役に立つ雑学

スマートなお金の渡し方【センスの良い大人と思われるためのマナー】

飲み会の時に支払う分を立て替えてもらったときなど、後日お金を渡さなければいけませんが、どうやって渡すのが正しいのでしょうか。

 

そのままお金を渡すのも何だか失礼な気がしますし、相手を不快にさせず、気遣いのできる大人のマナーとしてスマートなお金の渡し方を知っておきたいですね。

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基本は封筒など袋に入れて渡す

友達だからといって、そのままむき出しで現金を渡すのは、大人のマナーとしてあまりスマートではありません。

金額の大小に関わらず、たとえ小銭だったとしても、封筒に入れて渡しましょう。

 

渡した時にはその場で「念のため確認をお願いします」といい、中身を確認してもらいます。

封筒に入れて渡し、後になってから「足りない」と言われても困りますし、お互いイヤな気分になってしまうからです。

そのためにも、封筒は封をせずに渡します。

 

名前と金額を書いておくと丁寧

お金を渡すというと、よくあるのは忘年会など飲み会の会費の精算だと思います。

幹事がまとめて払ってくれている時に、後日、自分の分を渡すケースです。

 

そんな時には誰がいくら渡したのかわかりやすいように、封筒に自分の名前と金額を書いておくと良いでしょう。

 

相手ももちろん誰からもらったかチェックはしていると思いますが、封筒にそのように書いてあったらチェックするのが楽になりますよね。

相手の手を煩わせないように配慮するのも大人のマナーの一つです。

 

どんな封筒が良いのか?

では、お金を渡す時に適した封筒はあるのでしょうか。

特に決まりはありませんので、そのお金に適した封筒を選びましょう。

 

例えば、お金を入れるのにB5やA4サイズの紙が入るような大きな封筒は必要ありませんよね。

お札が入るくらいの大きさがあればいいのですから、長形3~4号くらいの封筒(A4三つ折りまたは三つ折りB5四つ折りにして入る程度の大きさ)で十分です。

 

小銭であればコンビニや100円ショップで売っているぽち袋でもいいと思います。

また、手紙用の封筒でも色々な柄があるので、相手によって柄なども考えましょう。

 

自分よりも年上の相手に渡すなら事務封筒でもいいですが、女性だったら少し季節感のある柄などの袋を選ぶと「この人、センスがいい」と思われるかもしれません。

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お金の渡し方のマナーで注意したいこと

実際に渡すときのマナーです。

お金ですから、丁寧に扱うことを心がけましょう。

両手で渡す

封筒に入れたからといって、デスクの上に置いておく、ということをしてはいけません。

きちんと相手に手渡しをします。

 

その時は、片手で渡すのではなく、両手でもって渡すのが基本のマナーです。

受け取る場合も両手です。

 

お札は揃えて入れる

中身のお札は、方向を揃えておきましょう。

裏表、上下がバラバラになっているのはよくありません。

 

封筒を開けた時に、封筒の表面側にお札の顔がくるようにして、方向を揃えて入れておきます。

また、汚れているお札や破れているお札はやめて、ある程度綺麗なお札で揃えておいた方が好印象です。

 

結婚祝いなどのご祝儀ではないので、新札で揃える必要はありませんが、あまりにお札が汚いともらった方がちょっと不快になるかもしれません。

 

小銭はなるべく少なく

小銭の場合は、方向は関係ありませんが、なるべく数が少なくなるように大きな額の硬貨に合わせるようにします。

例えば、50円は10円玉5枚ではなくて、50円玉1つの方が少なくてすみますよね。

 

いくつ硬貨があっても金額に間違いがなければ問題ありませんが、小銭がじゃらじゃらするのはイヤなものです。

男性は特に、小銭が多いのを嫌う傾向にありますから、ですから、なるべく大きな単位で渡すように心がけてください。

 

ちょっとしたことかもしれませんが、相手に対する細やかな心遣いです。

 

おつりのないように渡す

お金を渡す時には、おつりがないようにピッタリの額で渡すのが基本です。

 

当然のように「1万円札しかないんだけど、おつりある?」などと聞くのは、少し配慮が足りません。

大きなお札しかない時は、面倒でも崩して、ピッタリの額を渡すようにしましょう。

 

今すぐ渡さなくてはいけない場合

場合によっては、今すぐ渡さないといけないということもあるかもしれません。

 

封筒を持っていない、コンビニに買いに行く時間もないという時は、「申し訳ございませんが、このままで失礼いたします」とひと言断って渡しましょう。

 

裸で渡して申し訳ないなという気持ちを相手に伝えることができれば、マナー違反にはなりません。

 

お金の渡し方のマナー・まとめ

最近はランチを食べたり、お酒を飲んだ時に「お会計はまとめてお願いします」というお店も増えているので、その場で割り勘にできないこともありますね。

 

そんな時に何気なくやっているお金の授受ですが、ちょっとした配慮をすることで素敵なマナーの持ち主だなと思ってもらうことができます。

 

お金をぞんざいに扱う人は良い印象をもたれにくいということもありますので、身近な人が相手だったとしても丁寧に扱いたいですね。

 

 

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