言いたいことがあっても言えなかったり、やりたいことがあっても行動に移せずにうだうだ悩んでしまったり。
どうしてこうも自分は小心者なのだろうかと落ち込んだりしていませんか。
大丈夫、小心者な性格は治せます。変われます。
今回は、小心者な性格の治し方について紹介します。
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小心者の9つの性格
小心者といわれる性格にもタイプが色々あります。
それによって克服法も違ってくるので、まずは自分がなぜ小心者だと思うのか、性格の特徴を捉えてみましょう。
人の評価を気にしすぎる
自分がどう思われているか、嫌われていないかどうか、常に人の評価が気になります。
自分がやりたいことよりも、人から評価されるかどうかという観点で物事を見てしまいます。
本当はやりたいことでも、人にバカにされるのでは、と不安に思うと出来なくなり、逆にやりたくないことであってもこれで評価が上がると思うとやってしまいます。
失敗が怖い
誰だってミスをするし、間違いのない人なんていないのに、失敗することを極端に恐れています。
慎重といえば聞こえはいいのですが、失敗して自分が出来ない人間だと思われることを恐れています。
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リスクを嫌う
失敗することが怖いために、リスクのあることには手を出しません。
少し背伸びをしてでも新しいことに挑戦してみようという気概もないため、面倒なことからは常に逃げてしまいます。
コンプレックスを抱えている
コンプレックスのない人もいませんが、小心者は人一倍コンプレックスが強いものです。
人から見たらそんなことはないのに、
- 自分は仕事ができない
- 見た目がよくない、イケてない
- お金がない
など、必要以上に自分を卑下しています。
自分より劣っている人には強気
自分より強い、優れていると思う人には勝てないことがわかっているので、非常に下手に出たりします。
その反対に、自分より劣っていると思った相手には必要以上に強気に出たりします。
勝てると思う勝負しかしません。
何でも悪い方に考える
まだ起きていないことでも、悪い方へ考える傾向があります。
事実を客観視するのではなく、自分の主観だけで判断することが多いため、勝手に被害妄想を膨らませ、他人に攻撃的な態度を取ることもあります。
何でも人のせいにする
自分は悪くない、自分のせいじゃないと失敗を周りのせいにしがちです。
失敗することを恐れていますから、その失敗が自分のせいだとは思いたくありません。
自分のせいで失敗したと思うと立ち直れないくらいに気持ちが落ち込んでしまうため、人に責任をなすり付けることで自分の心を守っています。
自分で判断できない
自分の判断にケチを付けられることがイヤなので、本当はやりたいこと、選びたいものがあっても、相手に合わせて「何でもいいよ」と言ってしまいがちです。
誰かにあわせている方が、失敗した時に自分のせいにならないからです。
自分に自信がない
上記の全ては、自分に自信が持てないことが根っこにあります。
自分がどう思われるか、失敗したらどうなるか。
そればかり気にしているのは、トラブルを自分で乗り越える自信がないからです。
小心者の治し方
生まれ持った気質は変えられないけれど、性格は変えることが出来ます。
ここでは小心者の性格の治し方を紹介します。
全員に好かれるのは無理だと思うこと
誰だって人には嫌われたくないものです。
しかし、これだけたくさんの人がいれば、気の合わない人や好みの合わない人もいて当然です。
どんなに人気のある「国民的アイドル」と呼ばれるような美しい女性でも、嫌う人がいます。
一般人だったら、イヤだと思う人がいて当たり前です。
大人になったら、いざという時に信頼できる人が一人、二人いれば十分です。
成功体験を積んでいこう
失敗してもいい、チャレンジして最終的に出来るようになればいい。
そう思えるようになるには、リスクをとって新しいことに挑戦してみるしかありません。
挑戦といっても、いきなりエベレストに登るとか、無謀なことはしなくてかまいません。
例えば自分が少しでも興味を持ったものに挑戦してみましょう。
ゴルフでもいいし、絵を描くとか文化的なことでもいい。
料理もいいですね。
何でもいいから「やってみよう」と行動に移すことが大事です。
1回でもいいから実際に行動に移すことで、その後のあなたの行動が変わってきます。
自分で決めて、自分で動く。
この繰り返しによって、あなたの行動範囲が広がり、色々なことにチャレンジできるようになっていきます。
失敗から学ぶ
失敗が悪いことだと思うと怖くなりますよね。
しかし、失敗は悪いことではありません。
成功者といわれる人ほど失敗をたくさんしているものです。
失敗は自分が失敗だと思った時に初めて失敗になります。
ですから、失敗だと思わなければいい。
「そうか、こうやるとうまくいかないんだな」と思えばいいのです。
失敗はうまくいかない方法を教えてくれる有り難いものだと思ってください。
自分に自信をつけていくしかない
あなたは何故自分に自信を持てないのでしょうか。
勉強ができなかったからか、スポーツが出来ないからか、それとも容姿に自信を持てないのか。
いずれにしても、克服できるものと出来ないものがあるので、その見極めをしてみてください。
例えば身長にコンプレックスがあっても、今から身長を伸ばすことは出来ませんよね。
どうしようもないことにこだわるのは愚の骨頂です。
今すぐ忘れましょう。
身長が低くても、自分を魅力的に見せるファッションはありますし、明るく親しみやすい性格だったら人が寄ってきます。
もし今人に好かれていないと思うなら、それは自分の性格に問題があるのであって、身長ではありません。
自分ではどうしようもないことにこだわることはやめ、努力で改善できる部分に焦点を当ててください。
そのためには、好きなことをとことんやってみることをおすすめします。
「自分はこれが好き!」「これが得意だ!」と人に自慢出来るものがあると、それだけで自信がつくものです。
誰にだって臆病な一面はある
何でも恐れずに立ち向かっていくように見える人でも、弱点はあるもの。
誰にだって不安になることや恐れることはあります。
小心者といわれる人はその度合いが人よりも大きいんですね。
でも、誰にでもあることだと思えば、その度合いを小さくしていけばいいだけのことですから、少しずつでも出来そうだなと思いませんか?
ここで、「きっとできる!」と思いましょう。
いきなりは出来なくても、少しずつでいいからやっていこう、自分を変えていこう、と思ってください。
そう思えるだけでも、自分を変える一歩を踏み出せているということです。
考え方の「クセ」を変えればいい
生まれつき小心者の赤ちゃんはいません。
神経質だったり繊細な気質を持って生まれてくる人はいますが、それは小心者とイコールではないですよね。
小心者な性格は、これまでの人生で自分が作ってきたクセのようなものです。
クセは自分が意識することで、時間がかかっても治すことが出来ます。
そのためには「自分は小心者なんだ」という現実を受け入れること。そこからスタートしましょう。
小心者の治し方・まとめ
大丈夫です、小心者な性格は治すことが出来ます。
治したい、そう思っている時点で一歩踏み出しているのですから、自信を持ってください。
小心者なあなたも自分の一部。
無理に変えようとしないでそれを受け入れながら、やりたいことをやってみてください。
行動することで性格は変わります。
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