2年目社員に求められる役割【新人からデキる中堅を目指す方法】

入社したての頃は多少のミスをしても「まだ新人だから」ということで許してもらえましたが、2年目になると甘えてばかりもいられません。

 

これからは自分で考えて動いていくことも必要です。

 

中堅社員を目指して何をしていくべきなのか、2年目社員に求められることについてまとめました。

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2年目社員に求められる5つの役割

2年目になったら、先輩として後輩の指導をすることはもちろん、中堅社員に向けての準備として「もう新人ではない」という自覚を持つことが大切です。

 

責任感のある行動をとる

後輩の新人が入ってくるのですから、2年目といえども立派な先輩です。

 

これからはこれまで以上の責任感を持って仕事をすることが求められます。

 

後輩に指導する立場ですから、手本にならなくてはいけません。

常に「見られている」という自覚を持ちましょう。

 

とはいえ、まだまだ経験不足なので、どうすれば会社の業績に貢献できるのかということを考えて行動していく必要があります。

 

後輩の指導をする

1年目で自分が頑張ったことを踏まえて、新入社員が1日も早く戦力となるように指導することも求められます。

 

指導というのは思った以上に難しく、自分がやってしまった方が早いと思うこともあるでしょうが、ここはグッと我慢です。

 

自分もこうやって先輩に指導してもらったなと思うことを引き継ぎながらも、後輩の性格などに合わせて自分なりに教え方をアレンジするなどの工夫も必要になってきます。

 

後輩の指導も大切な仕事の一部です。

 

将来人の上に立ってリーダーシップを発揮するための準備だと思って頑張りましょう。

 

先読みして行動に移す

すでに1年の経験があるわけですから、「言われてから動く」ことは卒業しましょう。

自ら進んで動く

言われる前に提案する

ということを心がけたいものです。

 

主体性を発揮する

自ら考えて行動するということも求められます。

 

入社したての頃は言われたことをこなすことだけで精一杯だったと思います。

 

しかし、日常的なルーチンワークはすでにできるようになったはずです。

 

ルーチンワークを効率良くこなすことも大切なことですが、これからは「自分が新たな価値を生み出す」という意識を持って仕事をする必要があるでしょう。

 

そのためには、以下のような仕事に対する姿勢が必要になってきます。

もっと自分が成長できる仕事にチャレンジさせてもらう

人に聞いてばかりでなく自分で答えを出す

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リーダーになる時のことを見据えておく

自分に与えられた仕事をこなしているだけでは大きな成長はできません。

 

これからは、数年後にリーダーやマネージャーとして人の上に立てるような人材になっていかなくてはなりません。

 

そのためには、上司の仕事の仕方をよく観察し、研究することも必要です。

上司はどのように仕事の指示をしているのか

上司はどのようにチームをまとめているのか

人の上に立つということはとても難しいことで、すぐにできるようにはなりません。

 

いざ自分がリーダーになった時にどう行動すべきかという考え方を、2年目になって自分が先輩になった時から、後輩にどう接し、どう指導するかということを通して身につけていくのです。

 

2年目でやっておきたい3つのこと

では2年目で期待されている役割を果たすために、具体的にどのようなことをしていけば良いのでしょうか。

 

1年目を振り返る

新人の頃に立てた目標があると思います。

 

こんなことを目標として仕事をしていこうと思ったことの、どのくらいが達成できているかを見直してみましょう。

 

できていないことは、なぜできていないのかを考えると同時に、今後どうすることが必要なのかを考えます。

 

その上で2年目社員として今年は何をすべきなのか、新たに目標を立ててみましょう。

 

報・連・相の徹底

ビジネスシーンで大事だといわれる「ほうれんそう(報告・連絡・相談)」ですが、徹底できていない人は意外と多いものです。

 

「ほうれんそう」というと、指示された仕事についてとりあえず報告しておけばいいと思っていないでしょうか。

 

また、正直に伝えるのが怖くて、少し話を「盛って」しまうことはないでしょうか。

 

それでは正しい「ほうれんそう」とは言えません。

 

報告や連絡をしたら、今やっている方向性が間違っていないかその都度確認をしたり、もっと改善すべきことはないか聞いてみたり、仕事の質を向上させることにつなげたいですね。

 

教養を身につける

ビジネスマンとして、仕事のスキルを向上させ、知識もインプットしていくことはとても大事なことです。

 

これからはそれと同時に、人としての教養を身につけていくことも必要になってきます。

 

カリスマ経営者といわれるような人はほぼ例外なく、幅広い教養を身につけています。

・哲学
・歴史
・自然科学
・芸術
・心理学

上記のような書物を読んで学び、時には自分でも実践してみるなどして、人間としての幅を広げる努力をしています。

 

人生は死ぬまで勉強です。

 

仕事に直接関係のないことでも興味を持ったことは何でも吸収していこうという姿勢を持って生きていきたいですね。

 

2~3年目の過ごし方で将来に差がつく

日本独特の終身雇用制度は崩れつつあり、最初に就職した会社で一生を終える人の方がこれからはずっと少なくなってゆくでしょう。

 

しかも、人工知能(AI)が人の知能を超えるという「2045年問題」というものが控えています。

 

今ある仕事の半分近くが10年後にはなくなるとも言われているのですから、自ずと仕事の仕方も変えていく必要があります。

 

これからは今までよりもさらに、自分で考えて動ける人でないと社会では活躍しづらくなっていくでしょう。

 

単なるスキルというのは、そのうち機械に取って代わられます。

 

そうではなくて、人として何ができるのか、人にしかできないことを意識して仕事をしてく人が生き残れるようになるのです。

 

そのために大事なのが、若い頃の過ごし方です。

 

経験が少ないからこそ伸びしろがたくさんあるこの時期に、どれだけのことを吸収していけるか、それが5年後、10年後に大きな差となって現れます。

 

2年目社員の役割・まとめ

長い社会人生活始まったばかりですが、あっという間に時間は過ぎていきます。

 

将来大きな差がつくのは若い頃の過ごし方にあるといっても過言ではありません。

 

自分の器をもっと広げていけるように、仕事だけでなく人格も磨いていくことを意識して仕事に取り組んでみてください。

 

 

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