営業でモノが売れないとクビになるのか?クビになる理由とは?

営業職なのに、どうにも成績が上がらない。

売上がさっぱりで、このままではクビになるのでは?とびくびくしているあなた。

 

売上が上がらないという理由で会社は社員をクビに出来るのか、クビになる事例などを紹介します。

 

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成績が悪いことでクビになるケース

営業成績が悪いことで、クビになることはあるのでしょうか。

 

残念ながら、可能性はゼロではありませんが、正社員であればすぐにクビということは考えづらいでしょう。

 

ただし、契約社員など雇用期間が決まっている人は、契約が更新されないというケースが考えられます。

 

法律を無視する会社もなくはない

本来は、「営業成績が悪い」というだけの理由ですぐに解雇することはできません

 

なぜなら、会社には従業員が結果を残せるようになるために、研修やサポートをする義務があるからです。

 

それが出来ていなかった場合は、売れない原因は営業職本人にあるのではなくて、会社の責任ということになります。

 

ですから、いきなりクビにするというのは考えづらいのですが、労働者の足下を見て無法なことをする会社がないとは言い切れません

 

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不当なクビであっても訴えづらい

万が一ものが売れていないという理由で解雇された場合でも、裁判で労働者側が勝つケースが多くあります。

 

普通は、会社側だって裁判を起こされたくはないですから、無謀な解雇はしないものです。

 

しかし、労働者にしてみれば、不当な解雇であっても訴えるだけの余裕がありません

すぐに次の仕事を見つけないといけないですし、裁判にはお金も時間もかかります。

 

それを見越した上で、平気で解雇をしてくる会社がないとは言えないのです。

損害賠償金を請求できても、裁判に勝つまでの経済的、精神的な負担を考えると、解雇にならないように対策をとる方が賢明でしょう。

 

クビになる前兆がある?

とはいえ、そこまで強引なことをする会社が普通ではないので、安心してください。

 

営業で売れていないからといって、すぐにクビにすることができないことくらい、会社側も分かっています。

 

ですから、そのような措置をとることはまれで、問題にならないように巧妙にリストラ策を練ってきます。

むしろこちらの方が困るかもしれません。

 

望まぬ部署への配置換え

一番多いのは、窓際部署と言われるような、仕事もほとんどないような部署だったり、全く望んでいない部署に急に配置換えされることです。

 

全く出世の見込みがないとか、僻地でほとんど仕事がないなんていう部署に飛ばして、やる気をなくさせるという戦法をとります。

 

このような場合、花形部署に戻れる可能性はほとんどありません。

やりがいがなくても給料をもらい続けるか、違う仕事を探すか、その選択を迫られることになるでしょう。

 

自己都合退職に追い込まれる?

簡単にクビには出来ないからこそ、あの手この手で自主退職に追い込もうとする場合があります。

 

パワハラだと訴えられない程度に毎日のように圧力をかけてくる、などです。

 

気の弱い人は、自分でも成績を上げられていないことが分かっていますから、怒られ続けることに耐えられなくなり、自分から辞めてしまいます。

 

会社側はそれを狙っているので、頑張るつもりがあれば辞める必要はありません。

 

他に会社をクビになるケースとは

では、営業で売れないという直接的な理由以外でクビになることはあるのでしょうか。

 

著しく能力が低いと判断された場合

相対的にみて、著しく能力が低い職務を遂行できないと判断された場合にクビになるケースはあり得ます。

 

たとえば、次のような場合です。

勤務態度が悪い(遅刻、欠勤が多いなど)

病気やケガによる長期療養

 

ただし、病気やケガは療養しても回復の見込みがない場合などに限られます。

 

とにかく、営業成績が悪い人はせめて勤務態度をしっかりとして、他につけ込まれる理由を作らないことです。

 

外資系など成果主義の会社

日本の会社ならすぐにクビになることは稀ですが、外資系の会社ではそうとは限りません。

 

仕事の成果ということについてはとてもシビアなので、営業成績が悪ければ給料のカットなどは当たり前、クビになる可能性も高いです。

 

外資系の会社は成果を出すことを前提に、高い報酬で年俸制で契約するところなどが多いですから、成績が悪ければすぐにクビになってしまうかもしれません。

日本の企業と同じように考えるのは危険です。

 

会社の経営状態が悪い場合

会社の経営状態が悪い場合、人員整理のために成績の悪い人からクビになるというケースは考えられます。

 

もちろん、経営が苦しいからといっていきなりクビになるわけではなく、まずは給料の減額などの交渉があります

 

そのまま居続けても、経営不振から給料が未払いになることもあります。

そうなると、その会社にいてもやっていけないので、他の会社に移る。

形はクビではありませんが、実質的なクビですね。

 

それでも給料が払われることを信じて居残る人もいますが、いずれ経営不振によるクビを言い渡されるでしょう。

 

基本的に会社は社員を簡単にクビに出来ない

クビになるケースをいくつ考えてきましたが、基本的には会社は社員を簡単にクビには出来ません

労働者は労働基準法で守られているからです。

 

かといって、それに甘えるのはよくありません。

クビにならなくても自主退職に追い込まれるケースは多々あるからです。

 

大事なのはやる気と誠意

仕事をしている以上、成果を出す必要がありますし、出ていないなら頑張って売上を上げる努力をする必要があります。

 

簡単にクビにならないからといって努力をしないなら、周りの人にも迷惑をかけることになりますし、自分でもやりがいが感じられず、毎日が楽しくないでしょう。

 

売れてないと思うなら、死に物狂いで働くくらいの気概が必要です。

営業で売れていないからとクビの対象になる人は、やはり普段の仕事の姿勢も問題視されていることが多いものです。

 

頑張ってもものが売れない時代です。

会社だって、営業が簡単でないことくらい分かっています。

 

でも、よく勉強しているな、すごく頑張っているなという姿勢がみられるならば、一生懸命サポートしてくれる人が出てくるでしょう。

 

そうならずにクビをちらつかされるということは、自分の仕事をする姿勢に問題があると考えた方がいいかもしれません

 

まとめ

営業でものが売れないからといってクビになるケースはゼロではないということを覚えておいた方がいいでしょう。

 

正社員ならまだしも、契約社員などは契約が更新されないことがありますから、どうしたら成果を出せるか常に学び続ける姿勢を忘れてはいけませんね。

 

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