寒い冬を快適に過ごさせてくれる暖房なのですが、その一方で暖房による部屋の乾燥に悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
部屋が乾燥すると肌も乾燥しますし、喉も痛めてしまいます。
そこで今回、より快適に過ごすために、部屋の空気を今すぐ加湿できる10の裏技を紹介します。
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タオルと洗面器で加湿器を作る
これは昔、健康系のテレビでやっていた方法です。
水を入れた洗面器にタオルを浸し、そのタオルをハンガーで吊るしておきます。
こうすることで、タオルは洗面器の水分を吸い上げようとする一方、乾燥した部屋でタオルは乾くために水分を空気中に拡散します。
このように洗面器とタオルを使って、簡単な気化式加湿器を作ることができます。
水の代わりに「お湯」を使ったり、タオルに「暖房器具の風」が直接当たるように設置すると、より効果的に加湿できます。
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電気ポットの蓋をせずに沸騰させる
電気ポットの蓋を開けたままで、水を沸騰させる方法もあります。
沸騰した水の湯気がモクモクと上がりますので、部屋の湿度を一気に上げることが可能です。
ビジネスホテルなどに宿泊する時、私はこの方法をよくやりますが、本当に効果的な加湿方法だと思います。
水を入れたコップを部屋に置く
水を入れたコップを部屋に置くという方法もあります。
コップに水を入れて置いておくだけですので、本当に簡単です。
今部屋の乾燥が気になっているという方でもすぐに実践することができます。
コップから減った分の水がそのまま部屋の湿度となっているということになりますので、効果が目に見えるという点も魅力のひとつです。
最近では、水を入れたコップの中に、紙を入れるタイプの簡易加湿器も出ています。
そういったものを組み合わせると、より効果的に乾燥を防ぐことができます。
ちょっとしたインテリア代わりにもなりますし、乾燥を防ぎつつ、部屋も華やかになります。
濡れた洗濯物を部屋に干す
濡れた洗濯物を部屋に干すというのも効果的です。
暖房で部屋が乾燥していると、濡れた洗濯物もすぐに乾いてしまいます。
この方法は、部屋に干すためのスペースが必要になりますが、部屋が乾燥しないだけでなく、洗濯物も乾かせるのでまさに一石二鳥です。
部屋の中に観葉植物を置く
観葉植物というと、心の癒しやインテリアとしての役割が思いつきますが、実は観葉植物も暖房による部屋の乾燥を防ぐ役割があります。
これは、観葉植物が根から吸い上げた水分を葉から蒸発させているためです。
目には見えないのですが、観葉植物というのは天然の加湿器ともいえます。
観葉植物を置いておけば、実際に心も癒されますね。
仕事で疲れ切った心を癒しつつ、部屋の乾燥を防ぐためにも観葉植物を取り入れてみてはいかがでしょうか。
部屋に水分を撒く
実際に、部屋に水分を撒くというのもひとつの方法です。
もちろん、さすがに夏場の打ち水のようにバシャバシャと撒くわけではありません。
霧吹きで水をスプレーしていくという形でもいいですし、ルームスプレーのような形でもいいでしょう。
殺菌効果や消臭効果のある市販のルームスプレーでもいいですが、好きな香りのルームスプレーを自作するというのもいいのではないでしょうか。
部屋の乾燥も防ぐことができますし、いい香りでより室内が快適になります。
暖房を石油ストーブやファンヒーターに切り替える
暖房を使っている方は、石油ストーブやファンヒーターに切り替える方法もあります。
というのも、石油ストーブやファンヒーターというのは熱を発する際に水分を生成するので、部屋を暖めつつも乾燥を防ぐことができるのです。
特に、石油ストーブであれば、ストーブの上に水を入れたやかんを置くことで、よりいっそう乾燥を防ぐことができます。
加湿器を使う
乾燥が気になるのであれば、加湿器を購入してしまうのもひとつです。
最近ではかなりリーズナブルに購入できるものもありますし、ゲームの景品などでも加湿器が出ていることがあります。
加湿器というのはまさに部屋の乾燥のためのアイテムですから、暖房が手放せないという方であれば買っておいたほうが楽かもしれません。
マスクをする
マスクをするのもひとつの方法です。
部屋の乾燥によるダメージを一番受けやすいところをカバーすることによって、乾燥から来る体の不調というものを防ぐことができます。
唇の乾燥や喉の不調だけが気になるという方であれば、マスクだけでも十分な対策になるでしょう。
濡れマスク
特に、「濡れマスク」は乾燥対策に効果があります。
このマスクは、マスク自体に濡れたフィルターを使用しているため、マスクを通した空気は湿度の高いものになります。
のどぬ~るぬれマスク 立体タイプ 無香料 普通サイズ 3セット
風邪をひいて喉が痛い時など、実際に私も使用していますが、このマスクを使うと喉がとても楽になります。
濡れたフィルターも長時間、効果を維持するため、乾燥対策としてオススメです。
◆風呂場のドアを開けっ放しにする
風呂があなたの部屋の近くにある場合、入浴後にお湯を流さず、そのまま風呂のドアを開けっ放しにすることも乾燥対策として有効です。
風呂の空気はとても湿度が高いため、これをすることで一気に部屋の湿度を上げることが可能です。
ただ、この方法は天井や窓が結露するデメリットもあります。
カビが発生する原因にもなるため、頻繁にすることはおすすめできません。
理想的な湿度は?
季節によって、快適な湿度は変わります。
夏なら湿度55%~65%、冬なら45%~60%が理想的な湿度になります。
湿度は低すぎても高すぎても良くありません。
低すぎれば風邪をひきやすくなりますし、高すぎるとダニやカビの発生原因となります。
湿度計を使い、季節に応じて適正な湿度を保ちましょう。
まとめ
暖房と部屋の乾燥というのはほぼセットで考えておいたほうがいいでしょう。
部屋の乾燥が気になる方は、こちらで紹介した方法を是非実践してみましょう。
冬場の室内が快適になるはずです。
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