ビジネススキル【体験談】私が社長に昇進できた3種類のスキルとは?

 

一口にビジネススキルといっても様々あります。

単に資格を取れば良いというわけではなく、年齢や立場によっても必要なスキルは変わってきます。

 

今回は、そんなビジネススキルの中でも、私が特に意識して磨いてきた3つのビジネススキルを紹介します。

私はこれら3つの自己投資をしてきたからこそ、平社員から社長に昇進できたと考えています。

 

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ビジネススキルとは

ビジネススキルというと、例えばビジネス英会話とかパワーポイントを使う能力とか、まさに「スキル」といわれそうなものが浮かぶと思いますが、これらはスキルそのものではなく、スキルの要素の一つに過ぎません。

 

ビジネススキルにはいくつか種類があり、資格として示せるようなスキルから、対人関係を円滑にするスキルや健康管理のスキル、リーダーシップなど、形には表せないスキルもたくさんあります。

 

むしろ、ビジネスにおいて必要なのは、そのような目に見えないスキルでしょう。

目に見えないものは高めていくのも難しく、短期間で習得することが出来ないものもあります。

 

特に必要とされる3つのビジネススキル

数あるビジネススキルの中でも、特に大切な3つのビジネススキルを紹介します。

一つずつ解説していきます。

 

テクニカルスキル

業務遂行能力」ともいいます。

仕事の技術的な面のスキルなので、新入社員はこれから身につけていくべきスキルですし、年齢が上がるに従って(もちろん努力をしているという前提ですが)向上していくものです。

 

配属された部署によって必要なスキルも変わってきますから、人事異動によって全く未経験の部署に配属された場合には、そこで新たにスキルを身につける必要が出てくることもあります。

 

このテクニカルスキルには、次のようなものがあります。

 

語学力

日本ではまだまだ英語が出来なくても仕事はできますが、これからのグローバル社会ではいつ何時、会社のオーナーが外国人に変わるか分かりません。

どのような業種であっても、世界に目を向けていくことは今後ますます必要になっていくでしょう。

 

今はまだ英語がペラペラだと言える日本人が少ないからこそ逆にチャンスです。

英語や中国語などが出来ればそれだけビジネスチャンスが広がりますから、コツコツと語学力を高めておくことをおすすめします。

 

また、英語力があるとインターネットから得られる情報量が倍以上になります。

日本語だけしか扱えないのでは、情報量で差がつき、ビジネスチャンスを逃してしまいます。

 

パソコン能力

エクセルやワードが全く使えない人は少ないと思いますが、関数やマクロが使えるか、プログラムが作れるかとなると使えない人も多いのではないでしょうか。

 

これらのスキルがあれば、業務を簡素化したり、他部署と共有化したり、様々なことに使えるはずです。

外部に依頼すると経費がかかりますから、それを自分で出来ます、となるとあなたの株も上がるでしょう。

 

私が特に力を入れた「テクニカルスキル」

私はテクニカルスキルの中でも特に、パソコンの技術を磨きました。

これは本当に役に立つテクニカルスキルであることは間違いありません。

 

これからの時代、情報をいかに素早く、大量に収拾し分析するかは必須の能力です。

インターネットの情報を自由に扱えるかどうかは、大きな差となります。

 

また、ここが1番得意分野でもありました。

苦手な事を無くす努力より、得意を伸ばす努力の方がビジネスの現場では結果につながります

 

テクニカルスキルは、自分1人で磨くことが可能なため、向上心を持ってコツコツ磨いていきましょう。

わずかな努力の差を積み重ねると、気づいた時にははるか高みに登れていますよ。

 

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ヒューマンスキル

対人関係能力」ともいいます。

これも、新入社員はもちろん、管理職などあらゆる立場の人に必要なスキルです。

 

仕事をうまく回せるかは人間関係にかかっているといっても過言ではありません。

人を見極め、どうやって仕事を遂行するか、誰に働きかければスムーズに話が進むのかなど、このスキルが高い人ほど無駄な労力をかけることなく仕事を進めていけるでしょう。

 

このヒューマンスキルには、次のようなものがあります。

 

傾聴力

人間関係はまず相手の話を聴くことから。

部下や上司を批判しているだけでは良い人間関係は築けません。

 

なぜそのようなことを言うのか、その人の立場に立って話を聞いてみたり、別の観点で物事を考えるには、相手をしっかり観察して理解することが必要です。

 

コミュニケーション力

会社に限らず、家族や友人関係でも必要な能力です。

人を動かすには正論を言っているだけではだめで、どういう話の持っていき方をすれば相手の心を動かせるのか、ということが重要なのです。

 

時には自分が引くことも必要ですし、時には厳しく接することも必要。

その場面に応じた対応が出来るのがコミュニケーション力です。

 

プレゼン能力

日本人は人前で発表する、話すということが極端に苦手な人が多いもの。

だからこそ、人と差をつけるのにもってこいなのがプレゼンテーションのスキルです。

 

ダラダラと長い時間をかけるのではなく、短い言葉で簡潔に、かつ分かりやすく相手に言いたいことを伝えるのは訓練が必要です。

時間を測りながら資料を使って説明する練習などを繰り返ししてみてください。

 

私が特に力を入れた「ヒューマンスキル」

私はヒューマンスキルの中でも特に、質問能力を磨いてきました。

営業という私の職業上、私が得意とするパソコン能力とも相性が良かったと思います。

 

なにせ、私は自分がコミュニケーション能力が低いと自覚しているため、質問をするという形でお客様とコミュニケーションをとってきました

 

世間話が苦手なので、お客様のお困りごとを聞き出し、そのお困りごとの解決策をパソコンで提案書を作り、提案を続けてきました。

提案書は、現場でお客様と話さなくてもいいように、分かりやすい完璧な提案書を目指しました。

 

自腹で提案書ソフトを購入し、研修会に出かけ、自己投資を惜しみませんでした。

今から振り返ると、本当に自己投資はよくやったと思います。

 

コンセプチュアルスキル

概念化能力」ともいいます。

これは立場が上になるほど必要になってくるスキルです。

 

物事の本質を見抜いて抽象化したり、知識を組み合わせて新しい概念を作りだす能力です。

たとえば、いつもミスをする部下に対して、「部下の勤務態度が悪い」で済ますのではなく、なぜミスをするのか、その原因は何かを考えて対策を打つのもこの能力です。

 

現実を抽象化し、本質に働きかえる手を打つという、抽象化と具体化を行き来する能力とも言えます。

 

このスキルは一人で高めていくのが難しい場合もあり、必要に応じてコーチングなどを受けながら高めていくことをおすすめします。

 

私が特に力を入れた「コンセプチュアルスキル」

私はコンセプチュアルスキルの中でも特に、「考え方」を磨いてきました。

多くの成功者の本を読み、その成功者がなぜ成功できたのか、その考え方を学んできました

 

過去の成功者とは境遇が違うため、同じことはできないにしても、同じ考え方はできます。

問題に直面した時、あの成功者ならこう考えるな、とか、この成功者はこう考えていたな、とか、考え方にバリエーションが増えました。

 

この成功者の考え方を学ぶことは、20年前から続けており、今でも継続しています。

1冊本を読んだら、その本で学んだことや次に活かせることの概念をパソコンにまとめています。

 

今まで学んできた成功者の中でもオススメな成功者を参考に紹介します。

考え方の素晴らしい成功者

◆稲盛和夫
◆松下幸之助
◆鍵山秀三郎
◆安岡正篤
◆中村天風
◆芳村思風
◆村上和雄
◆フランクリン・コヴィー
◆アンドリュー・カーネギー
◆P・F・ドラッカー

 

手段と目的を混同しないこと

 

そもそもビジネススキルは何のために必要なのか、それを忘れてしまうと本末転倒になってしまう可能性があります。

 

あくまでも仕事に関する「目的」を達成するために必要なスキルを身につけるのだということを忘れてはいけません。

 

・給料をアップさせるため

・新しい仕事に必要なため

・今の仕事をより突き詰めたいから

など、スキルを高める理由があるはずです。

 

それを忘れると、ビジネススキルを高めること自体が目的になってしまったり、資格取得にばかり目がいってしまうこともあり得ます。

 

常に「何のためのビジネススキルなのか」を忘れずにいたいものです。

 

まとめ

 

部署によっても立場によっても求められるスキルは人それぞれですが、常に向上心を持ってスキルを高め、周囲から一目置かれる存在になりたいものですね。

 

ビジネススキルが高まって、自分の出来ることが増えてくれば、もっとやりがいを感じることが出来るようになるでしょう。

 

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