どんなに気をつけていても時に仕事で失敗をしてしまうことはあります。
大きな失敗であるほど「もう会社に行きたくない」「辞めてしまいたい…」と落ち込んでしまうこともあるでしょう。
そこで今回、仕事で大失敗をして会社に行きたくない時、そんな気持ちが少しでも楽になる考え方のコツを紹介します。
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大失敗したら仕事を辞める?
大きな失敗をしてしまうと、誰でも気持ちが動揺します。
ドラマのように「辞表を出すしかないのでは…」と考えてしまうことも。
しかし、本当に辞めてしまうのは現実的ではありません。
特に若くて経験が浅い人ほど、思考が飛躍して辞めることを考えがちです。
しかし、仕事を辞めなければならないほどの大きな仕事を任されているわけではなく、上司から「辞めてほしい」とでも言われない限り、辞める必要はまずありません。
むしろ、失敗と向き合って、乗り越え、頑張って信頼を取り戻すことが大切です。
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失敗をすると気持ちが落ち込むもの
人間は感情がある生き物です。
失敗をすれば、多かれ少なかれ誰でも落ち込みます。
自分がヒドくダメな人間に思えてしまうこともあるでしょう。
しかし、失敗は誰もが経験する道です。
やがて時が過ぎれば、笑い話の一つとして話せる日がきます。
反省し繰り返さないことは大事ですが、自分を責めるのはやめましょう。
失敗は乗り越えることで、自分をより大きくしてくれる試練です。
冷静に対処する術が身につけば、逆に自信につながることもあります。
失敗したらどうする?
失敗をした時の具体的な対処法を見ていきましょう。
速やかに報告する
失敗をしたことに気づくと、つい隠したいという気持ちが出てきてしまうこともあります。
しかし、失敗はいずれバレますし、隠したことが発覚すれば余計に信頼を失うので気をつけましょう。
失敗に気付いたら隠さず速やかに上司に報告し、できるだけ早く対応策をとることが肝心です。
上司は危機管理能力にも長けていますから、上司の判断を仰ぎましょう。
誠心誠意、謝る
誠意は相手に伝わります。
失敗をして迷惑をかけた関係者には、誠心誠意、謝ることを忘れないようにしましょう。
相手先だけでなく、失敗をリカバリーする為に動いてくれた関係者に対して謝罪とお礼を伝えることがけじめとして必要です。
時には厳しい言葉をもらうこともありますが、正直に誠意を持って対応しましょう。
なお、事後処理の態度もしっかり上司に見られています。
誠実に対応する姿を見て、逆に評価が上がることもあります。
原因を把握し同じ失敗を繰り返さない
事後処理とは別に、失敗した原因を把握することも必要です。
この時「なんで失敗してしまったのだろう」と責めるのではなく、「どうしたら失敗しなくなるだろう」と考えることがポイントと言えます。
過去を振り返ることは大切ですが、自分を責めてネガティブな思考に陥るのは望ましくありません。
それよりも、同じ失敗を繰り返さないためにポジティブに考える癖を付けることが肝心です。
原因がわかったら、失敗しない仕組みを整えて行動しましょう。
会社に行きたくない時、気持ちが楽になるコツ
失敗をすると、会社に行くことが気まずいという思いを経験したことがある方は多いと思います。
「行きたくない」と思った時は、どうしたら良いのでしょうか?
1日だけ我慢して行く
対処法として、我慢して「1日だけ仕事に行く」と考える方法があります。
次の日は休むつもりで、「1日だけ」と思い、仕事に行きましょう。
気まずいからといって、初日に休み、逃げてしまうとますます会社に行きづらくなります。
大失敗ほど、すぐに気持ちの切り替えができないかもしれませんが、落ち込みつつも、失敗した翌日は仕事を休まないことがポイントです。
休みたい気持ちをグッとこらえて仕事に行きましょう。
夕方くらいになれば、気持ちもいくぶん落ち着いて、「また頑張ろう」と前向きに考えられるようになります。
仕事の経験が積み重なるにつれて、気持ちのリセット方法も身につき、失敗も挽回できるようになるでしょう。
すぐに挽回しようと思わないこと
ただし、すぐに失敗を取り戻そうと焦るのは得策ではありません。
意気込みすぎて空回りしてしまうことも多いので、まずはミスをせず通常の仕事をこなす意識で仕事に臨みましょう。
失敗した後のあなたの態度によって、周りの見る目は変わります。
新しいことにチャレンジしてみる
それでも立ち直れない時は、今まで経験したことがないことに挑戦してみる方法も有効です。
新しいことに挑戦することで、過去の出来事を冷静に受け止められるようになります。
もしかしたら新しい可能性が開花することもあるかもしれません。
落ち込んでいる時ほど、新しことを行うことが効果的です。
ペットショップなど、自分を癒やしてくれる場所に足を運んでも良いでしょう。
海や山など、大自然を訪れてみることも有効です。
自分に力を与えてくれるものと触れ合うことで、失った気力が湧き上がることもあります。
失敗をしない人はいません。
皆、乗り越えています。
あなたもきっと乗り越えることができるでしょう。
まとめ
全くミスをしない人は、行動をしていない人です。
人は誰しも失敗を経験して、より強く賢くなります。
失敗をしたら、必要な対処をしてしっかり向き合いけじめをつけましょう。
その上で原因を究明し、同じ失敗を繰り返さないように気をつけることが肝心です。
会社に行きたくないと思ってしまうこともありますが、まずは頑張って1日だけ出社してみてください。
あなたは失敗をきっと乗り越えることができますよ。
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