たっぷり寝たはずなのに疲れが取れていないし、なんだか寝た気がしない。
そんなことってありますよね。
そんな睡眠でお悩みの方におすすめしたい飲み物が「リンゴ酢」です。
このリンゴ酢、それだけでも充分に睡眠効果がありますが、寝る前に〇〇と一緒に飲むことで、さらに質の高い睡眠効果を得ることが可能です。
そこで今回、「睡眠の質が悪化する原因」や「リンゴ酢が睡眠に良いと言われる理由」、「睡眠効果が倍増する飲み方」を紹介します。
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睡眠の質が悪化する原因
睡眠時間はとっているはずなのに、疲労が取れない。
それは晩酌や寝る前の食事による血糖値の上昇が原因かもしれません。
血糖値は夕食後にいったん上がるものの、その後は徐々に下がっていくものです。
しかし、晩酌や寝る前の食事でたっぷり糖を摂った場合、血糖値は急激に上昇します。
それを抑えるためにインスリンというホルモンが大量に分泌され、今度は血糖値が急激に下がります。
しかし、血糖値の急激な低下は命に関わる!と、逆にアドレナリンが分泌されて、今度は血糖値を上げようとします。
このように、眠っている間も血糖値が乱高下を繰り返すことを「ジェットコースター血糖」といいます。
このジェットコースター血糖は、脳が眠っている間も身体は運動をしているような状態になり、起きるとドッと疲れが出てしまうのです。
ジェットコースター血糖をチェック
自分の疲労が血糖値のせいかどうかを知りたい、という方は、以下についてチェックしてみてください。
□ 寝汗が多い
□ 歯ぎしりをする、もしくは歯を食いしばっている
□ 怖い夢を見ることがある
こんなことが多い人は、寝ている間にアドレナリンがたくさんさ出ている証拠です。
これでは、何時間寝ても疲れが取れないはずです。
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リンゴ酢が睡眠に良いと言われる理由
それでは、なぜリンゴ酢が良い睡眠に効果的なのか、その理由を説明します。
酢酸が糖の吸収を穏やかにする
リンゴ酢に含まれる酢酸は、胃からの糖の吸収を穏やかにして、血糖値が急上昇するのを防ぎます。
実際に、アリゾナ州立大学で行われた実験によると、リンゴ酢を飲んでから7時間後に血糖値が4%も低くなったという結果が出ています。
血糖値が乱高下をしていると、眠りが浅く、脳も身体も疲労が取れませんが、リンゴ酢を飲むことで血糖値が安定し、深い眠り(ノンレム睡眠)によって睡眠のリズムも整ってきます。
それによって、目覚めもスッキリ、快眠効果を得られる、というわけです。
疲労回復効果
リンゴ酢にはクエン酸も含まれているので、疲労回復効果も期待できます。
疲れると酸っぱいものが美味しく感じることがあると思いますが、それはクエン酸が疲労にいいからなんですね。
お酢なら何でもいい?
酢酸が血糖値の上昇を抑える、というなら、リンゴ酢でなくてもいいような気がします。
実はその通りで、酢酸を摂れるなら他のお酢でも構いません。
ただ、普通の穀物酢は酸味が強すぎて、飲みづらいですよね。
いくら睡眠のためとはいえ、美味しいと思えなければ続けられません。
その点、リンゴ酢はフルーティーで飲みやすく、続けやすいという利点があります。
快適な睡眠を得るためのリンゴ酢の飲み方
睡眠の効果を得るためにはどのようにしてリンゴ酢を飲めばいいのでしょうか。
寝る前に「ケール青汁」と一緒に飲む
リンゴ酢だけでも、睡眠の質を高める効果はありますが、ケール青汁と一緒に飲むことで睡眠効果が倍増します。
これはケール青汁に含まれる睡眠を促すホルモン「メラトニン」による効果です。
このメラトニンは、朝に目が覚めて、夜に眠くなるという体内時計の切り替えをスムーズにしてくれる働きがあります。
そのため、このメラトニンを多く摂取することで、リンゴ酢とは違った意味で、深く眠ることが出来るようになります。
リンゴ酢の血糖値安定効果と、ケール青汁の体内時計調整効果のダブルの効果で、質の良い睡眠効果が得られます。
体内のメラトニンは10歳をピークに減少し続けますから、ケール青汁などで摂取するようにしましょう。
また、青汁には「ケール青汁、大麦若葉青汁、明日葉青汁」など、いくつかの種類がありますが、ケール青汁がメラトニンを1番多く含んでいるためおススメです。
5倍に薄めて夕食の前に飲む
大さじ1杯のリンゴ酢に対して、水を大さじ5杯加えます。
もしこれでも酸っぱいと感じたら、なれるまでは水を多めにして試して下さい。
炭酸水で割るともっと飲みやすいかもしれません。
このドリンクを、夕食の前に飲みます。
やり方はこれだけ、簡単ですよね。
酸っぱいのが苦手な方に、リンゴ酢アレンジ
どうしても酸味が苦手な人は、ほんの少しハチミツを加えてみてください。
少しまろやかな味になると思います。
もしくは、牛乳やトマトジュースなどで割っても美味しいですよ。
リンゴ酢を飲む時の注意点
美味しいと入っても、リンゴ酢はお酢です。
飲み方にはちょっと注意が必要です。
飲んだ後は口をすすいでから歯を磨く
リンゴ酢を飲んだ後は酸で歯が傷つきやすくなっています。
すぐに歯を磨くと歯が傷んでしまうので、口をすすいでから、少し時間をおいて磨いてください。
飲み過ぎない
たくさん飲んだらよく眠れる、というわけではありません。
最初は少量から始めて下さい。
胃腸が弱い人には刺激になってしまうことがあるからです。
最大でも1日30mlまでにしておきましょう。
空腹時に飲まない
夕食を抜いて何も食べていない時など、空腹の状態で飲むと胃壁を傷つけてしまうことがあります。
何かお腹に入れてから飲むようにして下さい。
まとめ
リンゴ酢は色々なメーカーから出ているので、いくつか試してみて自分好みの1本を見つけるといいですね。
毎日夕食前や寝る前に飲むだけで、質の良い睡眠を得られるようになります。
リンゴ酢でぐっすり眠って、快適な朝を迎えませんか。
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