疲労回復

休日に夕方まで寝るのは病気?【起きられない原因や危険性・対処法】

せっかくの休日にどこかへ出掛けようと思っていたのに、目が覚めたらいつの間にか夕方だった、なんてことはありませんか。

 

何だか時間を無駄にしている気がしますし、何よりたくさん寝た割には疲れが取れないばかりか余計に疲れているように感じることも。

 

今回は、なぜ夕方まで寝てしまうのか、その原因や対処法について紹介します。

 

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休日に夕方まで寝てしまう原因

赤ちゃんがたくさん寝るのはわかりますが、大人になったらそうそう眠れないものなのに、夕方まで寝るのは何故なのでしょうか。

 

疲労やストレスがたまっている

平日は忙しく気が張っていますから、疲れを自覚しづらいところがあります。

 

ところが休日になると張りつめていたものがぷつんと切れてしまい、ドッと疲れが出てしまうもの。

 

思ってもみなかったほどの疲労でなかなか起きられず、夕方まで寝てしまうということがあります。

 

自律神経の乱れ

長期間ストレスにさらされていたり、疲労がたまっていると自律神経のバランスを乱してしまうことがあります。

 

自律神経は、日中は交感神経が活発になり、食後や寝る前などは副交感神経が優位になることで心身のバランスを取っています。

 

それが乱れてしまうと眠りたいのに神経が高ぶって眠れず、質の高い睡眠が取れないために朝も起きられなくなり、夕方までだらだらと寝てしまったりします。

 

食生活が原因

男性は丼物など一皿で済むご飯が好きですよね。

また、仕事が忙しいと帰宅が遅くなり、寝る前に食事をしてしまう人も多いのではないでしょうか。

 

食事をしてから消化をするまで数時間の時間を要しますが、食べてからすぐ寝てしまうと、まだ消化活動が続いた状態で寝ることになります。

 

眠りたいけれど胃は頑張って働いている途中です。

脳は眠ろうとしますが身体は活動中なので疲れがとれません

 

ですから朝なかなか起きられず、夕方まで寝てしまうことがあります。

 

病気の前触れ

うつ病など心の病は、眠れないという症状と同じくらい、過眠という症状も見られます。

異常な眠気は専門家に一度診てもらった方がいいでしょう。

 

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寝過ぎの体への影響

疲れているのだから、寝たい!という欲望のままに寝ていても良さそうなものですが、寝過ぎは身体に良くないのでしょうか。

 

人の身体には適した睡眠時間というものがあります。

睡眠不足はもちろんよくありませんが、寝過ぎも良くありません

 

9時間以上の長時間の睡眠は、

  • うつのリスクを高める
  • 糖尿病のリスクを高める
  • 心臓疾患のリスクを高める
  • 寿命が縮まる

などの悪影響があるということが様々な研究によってわかってきています。

 

たしかに、寝過ぎたときは頭もぼーっとしますし、腰痛がひどくなったりしませんか。

身体も重いし、リフレッシュできません

疲れを取っているつもりが、かえって身体に悪いことをしているのかもしれませんね。

 

休日でもスパッと目覚める5つの方法

休日にいつも通り目覚めるためには身体のリズムを作っていくことと、上手にストレスを解消していくことがが大切です。

 

まずは疲れを自覚すること

仕事を頑張る真面目な人ほど、自分は疲れているんだ、具合が悪いんだと思いたくない人が多いものです。

 

しかし、普通の大人は夕方まで寝ません。

子供じゃないのですから、そんなに眠れません。

 

夕方まで寝ること自体が、異常なサインだと自覚する必要があります。

疲れていることは悪いことではないのですから。

 

心も身体も疲れたらケアをする。

その必要性をまずは自覚しましょう。

 

早起きをする

生活を朝方にシフトしていきましょう。

とはいっても、理由もなく早起きすることは結構難しいので、朝起きてやることを決めてみてください。

 

  • 朝起きて読書をする
  • 散歩、ウォーキングをする
  • 朝食を作る

など、目的を決めると早起きができます。

 

10分、15分などと中途半端な早起きではなくて、思い切って1時間くらい早起きしてみてください。

そうすると夜は早く眠くなりますし、ぐっすり眠って目覚めも良くなります

 

夕食は早めに

寝る3時間くらい前までには食事を終わらせておきたいところです。

とはいっても仕事が忙しいと、帰宅してから寝るまでにそんなに時間がない場合もありますよね。

 

そんな時は夕食を軽めにするために、残業中におにぎり1個でもいいので、ちょっと何かをつまんでおくことをおすすめします。

 

お腹が空きすぎていると帰宅してからどか食いしてしまうので、間に何かを入れておくことで、寝る前の食事を軽くします。

そうすれば消化の時間も短くなり、胃腸への負担も少なくなるでしょう。

 

寝る前は光の刺激を少なくする

寝る前にスマホをずっと見ていたりしませんか?

睡眠は目から入ってくる光の刺激の影響も受けます。

 

光が入ってくるとメラトニンという睡眠ホルモンが減ってしまうため、寝つきが悪くなります。

 

ですから寝る前は少し部屋の明かりを落として、光の刺激を少なくすることでメラトニンを分泌し、寝つきを良くしてみましょう。

 

朝は起きてカーテンを開ける

眠いからといってカーテンを締め切った部屋で、ずっと布団の中にいてはいけません。

眠いときこそカーテンを開けて朝日を浴びましょう

 

そうすることでセロトニンというホルモンを分泌するようになり、体内時計もリセットされます

セロトニンは別名「幸せホルモン」とも呼ばれますから、疲れているときほど分泌させたいホルモンです。

 

休日に夕方まで寝る原因や対処法・まとめ

健康でいるためには生活のリズムというものが必要です。

休みの日であっても規則正しく、いつもの要に過ごす方がかえって疲れがたまらないのです。

 

貴重な休日を寝て過ごすのももったいないですし、健康のためにも身体のリズムを整えていきましょう。

 

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