自分に自信がないということで悩んでいる人も多いのではないでしょうか?
自分に自信がないと、仕事の面でもプライベートな面でも何かと苦労をするものです。
性格的なものだと思っている方もいるかもしれませんが、実は幼少期の過ごし方や親のしつけに原因があるケースも多いのです。
そこで今回、自分に自信がない原因と、自信を持つために必要な○○について紹介します。
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自信のなさの原因となる幼少期の過ごし方
幼少期の過ごし方が原因で自信を持てないという人もいます。
そのような人に共通するのは、幼少期に否定されることや、自己主張をせずに周りに合わせることが多かったということです。
否定されることが多かった
例えば、幼少期に周りから否定されることが多かった場合、やはり自分に自信を持てなくなるものです。
子どもの頃というのは子ども同士の人間関係が主になってきますし、子どもだからこそ、仲間外れやいじめなど残酷なことをしてしまう部分もあるでしょう。
そういった中で周りの子たちに否定されると、幼いながらも自分の存在意義というものを心の奥底で問うてしまうものです。
さらに、学校の先生など身近な大人からも否定されれば、余計に自信をなくしてしまいます。
自己主張せず、周りに合わせることが多かった
逆に、子どもの頃から周りに合わせてきた、周りの言うことを聞いてきたという人も自信を持てないまま大人になってしまう可能性があります。
周りに合わせるというのは協調性という言い方もできるのですが、本当の自分を出さないまま周りに合わせているとやはり心に大きな負担がかかります。
周りの言うことを聞いてきた人の多くは、子どもの頃から「いい子」と言われてきたことでしょう。
その「いい子」という評価に合わせて、さらに演じ続けてきたという部分もあるのではないでしょうか。
周りに合わせる、周りの言うことを聞くというのは、一見するとポジティブに思えるのですが、主体性を失ってしまう生き方でもあります。
自分という主体を見失ってしまうからこそ、自信の持ちようがないのです。
自信を持つにあたっては、「自分で何かを成し遂げる」ということがひとつのポイントになってくるのですが、仮に、周りに合わせたり、周りの言うことを聞いたりした結果として、何か大きなことを成し遂げたとしても自信にはつながりません。
自分で主体的に動かない限りは、自信につながらないのです。
自信がないまま生きている人の中には、こういった幼少期の過ごし方が関係している可能性があります。
子どもの頃、どんな過ごし方をしていたのか今一度思い出してみましょう。
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自信のなさの原因となる親のしつけ
家庭というのは、もっとも身近な社会集団です。
だからこそ、そこでの親のしつけというのは子どもに大きな影響を与えます。
今現在抱えている自信のなさが親のしつけによるものである可能性もあります。
自信のなさの原因となる親のしつけとして、「褒めないこと」と「否定すること」があります。
誉められる経験が少なかった
いくつになっても親に認められたいという気持ちは誰もが持っているでしょうが、その気持ちは子どもの頃に特に強く出てきます。
簡単に言ってしまえば、子どもの頃というのは親に褒められたいのです。
テストで100点を取った、マラソンで1位を取った、お手伝いをした・・・ちょっとしたことでいいから褒められたいのです。
教育的にも褒めるということはとても大切なのですが、教育方針というのはそれぞれの家庭で異なります。
教育方針の一環で褒めないとなってくると、いつまで経っても親に認められないままで虚しさばかりが募ってしまいます。
否定されることが多かった
親からの否定も同じです。
否定というのは誰からされても嫌なものなのですが、もっとも身近な親からの否定というのは特に衝撃が大きいものです。
親からのたった一言でもそれがトラウマになってしまうこともあります。
褒めないことと否定することというのは、自己肯定感をどんどん低下させていきます。
自己肯定感と自信というのは、比例関係にあります。
自己肯定感が低ければ自分を認めることができないのですから、自信が持てないのも当たり前のことです。
逆に、親から否定される機会が少なく、しっかりと褒められてきた方というのは、自己肯定感も高く、自分に自信を持っているものです。
自信をつけるための方法
自分に自信がないという場合、幼少期の過ごし方や、親のしつけの影響があるのかもしれません。
しかし、いつまでも自信がない原因を過去に探していても現状は良くなりません。
他人と過去は変えられないといいます。
変えられるのは、自分と未来です。
これから、あなたが自信をつけるための方法を紹介します。
自信は成功体験の積み重ねが必要です。
下に紹介する方法を実践して、成功体験を積み重ねてみましょう。
まず、自分を「変えることができる」と思うこと
自信をつけるために必要なことは、まず、自信のない自分を「変えることができる」と思うことです。
他人を変えることはできませんが、自分自身はどうにでも変えることができます。
変えることができない、と思ってしまっては、これから紹介する方法もやってみる気にはなれません。
「まず思う」、これが1番大切なことです。
この思うとは、少し思うとか、イメージするとか、そのような弱い程度ではなく、絶対にできる!何が何でもやる!といった強烈な思いを持つことです。
絶対に自分は変わるんだ!という強い思いを、本気で思えたなら、7割方、あなたは変わり始めているはずです。
できる目標を作る
自信をつけるために必要なことは、成功体験を積み重ねることです。
そのためにも、ちょっと頑張れば達成できる目標を作って下さい。
まずは、今日1日、笑顔でいるとか、明るい挨拶をすることでもかまいません。
スポーツジムに行くとか、今日の予定をしっかりこなすことでもかまいません。
まずは簡単なものから始めて、徐々に難しい目標にチャレンジしましょう。
自分との約束を守る
自分で決めた目標を達成するために、自分との約束を守りましょう。
たとえば、夕方にスポーツジムに行くという目標を立てたのなら、それは夕方の自分との約束です。
この約束を誠実に守りましょう。
自分との約束を誠実に守り続けていると、いつかあなたの気持ちの中に「私は自分との約束を守れる人間である」という想いが出てきます。
それが自信の最初の原石になります。
この「自分との約束を守れる」という思いを種火として、小さな目標を達成していくうちに、「私はできる」という自信がついてきます。
頑張ったら、自分自身を誉める
自分自身との約束を守り、目標を実現させていくためにも、目標が1つ達成できたら自分自身を誉めてあげましょう。
目標達成のボーナスとして、モチベーションアップに役立てるのも良いかもしれません。
小さなご褒美が、努力の継続をするためにも大切です。
まとめ
自信がないということで悩んでいる方は多いものです。
もともとの自分の性格の問題だと考えている方も多いのですが、実際にはその多くが幼少期の過ごし方と親のしつけに原因があります。
過去と向き合うことによって、自信のなさを克服することができるかもしれません。
今一度、自分がどのような過ごし方をしてきたのか、どのようなしつけを受けてきたのかを振り返ってみましょう。
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