ダイエット中に辛いのは空腹ですよね。
お腹が空いた時に、ついついおやつなどをつまんでしまうと、それが積み重なってダイエットが台無しになるかもしれません。
そこで今回、お腹が空いた時にちょっと小腹を満たしてくれる、ダイエット中でもおすすめの腹持ちのいい飲み物を紹介します。
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腹持ちがいい飲み物7選
空腹はダイエットの大敵。
お腹が空いて我慢できない時は、飲み物で空腹を紛らわせましょう。
無糖の炭酸水
お腹を膨らませるのに適しているのが、無糖の炭酸水。
無糖だと不味い!と感じる人もいるかもしれませんが、最近では香りだけが付いたフレーバータイプの炭酸水もあるので、ぜひ利用して欲しいと思います。
できれば常温で飲むことがおすすめです。
お腹が膨んで空腹を感じにくくなります。
バターコーヒー
バターコーヒーは、コーヒーにバターを入れた飲み物ですが、普通のバターではありません。
グラスフェッドバターという、少し高級なバターを入れた飲み物です。
バターは脂質が多いものの、グラスフェッドバターは牧草だけを食べて育った牛からとったミルクを使って作ります。
普通のバターとは含まれている不飽和脂肪酸の量が違うので、太りにくい脂質ですね。
そのグラスフェッドバターを入れたバターコーヒーは、とても腹持ちがよく、なおかつ血中のコレステロールを排出する働きも期待できるため、朝食にとてもおすすめのコーヒーです。
これ1杯で、お昼までお腹が持ちますよ。
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グリーンスムージー
野菜ジュースやトマトジュースもダイエットにはおすすめなのですが、腹持ちの良さを考えるとグリーンスムージーがおすすめです。
野菜ジュースは野菜の汁を絞ったものですから、食物繊維などがどうしても少なくなってしまいます。
その点グリーンスムージーは野菜をそのままミキサーにかけるため、野菜を丸ごと食べられるメリットがあります。
なおかつ細かくされているため栄養の吸収もよく、豆乳やヨーグルトを入れることでさらに腹持ちが良くなります。
野菜不足も解消できますし、ダイエットにはぜひ飲んで欲しい飲み物です。
ココア
ココアは甘いからダイエットには不向きと思われがちですが、ピュアココア(純ココア)を使えば大丈夫です。
ココアにはポリフェノールが豊富に含まれているので、代謝を高めたり活性酸素を除去する働きがあるため、やせにくくなってきている年代の人には嬉しい飲み物。
そして、食物繊維も豊富なので、便秘解消はもちろん、腹持ちも良くなります。
ココア独特の苦味のある香りにはリラックス効果もあるため、ダイエット中のストレスにもいいですよ。
豆乳
牛乳もタンパク質をとれますが、日本人は乳糖不耐症の人が多いので、お腹がゆるくなってしまうことがあると思います。
豆乳ならその心配がありません。
植物性タンパク質をたっぷり摂れる上、サポニンが満腹中枢を刺激するので腹持ちを良くしてくれます。
飲むヨーグルト
ヨーグルトはダイエットによく使われる食品ですが、腹持ちが良いという点では飲むヨーグルトもおすすめです。
とろみがあるので飲んでいて満足感がありますし、タンパク質が摂れるのでお茶や水よりもずっとお腹にたまります。
プロテイン飲料
プロテイン飲料というと、ジムで筋トレをした後に飲むものというイメージがありませんか。
じつは普通に飲んでもよい飲み物です。
良質なタンパク質とともに、ビタミンやミネラルも含まれているため、栄養補給にももってこい。
いわば食事の代わりにもなるような栄養豊富な飲み物なので、とても腹持ちが良いです。
ダイエット中で食事制限をしている人は、栄養不足によって痩せにくくなることがあるため、プロテイン飲料で補うと空腹も感じにくくなるし、一石二鳥です。
効果的な飲み方
さて、上記で紹介した飲み物ですが、飲み方を工夫することで、さらに腹持ちが良くなります。
炭酸水は「飲む量」と「タイミング」が大事
炭酸水は、飲む量とタイミングによっては逆に食欲が増してしまうかもしれません。
お腹が空いた時に、思い切って300~500mlくらい飲んでみてください。
コップ1杯程度の量だと、逆に胃を刺激して余計にお腹が空いてしまうことがあるため、少し多めに飲むことがポイントです。
また、炭酸水を食事中に飲むと、これもまた食欲を増してしまうので、あまりおすすめできません。
炭酸水はお腹が空いた時に飲むことで、次の食事まで空腹を感じにくくなるため、飲むタイミングに気をつけましょう。
バターコーヒーは「撹拌」がポイント
バターコーヒーは作り方が大切です。
ただコーヒーにバターを落として溶かすだけではダメ。
しっかりと撹拌(かくはん)することがポイントです。
ミキサーや電動ミルなどを使ってコーヒーとグラスフェッドバターを撹拌し、コーヒーに溶け込ませます。
これを「ミセル状態」といいます。
ちょっとミルクコーヒーのような色になるのですが、この状態でないと不飽和脂肪酸を腸から吸収しづらいので効果が薄れてしまいます。
ちょっと面倒かもしれませんが、作り方を守って飲んでみてください。
参考コーヒーの飲み過ぎで太る3つの理由【飲み方で体型が変わる!】
ココアは「手作り」が一番
売っている調整ココア(ミルクココア)は糖分がたっぷりですから、カロリーが心配です。
できればピュアココアを買い、蜂蜜か少量の砂糖で糖分を調整して飲むとよいでしょう。
ダイエット中にお腹を持たせるために飲むなら、手作りした方がカロリーも低くおすすめです。
豆乳は「食前」に
豆乳は、お腹が空いて我慢できない!という時に飲むことがおすすめです。
サポニンが満腹中枢を刺激して食欲を抑えることが出来るため、空腹を紛らわせることができます。
なおかつ、食前に少し飲んでおけば食べ過ぎの防止にもなります。
ただ、飲み過ぎはカロリーオーバーになるので、1日300mlくらいを目安にしてください。
スムージーは「材料選び」がカギ
グリーンスムージーは、材料選びが鍵になります。
芋類や豆類などはフルーツとの相性が良くなく、お腹にガスがたまりやすくなるからです。
小松菜やほうれん草などの青菜を中心に、リンゴやオレンジなどのさっぱりしたフルーツを加えると食物繊維もたっぷり摂れて、なおかつ腹持ちのいいスムージーになるでしょう。
飲むヨーグルトも「手作り」で
市販の飲むヨーグルトは糖分が心配なので、ぜひ手作りしてください。
作り方は簡単です。
プレーンヨーグルトと牛乳を1:1の割合で混ぜるだけです。
ミキサーなどがなくても、泡立て器で混ぜればOKです。
ダイエットに向かない飲み物
逆に、ダイエットに向かない飲み物もおさえておきましょう。
これらは注意が必要です。
甘い炭酸飲料
甘い炭酸飲料はとにかくダメ。
カロリーゼロもダメです。
人工甘味料は依存性が心配されていますから、結局甘いものから逃れられなくなってしまいます。
エナジードリンクも注意が必要ですね。
仕事で疲れた時に栄養ドリンクなどを飲むサラリーマンは多いと思いますが、意外と糖分が多いものです。
カフェイン飲料は飲む量とタイミングが大事
コーヒーや紅茶などのカフェインは、集中力アップにもいいですし、飲むタイミングによっては脂肪燃焼にも役立つ飲み物です。
しかし、1日中がぼがぼと飲んでいると、逆に身体を冷やしてしまい、ダイエットしづらくなります。
利尿作用もありますから、身体の水分が減ってしまい、巡りの悪い身体になることも心配です。
コーヒーだったら、1日3杯くらいまでにしておきましょう。
腹持ちがいい飲み物・まとめ
ダイエット中は空腹が何より辛い!
でも、今回ご紹介した飲み物を上手に取り入れていただければ、空腹の辛さを感じることなくダイエットができると思います。
朝食や間食に取り入れて、上手に空腹を乗り切ってください。
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