あなたを「仕事ができる人」「できない人」に分ける5つの能力

 

純粋な知力ややる気。

そういったものと仕事ができるできないは違う。

社会に出るとそんな風に感じたことはありませんか?

 

「仕事ができる」と評価されている人には、共通したいくつかの能力があります。

この能力について理解し、磨いていくことで、あなたは今以上に「仕事ができる」と評価されるようになるでしょう。

 

そこで今回、あなたを「仕事ができる人」「できない人」に分ける5つの能力について紹介します。

 

スポンサーリンク

客観視ができる能力

 

まず、仕事ができる人間に必須な能力に、客観視があります。

これは俯瞰的思考と言い換えてもよいのですが、つまりは、目先ばかりでなく全体的に大きな視野でものを見る能力のことを言います。

 

たとえば、うまくいかない時に、がむしゃらに頑張る人というのがいますよね。

もしくは、「自分はうまくやっている」という認識から抜け出すことができずに、他人のせいにしがちな人もいます。

こういう人は、基本的に客観視の能力が足りません。

 

自分という人間を冷静に第三者的視点から観察したり、また、自分の置かれている立場を大きく見通すということが大切です。

 

そうすれば、自分の行っていた努力が的外れであったり、または、完璧だと思っていた自分のやり方の欠点や間違いを見つけることができるのです。

 

そのためには一度冷静になって、自分を見つめる必要があるというわけですね。

 

スポンサーリンク

考えてから動く能力

 

次に、仕事ができる人は考えてから動く能力にも優れています。

 

例えば、上司から何か仕事上の頼まれごとを受けたとします。

この時、考えてから動く能力が低い人は、深く考えることもなく反射的にそれに対して返事をしてしまい、後々それが大きなミスになって返ってくることがあるのです。

 

いわゆる「急いては事を仕損じる」という状況です。

ところが仕事ができる人は、やり方が決まっているようなものでも、一度しっかりと内容を受け止め、自分の中で理解し咀嚼してから返事をします。

 

これによって、無駄なミスは減り、また、一度咀嚼する過程で、以前よりも良い方法を思いついたりもします。

しかも、その内容をしっかりと理解して把握していますから、それをもとに指示を出す場合も、要点がわかりやすく機能的です。

 

つまり、物事をとっさに判断せず、冷静にしっかりと把握することが大事だというわけです。

 

自我を抑える能力

 

仕事ができる人は、自我を抑え込むことに成功している人でもあります。

 

たとえば、会議などで誰かが自分の想いとは違う発言をしたとします。

この時、自我を抑えることができない人は、感情的にその考え方を否定したり、もしくは自分の考えを主張して徹底的に抗おうとしたりします。

 

もしくは、それほど自分とは違わない意見であっても、自分の方が優位に立ちたいという自我から、つい否定で入ってしまう癖があるのもこのタイプです。

 

しかし、自我をうまく抑えることのできる人はそうではありません。

自分と違う意見であっても、まずは否定することなくじっくりと耳を傾け、全否定でなく、いいところはいいと許容したうえで、さらに良くなる提案をしてゆくのです。

 

そして、相手に不快感を与えることなく、折衷案を提示したり自分の考え方にうまく誘導していきます。

 

つまり、大事なことは、冷静に他人の意見を聞き、感情に流されないようにすることなのです。

 

断る能力

 

仕事ができる人は、できないことはできないとはっきり言うことができます。

 

 

たとえば、自分の能力やキャパシティーを考えれば、明らかに無理な指示をされてしまった時、仕事ができない人はそれを安請け合いしてしまい、結果各所に迷惑をかけることになります。

 

ところが仕事ができる人は、きちんと自分の現状や能力を把握したうえで、それをしっかりと断れるのです。

 

なぜなら、そうしないと、小さな成功という報酬を受けようとしたために、大きな取り返しのつかない失敗に発展することをきちんとわかっているからです。

つまりそれは、きちんとした現状認識の上で、そこから生まれるメリットとデメリットを冷静に判定していることに他ならないのです。

 

「冷静」であること

 

ここまで読んでいただければお分かりだと思いますが、つまり、重要なのは冷静さなのです。

良く、この冷静であるということは情熱がないと判断され、仕事に対する熱意という点で疑われることがあります。

 

しかし、冷静であることは情熱のあるなしとは全く関係がありません。

自分を知ることなく意味のない努力を重ねたり、熟慮なく断行したり、感情的に自分の理想を押し通そうとしたり、出来もしない仕事に勝算もなく挑戦することを情熱や熱意とは言いません。

 

それは、ただの自己満足であり、ただの無謀です。

本当に熱意があるならば、情熱があるならば、なればこそ冷静になって深く広くものを考え、しっかりと現状を把握して事に当たる。

 

これこそが仕事ができるということなのです。

誰よりも情熱的で熱意を持った登山家が、何の準備もなく計画も立てず、勢いで山に登ることはありません。

本当に「できる人間」とは、仕事に限らず、冷静のうちに情熱を秘める人間の事を言うのではないでしょうか。

 

まとめ

 

仕事ができる人の能力をまとめると、次のようになります。

◆ 客観視ができる能力

◆ 考えてから動く能力

◆ 自我を抑える能力

◆ 断る能力

◆ 「冷静」であること

 

これらの能力を伸ばしていくことで、結果は必ずついてきます。

もし自分に足りない能力があったなら、意識してその能力を伸ばしていきましょう。

 

こちらの記事も合わせてどうぞ ↓

物の見方・考え方はなぜ大切?コミュ障の社長が詳しく解説

 

考え方×熱意×能力【稲盛和夫】なぜ大事なのか?理由を紹介

 

ビジネススキル【体験談】私が社長に昇進できた3種類のスキルとは?

 

仕事で成功する秘訣!30代で「社長」になれた10の秘訣とは?

関連記事(一部広告含む)

Copyright© デキる男スイッチ , 2024 All Rights Reserved.