ぎゅうぎゅう詰めの満員電車。
毎日、会社につく前から重労働ですよね。
仕事をする前からヘトヘトになってしまいます。
あの混んだ電車に乗るのかと思うだけで、仕事に行く気も萎えてしまうでしょう。
そこで今回、どうすれば満員電車の疲労やストレスを軽くすることができるのか、その対策を紹介します。
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満員電車の疲労やストレスを軽くする6つの対策
満員電車の疲労を軽くするには、身体的な疲労、精神的な疲労の両方を減らす必要があります。
早い電車に乗る
フレックスタイム制度などがあり、少し遅めに出勤できるのならいいのですが、そのような職場はあまり多くはないですよね。
それなら思い切って、1時間くらい早く家を出ましょう。
中途半端に15分とか、電車1本分早く出ようとするよりも、1時間くらい早く出る方が新たな習慣として継続しやすくなります。
1時間早く出れば電車も少しは空いていますし、運が良ければ座ることができるかもしれません。
職場に早く着いてしまえば、近くのカフェでゆっくり新聞を読む時間もとれるのではないでしょうか。
仕事の前に心の余裕を作るためにも、一人朝活だと思って早起きしましょう。
荷物を軽くする
重い書類を重い革の鞄に入れて持ち歩いていると、それだけで疲れてしまいます。
それなら軽量のリュックサックに変えて、荷物を軽くしましょう。
それだけでも身体の負担はかなり楽になります。
両手も空きますし、片方に重みがかからないため肩こりも軽減するかもしれません。
仕事で外回りをするのにリュックでは困るという人は、鞄を職場に置いておき、満員電車に乗る時用のリュックと、仕事で使う鞄を使い分けるようにしましょう。
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空いている車両を探す
改札口に近い車両はどうしても混みます。
そのため、一番端の車両や、改札口から遠い車両を狙うと比較的空いているでしょう。
ただし、途中に大きな駅がある場合、逆に改札に近い車両の方が大量に人が降りるため、座れる可能性も高まります。
どの駅でどのくらい人が降りるのかということを観察することも大切です。
自分より先に降りる人を探す
毎日同じ電車に乗っていると、自分よりも先に降りる人を見つけることができるようになります。
どの駅でも、必ず数人は降りるはず。
その人が分かれば、その人の前に立つことで必ず座ることができます。
しばらく観察を続け、めぼしい人を見つけてください。
学生などは分かりやすいですね。
制服を見て「あの学校の生徒はこの駅で降りる」ということが分かれば、その学生の前に立つことで座れる確立がグンと高くなります。
一駅前で降りて歩く
早起きが苦手な人は、1時間とまでいわなくても、1駅分歩くだけの時間、早く家を出てみましょう。
会社の1駅前で降りて歩きます。
それだけでも満員電車から降りられたという開放感を感じることができますし、体も動かすことができて、気分をリフレッシュすることができますよ。
ストレスを減らす考え方
時間をずらすことが難しかったり、どの車両に乗っても混んでいるという場合は、精神的なストレスを減らす方法を考えてみましょう。
混んでいる電車に乗っていると思うのではなく、「今は筋トレの時間だ」と言い聞かせてみます。
腹筋に力を入れてみたり、つり革をぎゅっと掴んで握力を鍛えてみたり。
電車に乗っている時間でトレーニングができればダイエットにもいい、くらいに思ってみてください。
もしくは、電車を降りて会社についたら、美味しいコーヒーで一息つこうと、職場についてからの楽しみだけを考えてみてください。
楽しいことだけを考えることで、気をそらすことができます。
また、音楽やオーディオブックを聞いて集中することで、自分が今いる環境を忘れるという方法もおすすめです。
満員電車に乗ることのリスク
満員電車は、ただ疲れるだけでなく、様々な健康被害が心配されています。
ストレスによる生活習慣病の心配
混んでいる電車はとにかくストレスです。
そのストレスに対抗するために、副腎皮質ホルモンが分泌されたり、自律神経の交感神経が優位になり、血圧や血糖値が上昇してしまいます。
毎日そんな状態が続けば、動脈硬化や心筋梗塞などの循環器系の病気のリスクを高めてしまいます。
免疫力の低下
疲れがたまっていると風邪を引きやすくなりますが、それは免疫力の低下が関係しています。
私たちの身体はストレスを感じることで、免疫力に関わるリンパ球などの活動が低下してしまうために、風邪のウィルスや細菌などへの抵抗力がなくなり、風邪を引きやすくなったり病気にかかりやすくなります。
毎日の満員電車は体の抵抗力を弱めてしまうため、少しでもストレスを軽減し、同時に手を消毒したりマスクをしたりするなどの風邪を引かないような対策をすることがとても大切です。
疲労が蓄積する
満員電車に乗っている時は、ぐっと足をふんばって立っていることが多いと思います。
運動として体に力が入っているのならまだいいのですが、空気が悪い電車の中で、酸素を十分取り入れられない状況はとても疲れます。
体が酸欠状態の中で運動をしているようなものなので、疲労が毎日蓄積されていきます。
この疲労をどこかでしっかりと解消しないと、食欲不振や不眠などの症状が出てきてしまいます。
満員電車の疲労を会社で解消するポイント
電車の中で感じるストレスや疲労は、会社にいる間に少しでも解消しておきたいものです。
満員電車で感じる疲れは、運動をした後のような心地のよい疲れではないですよね。
その疲労を軽減するためにも、昼休みに散歩をしたり、軽いストレッチをすることがおすすめです。
また、日中水分をしっかり摂って、老廃物を排出しておくことも大事。
体の巡りを良くすることで、疲労物質を排出し、体が軽くなります。
1時間に1回は、
- 立って歩く
- 水分を摂る
などするだけでも、体が楽になりますよ。
エレベーターなどを使わず、なるべく階段を使って体を動かすことも意識してみてください。
満員電車の疲労やストレスを軽くする対策・まとめ
毎朝の満員電車は本当に憂鬱ですね。
でもちょっとした工夫で、そのストレスを減らすことが出来ます。
ストレスは万病の元なので、少しでも楽に通勤できるよう、今回ご紹介した方法を試してみてください。
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