい、こんなこともしたいとたくさんの夢があったはずです。
それがいつしか、なりたい自分さえ分からなくなってしまった。
この先どうやって生きていこう。
そんな漠然とした不安を抱えて、進む方向を見失っていませんか。
そこで今回、なりたい自分が分からない時に、「理想の生き方」を見つける具体的な方法について紹介します。
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まずは「やりたいこと」を見つけよう
大人になると、どうしても生活のためのお金が必要になってきます。
家族がいればなおさら、自分が食べる以上のお金を稼がなくてはいけません。
やりたいこと、好きなことでは稼ぐことが出来ない。
そんな気持ちが、あなたにブレーキをかけてしまいます。
子どもの頃の純粋な気持ちになり、自分の夢を思い出しましょう。
新たに、これからの「理想の人生」を描いてみるのです。
やりたいことを見つける、それが「なりたい自分」を見つける第一歩です。
やりたいことを書き出す
あなたがお金をもらえなくてもやりたいと思うことは何でしょうか。
もしくは、時間を忘れて没頭し、やればやるほど気分が高揚してくるようなことは何でしょうか。
実現可能かどうかは関係ありません。
やりたいことをとにかく書いてみてください。
やりたくないことも書き出す
逆にやりたくないことも書き出してみましょう。
日頃、どのくらい我慢しているのかということも分かってくると思います。
理想の1日を書いてみる
朝起きて何をするのか、誰と過ごすのか、仕事はどうする?「こんな1日を送りたい!」ということを具体的に書いてみてください。
なりたい自分=どんな人生を送りたいのか、ということです。
その1日には、あなたのやりたいことが詰まっているはず。
そして、やりたくないことは除外していくのです。
そんなの無理、と思わないことが大事です。
人間、本当にやりたいと思ったら、どうにかしてやる方法を思いつくものですから。
なりたい自分を見つけ、理想の人生を送るには、頭の中に具体的なイメージを作っておくことが必要です。
そのイメージは、具体的であればあるほど実現しやすくなります。
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なりたい自分を見つけるために出来ること
さて、本当にやりたいことが分かったら、次はあなたの長所をたくさん見つけていきましょう。
もし、なりたい自分が分からない時は、自分に自信を無くしてしまっているのかもしれません。
自分と向き合い、あなたの良いところにもっとフォーカスしてみましょう。
短所だと思えることも、すべて長所に置き換えて書き出してみてください。
・ 気が弱い → 優しい
・ 優柔不断 → 慎重
・ 無口 → 落ち着いている
自分で分からない時は家族や友達に聞いて、客観的に自分を見てみるのもいいですよ。
3行日記をつけてみる
いざ日記を書こう!と思っても、続かなくなると挫折感を味わってしまいます。
そのため、手帳のすみに「今日感じたこと」を3行ほど書くだけの3行日記を書いてみてはいかがでしょうか。
思いついた時にさっと書けるので、普通の日記よりも継続しやすいはずです。
どんな時にどんなことを感じたのか、数日前のことでも意外と忘れてしまうものです。
そのとき感じたことを短くてもいいので書き続けていると、ふと見返した時に自分の感情の軌跡が見えるようになります。
そうすると、自分の感情と客観的に向き合えるようになり、自分はどうしたかったのか、どうすることが理想なのか、ということを考えるきっかけになります。
旅に出てみる
何も「なりたい自分」を見つけるために旅に出よう、というのではありません。
なりたい自分が分からないということは、少し思考が停止してしまっている状態。
頭が煮詰まってしまっているのです。
それを解放するためには、いつもと違った環境に自分を置いてみることをおすすめします。
近くで、1泊でもいいのです。
少し環境を変えて、違った景色を見て見るだけでも、普段とは違う感情がわいてくると思います。
今の自分を認める
自分を見失ってしまう時は、自分と向き合うことを無意識のうちに避けている場合があります。
誰しも、今の自分以上にはなれません。
今の自分の良いところもそうでないところもすべて認めて、いったん受け入れることが必要です。
その上で、「こうなりたい」と自分のあり方について考えを深めていくのです。
長所も短所もあるけれど、こんな風になりたい!と「理想の自分」が見えてくるようになります。
とにかく行動すること
なりたい自分のイメージ、理想とする人生、自分のあり方などについて具体的に考えられるようになったら、あとは行動あるのみです。
出来るかどうか、損か得かなど理屈でものを考えるのはもうやめましょう。
目の前にあることに真摯に取り組み、とにかくやってみること。
それで自分がどう感じるか、もっと自分の感情に目を向けてみるのです。
まずはやってみないことには、それが自分に合っているかどうかも分からないのです。
もし実際やってみて「これは違う」という違和感があったなら、失敗だったとか無駄になったと捉えるのではなく、「合わないことが分かった」と思えば良いのです。
年齢や立場によって、やりたいことや興味のあることも変わっていきます。
つき合う人が変わると、人から違う刺激を受けることもあります。
だからその度に、「今自分が一番やりたいことは?」「私は今どうありたい?」と自問しながら、やりたいと思うことを行動に移していきます。
それを繰り返すことで、あなたが本当にやりたいことやなりたい自分が見つかるようになります。
まとめ
なりたい自分が分からない、ということは、あなたは今もっと上を目指してもがいているということです。
なりたい自分なんてことすら考えず、ただ淡々と生きている人もいるのです。
今「分からない」ということに気づいたということは、いくらでもこれから考える余地があるのですから、人生の楽しみが増えたと思えばいいのではないでしょうか。
こんな風に生きていきたいという理想の姿を目指して、人生をもっと楽しんでいきましょう。
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