仕事中に頻繁にため息をつかれると、こっちまでやる気をなくしてしまいますよね。
でも、ため息ばかりつく人にイライラしていたら、自分のためによくありません。
そこで今回は、職場でため息ばかりつく人にイライラした時の対処法を紹介します。
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ため息ばかりをつく理由
ため息は、気持ちが疲れているために、無意識のうちに深呼吸をしているようなもので、ため息が多いということは精神的に病んでいる可能性があります。
病んでいるといっても、必ずしもうつ病という訳ではありませんが、一歩手前くらいまでに病んでいる可能性はあるでしょう。
嫌なことが続いているから
仕事でミスをしたり、上司に叱責されたり、嫌なことが続いていると誰でも気持ちが落ち込むものです。
プライベートが充実していれば気分転換も出来るでしょうが、仕事が忙しくて趣味に没頭する時間もない時は、ストレスがたまる一方です。
隣でため息ばかりついている人がいたら、相当疲れているんだなと思ってあげてください。
気力がなくなっているから
ストレスが続いていると、段々気力が減退してきます。
やる気も出ないし、集中力を欠いて仕事のミスも増えます。
そうするとさらにミスを重ねるという悪循環。
どこかで気力を復活させなくてはいけないのですが、ため息ばかりついている時は、その気力すらなくなっていることが多いものです。
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ため息ばかりつく人にイライラする時の対処法
ため息ばかりついている人は、ある意味気の毒な人ですから同情の余地はあります。
しかし、このままだとあなたのやる気がそがれてしまうので、放っておくことも出来ません。
そこで、ため息にイライラしたら、このような対策を取ってみてください。
疲れてる?と声をかけてみる
ため息をする人が同僚、もしくは後輩の場合、「最近疲れてるんじゃない?ため息が増えたような気がするよ」とストレートに話をしてもいいでしょう。
もしかしたら相談したい悩みがあるのかもしれないし、話を聞いてあげるだけで心が晴れるなら、ため息もなくなるかもしれません。
ため息をする人が上司の場合、あなたから食事かお酒に誘ってみてはいかがでしょうか。
その上で、「最近ため息が多いようですが、どうかされましたか?」とさりげなく聞いてみると、色々話してくれるかもしれないですね。
上司というのは意外と孤独なもので、仕事上の悩みを人に相談できずに抱え込んでしまっている人も多いものです。
そのため、あなたが話しかけることで、自分がため息ばかりついていることに気づき、状況が変わる可能性があります。
上司経由で注意してもらう
同僚ということで、ため息を指摘しにくい場合もあります。
そんな時は、それとなく上司に「○○さん、最近ため息が多いんですよね。どうかしたんでしょうか?○○課長からそれとなく、聞いてもらえませんか?」などとお願いしてみてはいかがでしょう。
本来なら上司が気づかなければいけないことですが、気づいていないなら部下から報告することも必要です。
ため息貯金を提案する
もし同年代の社員が多い職場だったら、「ため息貯金」を提案してみてはいかがでしょうか。
ため息1回につき10円など金額を決めて、「あ、今○○さん、ため息つきましたね!」と笑って指摘すれば、ゲーム感覚で「ため息をやめて欲しい」ことを伝えられます。
上司がやっている場合は難しいかもしれませんが、職場の雰囲気によっては出来るでしょう。
貯まったお金でみんなのお菓子を買うなどすれば、女子社員も喜んでくれるかも。
うつかもしれない、と注意してみる
気力がなくなってくると、うつ病などを発症することも少なくありません。
そのサインの一つに、ため息があります。
もしもため息の他に、
- 顔色が悪い
- 食欲もないようだ
- 睡眠不足だといっている
などの症状が見られたら、休むことを提案した方がいいでしょう。
ため息をつく人は、自分では気づいていないことが多い
ため息をついている人は、自分で気づいていないことが多いものです。
本当に疲れていると、疲れていることすら気づかずに、ため息をついてしまっているのかもしれません。
ため息をつくことが周りに悪影響を及ぼしている、ということにも配慮が出来ない状態なのかもしれません。
それなら、うるさいなとばかり思わずに、少しいたわりの気持ちを持ってあげることも必要でしょう。
「迷惑だからやめて欲しい」という意思表示をするよりも、人の優しさに触れた方がため息を止めるきっかけになるかもしれません。
まとめ
ため息をつくことは、何らかの問題が起きている証拠です。
あなたにその問題を取り除いてあげる義務はありませんが、いたわりの気持ちを表現する方がため息をやめさせる近道かもしれません。
注意するより、「大丈夫?」と聞いてあげた方が、今後の人間関係も円滑になるのではないでしょうか。
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