新品の真っ白なワイシャツはとても気持ちがいいですよね。
しかし、いつのまにか黄ばみが生じてしまうことも…。
黄ばみのせいで着られない!という事態を避けるためにも、日頃から対策をしておくことが必要です。
そこで今回、ワイシャツの黄ばみをクリーニングで落ちやすくする方法などをまとめて紹介します。
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ワイシャツの黄ばみの正体とは?
ワイシャツの襟や脇、袖口などにいつのまにか発生してしまう黄ばみ。
正体は皮脂による汚れです。
皮脂とは、私達の身体にある皮脂腺から分泌される液体のこと。
この皮脂がワイシャツに付着し、空気に触れて酸化すると黄ばみになるのです。
また、黄ばみの原因の多くは皮脂ですが、この皮脂以外にも、
・ シミ
・ 汗
・ 食べこぼし
・ 紫外線
などの原因もあります。
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黄ばみを放置すると黒ずみに
黄ばみがあるだけでも不衛生な印象を与えがちですが、黄ばみは放置すると黒ずみになり、さらに目立ちやすくなるので気をつけましょう。
この黒ずみは、黄ばみの原因となる汚れの上にホコリなどが溜まることで、皮脂とホコリが混ざって発生します。
黄ばみや黒ずみは放置すればするほど取れにくくなるため、なるべく早く対処することが肝心です。
なお、シーズンオフなどで長期間しまっておく場合も注意しましょう。
落としきれなかった汚れがあると黄ばみなどが生じてしまうことがあります。
黄ばみ対策としてクリーニングを活用しよう!
原因となる汚れをしっかり落とすことができれば、黄ばみや黒ずみは発生しにくくなります。
対策として、定期的にクリーニングに出す方法がオススメです。
プロにお任せすることで、使用頻度が多いワイシャツを、黄ばみや汚れから守ることができます。
定期的にクリーニングに出しておけば、万が一黄ばみが発生してしまっても程度が軽くて済むので、落としやすくなります。
最近では宅配クリーニングというサービスもありますから、忙しい人にはオススメです。
プロに黄ばみを落としてもらおう
すでに黄ばみが生じている場合はお店の方に相談してみましょう。
程度にもよりますが180円~360円程度で黄ばみ除去をしてくれるサービスがあります。
黄ばんでから長期間放置されたものは、プロの技でも取れない場合があるので、見つけたらなるべく早めにクリーニングに出すことがオススメです。
クリーニング店に出す洗いと、自宅洗いの違い
クリーニング店に出す洗い方と、自宅で洗う洗い方には違いがあります。
ランドリークリーニング
水を使って洗う洗い方をランドリークリーニングといいます。
この洗い方は、汗や醤油、アルコールといった水に溶ける水溶性の汚れを落とすのに適しています。
自宅で洗う場合は当然、水で洗いますから、このランドリークリーニングになります。
黄ばみの原因となる汗の除去には向いていますが、皮脂の除去には向いていません。
ドライクリーニング
一方、有機溶剤で洗う洗い方をドライクリーニングといいます。
皮脂や口紅、ファンデーションといった油に溶ける油溶性の汚れを落とすのに適しています。
クリーニング店で洗う場合は、生地や汚れの種類に応じて、前述のランドリークリーニングとドライクリーニングを使い分けます。
本当に大切にしたい衣類は、クリーニング店で両方の洗い方で洗ってもらいましょう。
両方の洗い方で別々に洗うため、手間暇も2倍かかり、料金も相場で約2倍になっています。
ウェットクリーニングであったり、ダブルクリーニングなど、お店によって呼び方は異なりますが、ほぼどこでもある追加オプションになっています。
自宅で対処する方法もある
自分で何とかしたいという方は、自宅で黄ばみをとる方法もあります。
漂白剤に浸けこむ方法
軽めの黄ばみなら漂白剤に浸け置きすると良いでしょう。
方法として、洗面器にお湯を用意し規定量の漂白剤を溶かします。
そこにワイシャツを入れ30分程度つけおきした後、洗濯すればOKです。
40℃程度のお湯で浸けこむと、常温の水で浸けこむよりも効果があります。
食器用洗剤と歯ブラシを使う方法
食器用洗剤と歯ブラシを使う方法もあります。
汚れている部分に食器用洗剤を垂らし、歯ブラシを使ってこすり、黄ばみを取っていきます。
洗剤を洗い流したらいつも通り洗濯機で洗うだけです。
慣れれば、手際よく対処できるでしょう。
ただし、自信がないという方は、クリーニングを活用するほうが無難かもしれません。
黄ばみは予防が肝心!
一度黄ばんでしまうと、落とすのに時間も手間も費用もかかってしまいます。
そのため、普段のお手入れで少しでも黄ばまないようにしたいものです。
ここでは、黄ばみを予防する3つの方法を紹介します。
ベビーパウダーを使う
赤ちゃんのあせも予防などに使用するベビーパウダー。
薬局などで見かけたことがある方も多いのではないでしょうか?
実はベビーパウダーは黄ばみ予防にも効果を発揮してくれます。
汗や油を吸収する性質があるので、ワイシャツに前もってつけておけば、汚れがつきにくく落ちやすくなるのです。
黄ばみが生じやすい襟や脇、袖口などにつけておくと良いでしょう。
汗っかきの方は、ワイシャツ全体に塗布する方法もオススメです。
洗濯のりをつける
洋服をパリッと仕上げてくれる洗濯のりは、黄ばみ対策にも有効です。
襟や袖につけておくことで、汚れがつきにくくなります。
ボトルタイプとスプレータイプがありますが、スプレータイプの方が使いやすいでしょう。
ドラックストアやスーパーの他、最近ではコンビニでも購入することができます。
スプレーした後にドライでアイロンをかけると、よりかための仕上がりにすることが可能です。
専用テープを使う
ワイシャツの袖口や襟に使える、汚れ防止用の専用テープがあることをご存知でしょうか?
目立ちにくく気づかれにくい工夫が施されており、好みの長さに切って貼るだけなので使いやすいという特徴があります。
簡単に対策をしたい方にはオススメできるアイテムと言えるでしょう。
ただ、セロハンテープのようにテープの粘着力で付けているため、洗濯前には剥がすようにして下さい。
まとめ
ワイシャツの黄ばみは、普段からのちょっとした工夫をすることで生じにくくなります。
最初は大変かもしれませんが、慣れてくれば苦もなくできるようになるでしょう。
予防策を講じておくことで、キレイな状態を保ちやすくなります。
もし黄ばみが発生してしまったら、早めにクリーニングに出すか、自宅でキレイにしましょう。
放置しておくと黒ずみになってしまい、落とすことが困難になります。
いつでも真っ白なワイシャツは素敵な印象を与えてくれます。
日頃のお手入れで、白さをキープできますよ。
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