インターネットが生活に欠かせないものになっている現代社会では、スマホやパソコンがない生活は考えられないでしょう。
しかし、過度に依存するのは問題です。
あっという間に時間が過ぎていきますし、健康にも良くない影響が考えられます。
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ネット中毒になる人の特徴
ネット中毒は中高生の子供が陥るものだとか、大人はネットを使う時間くらい自分で管理できる、と思われるかもしれませんが、大人でもやめられずに困っている人がいます。
- 友達がいないことが寂しくてネットの世界に没頭してしまう
- 暇つぶしで始めたネットゲームが、すっかりはまってやめられなくなってしまう
- SNSで「いいね」が欲しいあまり、自分も「いいね回り」がやめられなくなってしまう
誰かとつながりたくてネットの世界にはまってしまう人が多く、それだけリアルな現実の世界とのつながりが希薄になっているということではないでしょうか。
ネット中毒の害
インターネット中毒になったからといって、誰がに迷惑をかけるわけでもないじゃないか、という声が聞こえてきそうです。
しかし、本当にそうでしょうか。
肩や首のこり
視力の低下
寝不足による集中力低下
健康面での悪影響は、仕事や私生活にも支障をきたすことになることでしょう。
また、他にやるべきことがあるのに、それがおろそかにされて、インターネットに時間を割いているとしたら、問題ですね。
時間の浪費
重要なことの後回し
こういったことは、中毒になっていると気づかないものです。
ネットに熱中するあまり寝不足になったり、大事な人と過ごすべき時間を削ってまで熱中したりすると、後々の人生にまで悪影響が及んでくることになるでしょう。
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ネット中毒を克服するための11の方法
ネット中毒を克服するためには、行動や考え方を変えていく必要があります。
一つではダメなので、いくつか組み合わせていくのがポイントです。
ネット時間の記録をつける
ネット中毒になっている人は、自分ではその自覚がないかも知れません。
中毒というほどはやってない、と思われる人が多いのですが、記録をつけてみるとよく分析できます。
仕事や睡眠を除いた時間のうち、どのくらいスマホやパソコンを使っているか、記録をつけてみてください。
何時間やったらやり過ぎ、という明確な時間はありませんが、可視化することで自分の中毒度がわかると思います。
通知の設定をオフにする
SNSやメールなど様々な通知が全てオンになっていませんか?
通知が来るとスマホやパソコンが毎回毎回気になって見たくなってしまいますね。
ちょっと見るだけのつもりが、結局ずっと見てしまうということがあると思うので、通知類はオフにして、お昼休みや、通勤通学途中など、時間に余裕のある時にまとめて見るように気をつけましょう。
タイマーを使う
ほんの5分だけと思いながら、気がついたら1時間もネットを見ていたということはよくあると思います。
それならタイマーを使いましょう。
タイマーで時間をセットして、時間がきたらさっとやめます。
ブックマークの断捨離をする
よく見に行くベージはブックマークをしていると思いますが、いつの間にかブックマークしたページがどんどん増えていき、だらだらとネット時間が長くなることにつながっていませんか。
ブックマークしてあると、大して興味のなかったサイトまで見に行ってしまいますが、それがなくなれば自然と見る時間が短くなります。
本当に必要なブックマーク以外は、一度きれいに整理して、最小限のものだけを残すように減らしましょう。
早朝と夜中はネットを使わない
朝起きてすぐにスマホを見るとか、パソコンの電源を入れるという人は、まずそれをやめましょう。
また、寝る前にもネットを見ない時間を作ります。
寝室までスマホを持ち込まないようにし、寝る1時間前にはパソコンの電源も落とします。
ネットを使わない日(時間)を作る
お酒を飲み過ぎな人が休肝日を作るように、できれば、インターネットを使わない日というのを作ってみてください。
最初は週に1日、平日でかまいません。
それが難しいようでしたら、ほんの数時間からでも良いので、ネットに依存しない時間を作りましょう。
小さな成功体験が積み重なって、状況は改善してゆくことと思います。
外出する
家にいる時間が多いとネットをする時間が増えてしまいます。
1人でいる時間が長いと、どんどんネット時間に使ってしまうので、現実の社会で人と交流をすると良いと思います。
友達と会うのも良いですし、友達がいない場合は、趣味の合う人をネットで見つけて、オフ会のようなものに参加するのも良いと思います。
ボランティア活動に参加することや、気分転換に1人でふらりと外出もおすすめです。
休日は散歩をするのもいいし、スポーツジムに通うのもいいと思います。
ニュースは新聞で読む
ネットのニュースはたしかにリアルタイムで配信されるものもありますが、ビジネスマンとしてリアルタイムで把握していなければいけないようなニュースはそれほど多くないと思います。
だったらニュースは新聞で読みましょう。
少し家を早く出て、会社の近くのカフェでゆっくりと新聞を読む時間を作る、などの「一人朝活」をしてもいいと思います。
リアルの趣味を増やす
没頭できるくらい好きなこと、時間を惜しんでやりたいという趣味があれば、インターネットに頼ることはなくなります。
様々な趣味のスクール、教室などが無料の体験講座を開催していますので、興味のあるものに、ぜひ参加してみましょう。
今は特にやりたいことがなくても、実際にやってみたら「これはおもしろそうだ」と思うものが出てくるでしょう。
週末になるたびに、さまざまな活動に参加すると、人との交流も生まれますし、家でインターネットに割いている時間も少なくなります。
やりたいことリストを作る
今はネット以外にやりたいことが見つからない、という人もいるかもしれませんが、人生はそれだけで終わって良いのでしょうか。
何事も、実体験すること、自分で感じてみることが大事です。
どんなに小さなことでも良いので、100個やりたいことを書き出してみてください。
近所の公園まで散歩する
お気に入りのレストランを3件見つける
ハイキングに行く
映画を見に行く
時間の許す限りそのリストを実現させていく努力をすれば、自然とネット中毒から抜け出せるでしょう。
ネット依存専門外来を受診してみる
自分の力ではどうにもできないと思ったら、専門家の力を借りることも必要です。
依存症は病気なので、意思の力ではどうしようもないこともあります。
そのような時は医師のサポートを受ければ依存から抜け出すこともできるでしょう。
ネット中毒を克服する方法:まとめ
スマホもパソコンもインターネットも、生活を便利にするための道具に過ぎません。
人が道具に使われることがあってはいけないでしょう。
ネット中毒は人生の無駄遣いです。現実の世界にはもっと自分を成長させられること、人生を充実させられることが溢れています。
もっと目の前の現実に目を向けて欲しいと思います。
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